離乳食の豆乳はいつから?/赤ちゃんにおすすめは、無調整豆乳?

離乳食の豆乳はいつから?/赤ちゃんにおすすめは、無調整豆乳?

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離乳食の豆乳/おすすめ

離乳食の豆乳のメリット

 

離乳食に使う豆乳には、どういうものがおすすめなんでしょうか?

 

豆乳には、大豆に含まれるイソフラボンが含まれています。豆乳には、カルシウムや鉄分、ビタミンB群などが豊富に含まれています。さらに、豆乳を加えると風味がまろやかになり、青菜など赤ちゃんが食べにくい野菜のクセをなくし、食べやすくしてくれるのもメリットと言えるでしょう。

 

苦手な食材をおいしく食べてもらいたい時に、試してみるのもいいですね。豆乳の使い方としては、野菜や果物と一緒にミキサーにかける、シチューやスープの代わりに使う、おかゆに混ぜるなどがあります。

 

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離乳食に使う豆乳を選ぶときには、以下の点に注意しましょう。

 

原材料が「大豆」のみの無調整豆乳を選ぶ
離乳食に使う豆乳は、大豆以外の原材料が加えられていない「無調整豆乳」を選びましょう。無調整豆乳は、大豆をそのまま原材料としているため、余計なものが入っていません。調整豆乳や甘味入り豆乳には、砂糖や添加物が含まれているものもあるため、離乳食には向いていません。

 

「調製豆乳」は、大人には飲みやすくなるよう味付けが調整されていますが、赤ちゃんには「豆腐汁」っぽい味の無調整豆乳のほうがいいんですね。

 

豆乳にはアレルギーを持つ人もいるため、初めて与える場合は少量から始めて様子を見てください。

 

離乳食の豆乳/無調整

離乳食の豆乳/無調整
離乳食には、「無調整豆乳」を使いましょう。

 

無調整豆乳は、調整豆乳に比べると「安くて、大豆の栄養が効率的に摂れる。また余計な成分が入ってない」点が離乳食にむいています。

 

項目 調整豆乳 無調整豆乳
大豆固形分 6%以上 8%以上
砂糖や食塩を加えて飲みやすく調整されている 大豆そのものの風味。豆腐汁のような味で飲みにくい
栄養価 タンパク質やカルシウム、ビタミンB12などの栄養素は無調整豆乳の方が高い 大豆の栄養を効率的に摂取できる
価格 無調整豆乳の方が安い 調整豆乳の方が高い
使用用途 そのまま飲む、料理やスイーツに使う 料理やスイーツに使う、豆腐を作る
離乳食 原材料が「大豆」のみの無調整豆乳を選ぶ 原材料が「大豆」のみの無調整豆乳を選ぶ

 

豆乳には調整豆乳と無調整豆乳があります。調整豆乳は、大豆以外の原材料が加えられ、水や砂糖、油脂などが添加され、味や風味が調整された製品です。調整豆乳は、豆乳の味わいや風味を調整するために、豆乳を製造する過程で発生する不純物や苦味などを取り除いた上で、砂糖や油脂などを加えて調整されます。そのため、調整豆乳は豆乳よりも甘くてコクがあり、豆乳本来の味わいを感じにくいといわれています。

 

一方、無調整豆乳は大豆以外の原材料が加えられていない製品で、豆本来の味わいが楽しめます。無調整豆乳は、豆乳の原材料である大豆を水で煮た後、濾して製造されます。そのため、豆の風味が強く、豆本来の味わいを楽しむことができます。また、無調整豆乳は、豆乳に含まれるたんぱく質やカルシウム、ビタミン類などの栄養素が豊富で、健康に良いとされています。

 

離乳食の豆乳/いつから?

離乳食の豆乳/いつ
離乳食初期の後半から豆乳を少量から加熱した料理に加えることができます。

 

豆乳は、大豆を原料として作られた飲料であり、牛乳に比べて脂質が少なく、代わりにタンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。また、豆乳には独自の風味があり、カロリーや塩分量も低く、栄養価が高いとされています。

 

豆乳を使ったレシピも多数あり、中でも離乳食においては、豆乳を加熱して野菜や肉、魚と一緒に煮込んだり、カレーやシチュー、スープなどのベースに使うことができます。豆乳は、離乳食中期から使える食材の一つであり、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を摂取するために積極的に取り入れていきたい食材の一つです。

 

以上のことから、赤ちゃんの離乳食に豆乳を使う際には、適切な加熱方法や食材との組み合わせを考えながら、適量を与えるようにしましょう。

 

離乳食の豆乳/注意点

離乳食の豆乳/注意点
離乳食に豆乳を使うときの注意点は?

 

豆乳は無調整豆乳は、7~8ヵ月頃から離乳食の食材に使うことができます。少量を加熱して料理に使うようにしましょう。また、豆乳の原材料である大豆は、アレルギー症状を引き起こす可能性があるため、はじめて与える際は、ごく少量からスタートし、体調に変化がないかよく観察しましょう。

 

異常があった場合は、速やかに処置を受けられるよう、病院の診療時間中の昼間に食べさせると安心です。

 

、豆乳は、乳製品である牛乳と比べて、ビタミンB2やカルシウムがほとんど含まれていません。一方で、鉄分が豊富なので、鉄欠乏性貧血の心配がある場合は、シチューや煮物などの離乳食に上手に取り入れることがおすすめです。ただし、豆乳はカロリーや脂質が少なめで、ビタミンB1や食物繊維は豊富に含まれています。そのため、飲料としてではなく、料理に使うことで、栄養バランスを整えることができます。

 

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