粉チーズの離乳食はいつから/おすすめはパルメザンチーズ

粉チーズの離乳食はいつから/おすすめはパルメザンチーズ

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粉チーズの離乳食はいつから

粉チーズの離乳食はいつから

 

粉チーズの離乳食はいつから

粉チーズは、離乳食中期(生後9~11か月頃)から与えることができます。

 

粉チーズは、タンパク質、脂質、カルシウムなどを含み、離乳食に欠かせない栄養素を補給することができます。また、粉チーズは塩分も含まれているため、味付けや風味付けに使うことができます。

 


しかし、粉チーズには塩分が多いため、与える量には注意が必要です。粉チーズはパルメザンチーズという種類で、一食分の約6gに塩分は0.09g含まれています。赤ちゃんの離乳食期に与えられる塩分の目安は1日で1.5g程度とされているので、1食あたり0.5g以下になるようにしましょう。

 

離乳食中期は1日あたり小さじ1杯程度を目安に与えましょう。また、粉チーズは乳製品なので、牛乳アレルギーがある場合は注意が必要です。

 

粉チーズを与える際は、以下の点に注意しましょう。

 

  • 塩分が多いため、与える量には注意する。
  • 牛乳アレルギーがある場合は注意する。
  • そのまま食べさせるのではなく、おかゆやスープ、煮物などの料理に混ぜて与えるようにする。

 

少量から始め、様子を見ながら徐々に量を増やす。
粉チーズは、離乳食に欠かせない栄養素を補給できる食材です。上手に活用して、赤ちゃんの成長をサポートしましょう。

 

粉チーズの離乳食のおすすめ

粉チーズの離乳食はいつから/パルメザンチーズ

 

粉チーズに含まれる「タンパク質分解酵素」は、赤ちゃんの消化吸収を助ける効果があることが知られており、離乳食に適した食材と言えます。また、粉チーズには、赤ちゃんの発育に必要な鉄分やビタミンB12も含まれています。

 

ただし、粉チーズは、乳アレルギーの赤ちゃんには与えないように注意しましょう。また、塩分や脂肪分が多く含まれているため、与えすぎると消化不良を起こすことがあるため、注意が必要です。

 

離乳食の粉チーズには、以下の点に注意して選びましょう。

 

塩分量が少ないものを選ぶ
粉チーズには、塩分が含まれているため、塩分量が少ないものを選びましょう。離乳食後期の1日の塩分量は、1gまでとされています。粉チーズの塩分量は、商品によって異なりますが、1食あたり0.1g程度を目安にしましょう。

 

脂肪分量が少ないものを選ぶ
粉チーズには、脂肪分も含まれているため、脂肪分量が少ないものを選びましょう。離乳食後期の1日の脂肪分量は、30gまでとされています。粉チーズの脂肪分量は、商品によって異なりますが、1食あたり3g程度を目安にしましょう。

 

乳アレルギーの赤ちゃんには与えないようにする
粉チーズは、乳製品であるため、乳アレルギーの赤ちゃんには与えないようにしましょう。乳アレルギーの赤ちゃんに粉チーズを与えると、アレルギー反応を起こす可能性があります。

 

離乳食後期から与え始める
粉チーズは、離乳食後期から与え始めましょう。離乳食初期や中期の赤ちゃんの消化器官は未発達なため、粉チーズを与えると、消化不良を起こす可能性があります。

 

離乳食用の粉チーズはパルメザンチーズ

粉チーズの離乳食はいつから/種類

 

粉チーズは、チーズの種類でいうと、パルメザンチーズです。パルメザンチーズは風味とコクがあり、離乳食によく使われます。

 

固形物がうまく消化できない時期には、粉状になったチーズが離乳食に都合が良いんですね。おかゆなどに混ぜて使いやすいのがポイントです。

 

粉チーズの与え方の注意点は、少量から始めることです。1回に与える量は、小さじ1杯程度を目安にしましょう。粉チーズは製造の過程で高温で熱されるため殺菌はされていますが、一度食材に混ぜてからレンチンするなどして加熱したほうが安心かも。

 

粉チーズは、離乳食に良い栄養素が含まれています。ただし、塩分も含まれているため、量に注意して与えましょう。

 

粉チーズの離乳食の加熱なしで与えられる?

結論から言うと、粉チーズを加熱せずに赤ちゃんに与えるのは 推奨されていません。

 

食中毒のリスクがあるからです。

 

粉チーズは、牛乳を原料として作られています。牛乳はもともと、リステリア菌などの有害な菌が含まれている可能性があります。これらの菌は加熱すれば死滅しますが、粉チーズは加熱せずに製造されるため、菌が生きている可能性があります。特に、ナチュラルチーズと呼ばれる非加熱殺菌のチーズは、リステリア菌による食中毒のリスクが高いため、乳幼児には与えないことが推奨されています。

 

ただし、プロセスチーズやパルメザンチーズなど、加熱殺菌されたチーズを少量ずつ使用する場合は可能です。

 

加熱殺菌されたチーズは、リステリア菌などの有害な菌が死滅しているため、食中毒のリスクが低くなります。また、少量ずつ使用することで、塩分の過剰摂取を防ぐことができます。他の食材と一緒に調理することで、チーズの風味が全体に広がり、少量でも十分な味わいを楽しむことができます。

 

粉チーズの離乳食の中期のレシピ

粉チーズの離乳食はいつから/中期

 

粉チーズは、離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)から少量与えることができる、という人もいます。あくまで少量から始めましょう。

 

公開されたレシピにも、離乳食中期用の粉チーズ系レシピが多数あります。

 

関連)みんなの「離乳食 中期 パルメザンチーズ」レシピが166品 - クックパッド

 

粉チーズを与える際のポイントは、以下のとおりです。

 

  • 少量から始めましょう。
  • おかゆやスープ、煮物などの料理に混ぜて与えましょう。
  • 食べた様子をよく観察しましょう。

 

粉チーズは、タンパク質やカルシウムを補給できる食材です。離乳食中期の赤ちゃんの栄養補給に役立てましょう。

 

粉チーズの離乳食後期のレシピ

粉チーズの離乳食はいつから/後期

 

粉チーズは、卵やパンとの相性が良いです。

 

後期になると食べられるもののバリエーションが増えてきて、粉チーズと組み合わせる食材が充実してきますね。

 

例えば、以下の離乳食に粉チーズが合います。

 

  • パン粥+粉チーズ
  • かぼちゃのリゾット+粉チーズ
  • ブロッコリーとツナのクリームリゾット+粉チーズ
  • オムレツ+粉チーズ
  • さつまいもとチーズのミルクおやき

 

離乳食に粉チーズを振りかけるだけで、タンパク質とカルシウムが多く摂れるという手軽さが良いですね。

 

離乳食の粉チーズを使ったオムレツ、リゾット、オムレツのレシピをご紹介します。

 

離乳食後期のオムレツ
材料:

  • 卵:1個
  • 水:大さじ1
  • 粉チーズ:小さじ1
  • ほうれん草:適量

 

作り方:

  • ほうれん草は茹でて、細かく刻む。
  • ボウルに卵と水、粉チーズを入れてよく混ぜ合わせる。
  • フライパンに油を引いて熱し、2を流し入れる。
  • 中火で加熱し、両面を焼く。
  • ほうれん草をのせて、さっと温めて完成。

 

離乳食後期のリゾット
材料:

  • 米:100g
  • 水:200ml
  • 粉チーズ:小さじ1
  • ほうれん草:適量
  • ツナ缶:1缶

 

作り方:

  • ほうれん草は茹でて、細かく刻む。
  • 鍋に水と米を入れて火にかける。
  • 沸騰したら弱火にして15分ほど煮る。
  • 粉チーズとほうれん草、ツナ缶を加えて、混ぜ合わせる。

 

離乳食後期のチーズオムレツ
材料:

  • 卵:2個
  • 水:大さじ2
  • 粉チーズ:小さじ2
  • ほうれん草:適量
  • ミックスベジタブル:適量

 

作り方:

  • ほうれん草とミックスベジタブルは茹でて、細かく刻む。
  • ボウルに卵と水、粉チーズを入れてよく混ぜ合わせる。
  • フライパンに油を引いて熱し、2を流し入れる。
  • 中火で加熱し、両面を焼く。
  • ほうれん草とミックスベジタブルをのせて、さっと温めて完成。

 

粉チーズの食物アレルギー

粉チーズの離乳食はいつから/食物アレルギー

 

粉チーズの主な原料は、パルメザンチーズです。チーズの原料である牛乳に食物アレルギーがある場合は注意しましょう。パルメザンチーズも製造の工程で高温になるため、加熱せずに使用できます。

 

粉チーズを与える際は、食物アレルギーの可能性に注意しましょう。初めて与える際は少量から始め、様子を見ながら与えましょう。万が一食物アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

 

アレルギーを起こす可能性があるなら、一切与えなきゃいいじゃん!というのは、正しいとは言えません。

 

アレルギーの原因となる食品を少しずつ摂取することで、アレルギー反応を起こしにくくする減感作療法というものがあるんですね。食物アレルギーの治療法として、近年注目されています。アレルゲンのある食べ物は、少しづつでも与えたほうがアレルギー症状が出にくくなるというものです。(ただ、症状が出てしまうとわかっているものは、避けるべき)

 

粉チーズは乳製品です。粉チーズの食物アレルギーの赤ちゃんは、牛乳や乳製品全般にアレルギー反応を起こす可能性が高いです。交差アレルギーとは、同じ科に属する食品にアレルギー反応を起こす現象です。

 

関連)離乳食のヨーグルト