春巻きをノンフライヤーで!基本のレシピとカリカリにするコツ

春巻きをノンフライヤーで!基本のレシピとカリカリにするコツ

春巻きをノンフライヤーで楽しむ

この記事でわかること
🍳
基本のレシピ

ノンフライヤーで作る、美味しい春巻きの基本レシピを解説します。

カリカリのコツ

揚げずに、まるで揚げたてのようなカリカリ食感を実現する秘訣を伝授します。

🧊
冷凍・温め直し

冷凍春巻きの調理法や、お惣菜の春巻きを美味しく温め直す方法もご紹介します。

春巻きをノンフライヤーで!基本の作り方とレシピ

 

ノンフライヤーを使えば、油で揚げるよりもずっと手軽でヘルシーに春巻きが作れます。後片付けが簡単なのも嬉しいポイントですよね。ここでは、誰でも美味しく作れる基本的な春巻きのレシピをご紹介します。ノンフライヤー初心者の方でも失敗しないように、手順を一つずつ丁寧に解説しますので、ぜひ挑戦してみてください。
【基本の豚肉春巻き レシピ】
材料(10本分)

  • 春巻きの皮: 10枚
  • ひき肉: 150g
  • たけのこ水煮(細切り): 80g
  • 緑豆春雨: 30g
  • もやし: 1/2袋
  • ニラ: 1/2束
  • 干し椎茸: 3枚(水で戻してみじん切り)
  • ごま油: 大さじ1
  • 醤油: 大さじ1.5
  • オイスターソース: 大さじ1
  • 砂糖: 小さじ1
  • 片栗粉: 大さじ1
  • 水溶き小麦粉(のり用): 適量
  • サラダ油(皮に塗る用): 適量

作り方

  1. 下準備: 緑豆春雨は熱湯で戻し、食べやすい長さに切ります 。ニラは3cm幅に、干し椎茸は薄切りにします 。
  2. 具材を炒める: フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉を炒めます 。色が変わったら、たけのこ、椎茸、もやしを加えてさらに炒めます。
  3. 味付け: 全体に火が通ったら、春雨、ニラを加え、醤油、オイスターソース、砂糖で味を調えます。一度火を止め、水で溶いた片栗粉を回し入れ、再度火をつけてとろみがつくまで混ぜ合わせます 。
  4. 冷ます: 出来上がった具材は、バットなどに広げて粗熱を完全に取り除きます 。ここでしっかり冷ますことが、皮がべちゃっとするのを防ぐ重要なポイントです。
  5. 包む: 春巻きの皮の手前に具材をのせ、手前から一巻きします。左右の皮を内側に折り込み、くるくると最後まで巻いて、巻き終わりに水溶き小麦粉を塗ってしっかりと留めます 。
  6. ノンフライヤーで焼く: ノンフライヤーを200℃で5分予熱します 。バスケットに春巻きを重ならないように並べ、表面にハケやオイルスプレーで薄く油を塗ります 。200℃で約10〜15分、途中で一度裏返して全体がきつね色になるまで加熱します 。

火を使わず電子レンジで具材を作る方法もあります 。耐熱容器に具材と調味料を入れ、加熱するだけで簡単に餡が完成するので、さらに時短になりますよ。

春巻きをノンフライヤーでカリカリにするコツと裏技

ノンフライヤーで春巻きを作った時、「なんだか皮がパリッとしない」「揚げたものとは食感が違う…」と感じたことはありませんか? 。実は、いくつかのコツを押さえるだけで、揚げたてのような「カリカリ」「サクサク」の食感を実現できるんです。ここでは、その秘訣を詳しく解説します。
✨ コツ1:油を薄く塗る

ノンフライヤーは油なしでも調理可能ですが、春巻きの皮をカリッとさせるには、少量の油を塗るのが効果的です 。ハケやキッチンペーパーでサラダ油やごま油を薄く塗るか、オイルスプレーを使うと、均一に油が行き渡り、焼きムラを防ぎ、美しい焼き色がつきます 。このひと手間で、皮の水分が程よく飛び、香ばしさとパリパリ感が格段にアップします。
✨ コツ2:皮の選択と巻き方

意外と見落としがちなのが、春巻きの皮の種類です。レシピによっては、生春巻きで使うライスペーパーを使用すると、外はカリカリ、中はもちっとした独特の食感が楽しめます 。また、具材を巻く際には、空気が入らないように少しきつめに巻くのがポイントです 。ただし、きつく巻きすぎると焼いている途中で皮が破れる原因になるので、力加減には注意してください。
✨ コツ3:予熱と温度設定は必須

ノンフライヤーの性能を最大限に引き出すには、予熱が非常に重要です 。庫内をあらかじめ高温にしておくことで、春巻きを入れた瞬間に表面の水分を飛ばし、カリッとした食感を生み出します。温度は200℃程度の高温で、時間は10〜15分が目安です 。短時間高温で焼き上げることが、外はカリッと、中はジューシーに仕上げる鍵となります。
✨ コツ4:【裏技】卵白を塗る

アップルパイなどを作る際に使われるテクニックですが、春巻きにも応用できます 。巻き終えた春巻きの表面に、溶いた卵白を薄く塗ってから焼くと、皮に含まれるデンプンが固まり、より一層パリパリとした食感になります。ツヤのある美しい焼き上がりになるというメリットもあります。
これらのコツを実践すれば、ノンフライヤーでも揚げ物に負けない本格的な春巻きが作れます。ぜひ、ご家庭で試してみてください。

春巻きの冷凍保存とノンフライヤーでの美味しい温め直し方

たくさん作った春巻きや、市販の冷凍春巻きは、ノンフライヤーを使えばいつでも手軽に美味しく食べられます。冷凍からの調理はもちろん、スーパーのお惣菜で買ってきた春巻きの温め直しにもノンフライ-ヤーは大活躍 。余分な油を落としつつ、揚げたてのような食感を復活させる方法をご紹介します。
🧊 冷凍春巻きの調理法

市販の冷凍春巻きを調理する場合、解凍せずにそのままノンフライヤーに入れるのが基本です。メーカーによって推奨される調理時間が異なるため、パッケージの表示を確認するのが一番ですが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 予熱: まずはノンフライヤーを180℃〜200℃に設定し、3〜5分予熱します 。
  • 調理: バスケットに冷凍春巻きを重ならないように並べます。表面に軽くオイルをスプレーすると、よりカリッと仕上がります 。180℃で8〜10分加熱し、途中で一度裏返したり、バスケットを揺すったりして、全体に均一に火が通るようにするのがポイントです 。焼き色が足りない場合は、様子を見ながら1〜2分ずつ追加で加熱してください。

自分で作った春巻きを冷凍保存する場合は、具を包んだ状態で、1本ずつラップに包んでから保存袋に入れると、くっつかずに冷凍できます。調理する際は、市販の冷凍春巻きと同様に、凍ったままノンフライヤーで加熱してください。
🔥 お惣菜の春巻きの温め直し

時間が経ってしんなりしてしまったお惣菜の春巻きも、ノンフライヤーを使えば驚くほど美味しく復活します。電子レンジで温めるとべちゃっとしてしまいますが、ノンフライヤーなら余分な油と水分を飛ばしてくれるため、サクサク感がよみがえります 。

  • 温度と時間: 180℃に予熱したノンフライヤーで、3〜5分加熱するだけで十分です。加熱しすぎると焦げてしまうので、時間は短めに設定し、様子を見ながら調整してください 。
  • 油切り効果: 温め直すと、春巻きから出た余分な油がバスケットの底に落ちるのがわかります 。カロリーを抑えたい方にとっても、嬉しい効果ですね。

以下の参考リンクでは、フィリップス社がノンフライヤーを使った豚もやし春巻きのレシピを公開しており、調理時間などの参考にできます。
フィリップス公式サイトの春巻きレシピ

春巻きのマンネリ打破!ノンフライヤーで作る変わり種アレンジレシピ

定番の春巻きも美味しいですが、いつも同じだと飽きてしまうこともありますよね。ノンフライヤーがあれば、おかず系からスイーツ系まで、春巻きの皮を使ったアレンジレシピが手軽に楽しめます。ここでは、マンネリを打破する、ちょっと意外で美味しい変わり種春巻きのアイデアをいくつかご紹介します。
🧀 大葉とアボカドチーズの生春巻き風スティック

生春巻き用のライスペーパーを使った、外はカリッ、中はもちっとした食感が新しい一品です 。クリーミーなアボカドととろけるチーズ、爽やかな大葉の組み合わせが絶妙です。

  • 材料: ライスペーパー、アボカド、とろけるチーズ、大葉
  • 作り方: ぬるま湯で戻したライスペーパーに、大葉、スライスしたアボカド、チーズをのせて巻きます。表面に油を軽く塗り、200℃のノンフライヤーで約8分加熱すれば完成です。

🦐 とろーり海老クリーム春巻き

洋食の定番、クリームコロッケを春巻きで再現。手作りのホワイトソースとぷりぷりの海老がたまらない、子どもから大人まで大好きな味です 。

  • 材料: 春巻きの皮、むき海老、玉ねぎ、バター、小麦粉、牛乳
  • 作り方: バターで玉ねぎを炒め、小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒めます。牛乳を少しずつ加えてのばし、とろみがついたら海老を加えてホワイトソースを作ります。粗熱が取れたら春巻きの皮で包み、200℃のノンフライヤーで約10分、きつね色になるまで焼きます 。

🍎 まるでスイーツ!春巻きアップルパイ

春巻きの皮を使えば、面倒なパイ生地作りは不要!ノンフライヤーで焼くことで、揚げたようにパリパリの皮の中に、とろりと甘いりんごフィリングが絶品の簡単スイーツが作れます 。

  • 材料: 春巻きの皮、りんご、砂糖、シナモン、バター、卵白
  • 作り方: りんごをいちょう切りにし、バター、砂糖、シナモンと一緒にフライパンで煮詰めてフィリングを作ります。粗熱が取れたら春巻きの皮で包み、表面に卵白を塗ります 。200℃のノンフライヤーで約15分、途中でグラニュー糖を振って焼くと、より本格的な仕上がりになります 。

これらのレシピは、COSORIなどのノンフライヤーメーカー公式サイトや、レシピサイトNadiaでも詳しく紹介されています。ぜひ参考にして、新しい春巻きの世界を楽しんでみてください。
Nadia掲載の春巻きアップルパイレシピ

【独自視点】春巻きだけじゃない!ノンフライヤーで広がる「巻き物」料理の世界

ノンフライヤーの「高温の熱風で包んだものをカリッと仕上げる」という特性は、春巻き以外にも様々な「巻き物」料理に応用できます。春巻きの皮や餃子の皮食パンなど、身近な食材を使って、世界中の美味しい料理をヘルシーに再現してみませんか?ここでは、ノンフライヤーの可能性を広げる、新しい「巻き物」料理の世界をご提案します。
🇮🇳 餃子の皮で簡単サモサ風

インド料理の定番スナック「サモサ」を、餃子の皮で手軽に再現。スパイシーな具材とカリカリの皮が食欲をそそります。

  • 具材アイデア: カレー粉で炒めたひき肉とじゃがいも、グリンピースなど。
  • 作り方: 餃子の皮で具材を三角に包み、表面に油を塗ってノンフライヤーで焼きます。本物のサモサのように、皮を二重にして厚みを出すと、より本格的な食感になります。

🇲🇽 食パンでヘルシー・チーズブリトー

トルティーヤの代わりにサンドイッチ用の食パンを使った、なんちゃってブリトー。麺棒で薄くのばした食パンは、焼くとサクッとした歯ごたえに。

  • 具材アイデア: タコミート、アボカド、チーズ、サルサソースなど。
  • 作り方: 麺棒で薄くのばした食パンに具材をのせて巻き、巻き終わりを水でとめます。ノンフライヤーで表面がカリッとするまで焼けば、朝食やランチにぴったりの一品が完成です。

🇫🇷 おかずクレープ「ガレット」風

春巻きの皮をそば粉のガレット生地に見立てたアレンジ。卵やチーズ、ハムなどを包んで焼けば、おしゃれなカフェメニューのような一皿が楽しめます。

  • 具材アイデア: ハム、チーズ、そして中央に卵を一つ落とすのが定番スタイル。
  • 作り方: 春巻きの皮を2枚少し重ねて広げ、中央に具材をのせます。四方を折りたたんで正方形にし、卵が好みの固さになるまでノンフライヤーで加熱します。

このように、少し視点を変えるだけで、ノンフライヤーは日々の食卓を豊かにする強力なパートナーになります。春巻き作りで余った皮の活用法としても最適です。ぜひ、自由な発想でオリジナルの「巻き物」料理に挑戦してみてください。

 

 


友盛 網状蝦春巻き(16g*24個)384g 業務用 冷凍