ハッシュドポテトをノンフライヤーで冷凍からカリカリに焼く簡単な作り方

ハッシュドポテトをノンフライヤーで冷凍からカリカリに焼く簡単な作り方

ハッシュドポテトをノンフライヤーで作る究極ガイド

この記事でわかること
🍟
基本の調理法

冷凍ハッシュドポテトをカリカリにする温度と時間

💡
プロのコツ

失敗しないための下処理と油の使い方

🌿
アレンジレシピ

もっと美味しくなる!味付けアイデア集

ハッシュドポテトをノンフライヤーで冷凍からカリカリに焼く基本の作り方と温度設定

 


ノンフライヤーを使えば、忙しい朝でも冷凍ハッシュドポテトが手軽に、そして驚くほど美味しく仕上がります。油で揚げる手間や後片付けのわずらわしさから解放されるだけでなく、余分な油をカットできるのでヘルシー志向の方にもぴったりです。最大の魅力は、なんといってもその食感。ノンフライヤーの高温熱風が、ポテトの表面の水分を一気に飛ばし、外はカリッと、中はホクホクの理想的な状態を実現してくれるのです。
基本的な作り方はとてもシンプルです。
  • 予熱: まずはノンフライヤーを180℃~200℃で3~5分ほど予熱します。予熱は、食材を投入した際の温度低下を防ぎ、均一に火を通すための重要なステップです。
  • 並べる: 凍ったままのハッシュドポテトを、バスケットの中で重ならないように並べます。 ここがカリカリに仕上げるための最初のポイント。熱風が全体に行き渡るよう、隙間をあけて配置するのがコツです。一度にたくさん調理したい気持ちはわかりますが、詰め込みすぎは加熱ムラの原因になります。
  • 加熱: 180℃で10分、または200℃で5~8分程度加熱します。 機種や一度に調理する量によって最適な時間は変わるため、最初は短めの時間で設定し、焼き色を見ながら調整するのがおすすめです。残り2~3分のタイミングで一度バスケットを軽く振り、ポテトの上下を返すと、より均一な焼き色になります。

機種によっては「冷凍ポテトモード」のような自動メニューが搭載されている場合もありますので、取扱説明書を確認してみるのも良いでしょう。 はじめは少し手間取るかもしれませんが、お使いのノンフライヤーの「ベストな設定」を見つければ、いつでも安定した美味しさを楽しめるようになりますよ。

ハッシュドポテトをノンフライヤーで失敗しないための下処理と油のコツ


ノンフライヤーでのハッシュドポテト作りは簡単ですが、いくつかの「コツ」を押さえるだけで、その仕上がりは格段にレベルアップします。目指すは、ファストフード店で出てくるような、表面は黄金色でカリッカリ、中はしっとりホクホクのあの食感。その秘訣は「水分」と「油」のコントロールにあります。
冷凍ポテトをさらに美味しくする「油」のテクニック
市販の冷凍ハッシュドポテトは、製造段階である程度油処理がされていますが、ノンフライヤーで調理する前にもうひと手間加えるのがおすすめです。
  • オイルスプレーを活用する: 調理前にハッシュドポテトの表面にオイルスプレーを軽く吹きかけると、熱伝導が良くなり、焼き色が均一で美しくなります。 また、油の風味が加わることで、より揚げ物に近い満足感が得られます。オリーブオイル米油など、お好みのオイルで試してみてください。
  • 刷毛で塗る: スプレーがない場合は、刷毛で薄く油を塗るのでもOKです。このひと手間で、表面のカリカリ感が格段にアップします。

じゃがいもから手作りする場合の「水分」コントロール
生のじゃがいもからハッシュドポテトを作る場合、最も重要なのが「でんぷん」と「水分」の扱いです。
  1. 水にさらさない: 千切りやすりおろしたじゃがいもは、水にさらさないのが鉄則。じゃがいものでんぷんが、つなぎの役割を果たしてくれます。
  2. 水気をしっかり切る: ここが最重要ポイントです。塩を振ってしばらく置き、出てきた水分をキッチンペーパーや布巾で「これでもか」というくらい絞りましょう。水分が多く残っていると、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。
  3. 片栗粉をまぶす: 水気を切ったじゃがいもに、片栗粉を少量まぶすことで、カリカリ感が増し、まとまりやすくなります。 小麦粉でも代用できますが、片栗粉の方がよりクリスピーな食感に仕上がります。

これらの下処理は、少し手間に感じるかもしれません。しかし、この工程こそが、家庭で本格的なハッシュドポテトを再現するための鍵なのです。ぜひ一度、だまされたと思って試してみてください。その食感の違いに、きっと驚くはずです。

ハッシュドポテトのノンフライヤー調理がもっと楽しくなるアレンジレシピ


ノンフライヤーで作るハッシュドポテトの魅力は、その手軽さと美味しさだけではありません。シンプルな塩味はもちろん美味しいですが、少し工夫するだけで、朝食からお弁当、おつまみまで、さまざまなシーンで活躍する一品に大変身します。ここでは、いつものハッシュドポテトがもっと楽しくなるアレンジレシピをご紹介します。

🧀 チーズでコク旨アレンジ
  • とろけるチーズ乗せ: 焼き上がりの1~2分前に、ピザ用チーズやスライスチーズを乗せて再度加熱します。とろーり溶けたチーズとカリカリのポテトの組み合わせは、子どもから大人まで大好きな間違いのない美味しさです。
  • 粉チーズでカリカリ感アップ: 調理前に粉チーズをまぶしてから焼くと、チーズの香ばしさと塩気が加わり、カリカリ感もアップします。おつまみにぴったりの一品です。

🌿 ハーブ&スパイスで本格風味
  • ハーブソルト: シンプルにハーブソルトを振るだけで、一気に本格的な味わいに。ローズマリーやタイムなどの乾燥ハーブを調理前にまぶすのもおすすめです。
  • カレー風味: カレー粉と塩を混ぜて振りかければ、食欲をそそるスパイシーなハッシュドポテトに。お子様にも喜ばれる味です。
  • ガーリック&ペッパー: ガーリックパウダーと粗挽き黒胡椒をかければ、パンチの効いた大人向けの味に。ビールやハイボールが止まらなくなります。

🍽️ お弁当にもぴったりなアイデア
ノンフライヤーで作ったハッシュドポテトは、油が少ないので冷めても美味しく、お弁当のおかずに最適です。

下記サイトでは、じゃがいもを使った様々なお弁当おかずレシピが紹介されており、ハッシュドポテトをアレンジする際のヒントになります。

クラシル - じゃがいもを使ったお弁当おかず
これらのアレンジは、冷凍ハッシュドポテトでも、手作りハッシュドポテトでも楽しめます。色々な組み合わせを試して、ぜひあなただけのお気に入りの味を見つけてみてください。

ハッシュドポテトをノンフライヤーでじゃがいもから作る本格レシピと注意点


冷凍ハッシュドポテトの手軽さは魅力的ですが、時間のある週末などには、ぜひ生のじゃがいもから作る本格的なハッシュドポテトに挑戦してみてください。作りたての香ばしさ、そして自分好みの食感に調整できるのが手作りの醍醐味です。ノンフライヤーを使えば、油の後始末を気にすることなく、ヘルシーに本格的な味を楽しめます。
【材料】(2~3人分)
  • じゃがいも(男爵いもがおすすめ):中2個(約300g)
  • 片栗粉:大さじ2
  • 塩:小さじ1/2
  • こしょう:少々
  • 油(オリーブオイルや米油など):大さじ1

【作り方】
  1. じゃがいもの下準備: じゃがいもは皮をむき、千切りにします。スライサーを使うと均一な太さになります。食感を残したい場合は粗めの千切り、なめらかな食感が好みなら細めの千切りかすりおろしと混ぜるのがおすすめです。
  2. 水分を抜く: ボウルに千切りにしたじゃがいもと塩を入れ、軽く混ぜて5~10分置きます。じゃがいもから水分が出てきたら、手やキッチンペーパー、布巾などを使って力強く絞り、水気を徹底的に切ります。 この工程がカリッと仕上げるための最重要ポイントです。
  3. 成形する: 水気を切ったじゃがいもに、片栗粉とこしょうを加えてよく混ぜ合わせます。生地を4~6等分にし、手で小判形に成形します。厚さは1cm程度が火の通りも良く、カリッと仕上がります。
  4. ノンフライヤーで加熱: ノンフライヤーを200℃に予熱しておきます。成形したポテトの表面に刷毛やスプレーで薄く油を塗り、バスケットに重ならないように並べます。
  5. 焼く: 200℃で10分加熱します。一度取り出して裏返し、さらに5~8分、全体がきつね色になりカリッとするまで焼きます。焼き時間は機種や厚みによって調整してください。

手作りならではの注意点
  • じゃがいもの品種: でんぷん質が多い男爵いもやキタアカリはホクホクした食感に仕上がり、ハッシュドポテトに適しています。メークインのような粘質系のじゃがいもは、もちっとした食感になります。
  • 成形の厚み: 厚すぎると中まで火が通りにくく、薄すぎると焦げやすくなります。1cm程度の厚さを目安に、均一に成形しましょう。
  • でんぷんは洗い流さない: じゃがいもに含まれるでんぷんが天然のつなぎとなります。千切りにした後、水にさらさないように注意してください。

手作りハッシュドポテトは、玉ねぎのみじん切りを加えたり、コンソメで下味をつけたりと、アレンジも自由自在です。手間をかけた分だけ、格別の美味しさを味わうことができますよ。

ハッシュドポテトだけじゃない!ノンフライヤーで変わる冷凍食品との付き合い方


ノンフライヤーを手に入れたら、ハッシュドポテトだけでなく、ぜひ様々な冷凍食品を試してみてください。「揚げる」という調理のハードルがぐっと下がることで、日々の食生活がより豊かで手軽なものに変わるはずです。これまで「面倒くさい」「油の処理が大変」と感じていた冷凍の揚げ物たちが、ノンフライヤーを使えば、電子レンジで温めるのと変わらないくらいの手軽さで、揚げたてのような美味しさに生まれ変わります。
ノンフライヤーが得意な冷凍食品たち
特にノンフライヤー調理に向いているのは、衣がついているタイプの冷凍食品です。
  • フライドポテト: ハッシュドポテトと同様、カリカリの食感を手軽に再現できます。シューストリング、ナチュラルカットなど、種類を問わず美味しく仕上がります。
  • 鶏のからあげ・チキンナゲット: オーブントースターで温めるとパサつきがちなからあげも、ノンフライヤーなら外はカリッと、中はジューシーに仕上がります。余分な油が落ちてヘルシーになるのも嬉しいポイントです。
  • とんかつ・メンチカツ: 惣菜コーナーで買ってきた揚げ物や、冷凍のとんかつも、ノンフライヤーで温め直せば、まるで揚げたてのようなサクサクの衣が復活します。
  • アメリカンドッグ・春巻き: 表面はカリッと、中はふんわり、アツアツに。屋台の味がお家で手軽に楽しめます。

調理のコツと意外な活用法
  • 温度と時間: 基本はパッケージに記載されているオーブントースター調理の温度と時間を参考にしつつ、少し高めの温度(180℃~200℃)で短時間加熱するのが、カリッと仕上げるコツです。
  • 温め直し(リベイク)に最適: スーパーのお惣菜やデリバリーで冷めてしまったピザ、天ぷらなども、ノンフライヤーで数分加熱するだけで、驚くほど美味しくよみがえります。
  • 意外なものも: 食パンを入れれば絶品トーストに、野菜を素焼きにしたり、焼きおにぎりを作ったりと、その活用法は無限大です。

下記サイトでは、ノンフライヤーの様々な活用法が紹介されており、レパートリーを広げるのに役立ちます。

COSORI レシピ
ノンフライヤーは、単に「油を使わずに揚げる調理家電」というだけではありません。日々の調理を楽にし、食卓を豊かにしてくれる、主婦の頼もしいパートナーと言えるでしょう。ハッシュドポテト作りをきっかけに、ぜひその多彩な可能性を探ってみてください。

 

 


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