離乳食のカレーは、離乳食後期以降から与えることができます。離乳食初期や中期では、消化器官が未発達のため、スパイスの刺激が強いカレーは負担となります。
離乳食後期以降になると、消化器官も少しずつ大人と同じように機能するようになってきます。そのため、少量のカレー粉を加えることで、風味づけや食欲増進に役立てることができます。
ただし、カレー粉は辛みが強いため、使う量には注意が必要です。1歳頃までは、小さじ1/4程度にしましょう。また、カレー粉の種類によっては、辛さが強いものもあるので、パッケージの表示をよく確認してください。
また、カレー粉を使う際には、牛乳や豆乳を混ぜると、まろやかになり食べやすくなります。
離乳食後期のカレーレシピです。
材料:
作り方:
ポイント:
離乳食後期のカレーは、野菜がたっぷり食べられて栄養価も高いメニューです。赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。
離乳食期は味覚が敏感なため、甘味と塩味のバランスを大切にし、徐々に味付けを濃くしていくことが重要です。また、辛味のあるスパイスは避け、香り付けに留めるのがよいでしょう。
甘口にするポイント
塩分を控えめにするポイント
トマトやピーマンなどの丸くてつるつるした食材は、そのままだと喉に詰まる危険があるため、離乳食のカレーでは以下の調理方法が推奨されます。
トマト
ピーマン
離乳食にカレーを取り入れるメリットは以下の通りです。
カレーの栄養的メリット
カレーを離乳食に取り入れるその他のメリット
カレーには香辛料が使われているので、離乳食初期には避けた方が良いですが、離乳食完了期(1歳頃)からは子ども用のカレールウを使って少しずつ取り入れていくことをおすすめします。