せんべい ノンフライヤーの簡単レシピでパリパリアレンジも

せんべい ノンフライヤーの簡単レシピでパリパリアレンジも

せんべいとノンフライヤー

ヘルシーおやつの新定番!ノンフライヤーせんべいの魅力
😋
基本の作り方

残りご飯や餅があればOK!驚くほど簡単に作れます。

アレンジ無限大

定番の醤油味から、チーズやカレー味まで楽しさ色々。

💡
失敗しないコツ

パリパリにならない、焦げる…そんなお悩みを解決します。

せんべい作り!ノンフライヤーの基本レシピとコツ

 

ノンフライヤーを使えば、誰でも簡単に自宅で本格的なせんべいを作ることができます。市販の揚げせんべいと違い、油をほとんど使わないのでとってもヘルシー。お子様のおやつや、ちょっと小腹が空いたときにも罪悪感なく食べられますよ。ここでは、最も手軽な「残りご飯」を使った基本のレシピをご紹介します。

 

【基本の材料】

  • 残りご飯:お茶碗1杯分(約150g)
  • 水:小さじ1
  • 塩:少々
  • お好みの風味付け(青のり白ごまなど):適量

【作り方】

  1. まず、残りご飯をボウルに入れ、水と塩を加えてよく混ぜ合わせます。ご飯の粒が少し残る程度に、すりこぎ棒やスプーンの背で潰していくのがポイントです。
  2. 風味付けをする場合は、この段階で青のりや白ごまなどを混ぜ込みます。
  3. クッキングシートの上につぶしたご飯を5〜6等分にして乗せ、その上にもう一枚クッキングシートを被せます。
  4. コップの底や麺棒などを使い、できるだけ薄く、均等な厚さになるように円形に伸ばしていきます。厚さは1〜2mmが理想です。この「薄さ」がパリパリ食感への一番の近道!
  5. ノンフライヤーを200℃で予熱しておきます。
  6. 伸ばした生地をクッキングシートごとノンフライヤーのバスケットに入れ、200℃で7分加熱します。
  7. 一度取り出して裏返し、さらに3〜5分加熱します。焼き色を見ながら、お好みの固さになるまで調整してください。機種によって火力が違うので、最後の数分はこまめにチェックするのが成功のコツです。
  8. 焼きあがったら、網の上などで冷まして完成です。熱が取れると、さらにパリッとします。

💡ワンポイント・コツ
ご飯を伸ばす際に、均一の厚さにすることが最も重要です。厚い部分があると、そこだけ湿気った食感になってしまいます。丁寧に、愛情を込めて伸ばしてあげましょう。また、バスケットに一度にたくさん入れると熱の通りが悪くなり焼きムラの原因になるため、少しずつ間隔をあけて調理するのがおすすめです。

 

せんべいを残りご飯や餅で作る時の乾燥の秘訣

ノンフライヤーせんべいの材料として代表的なのが「残りご飯」と「切り」です。どちらも手軽ですが、それぞれ食感や下準備に少し違いがあります。特に切り餅を使う場合は、「乾燥」というひと手間が、あの独特の堅焼きせんべいのような食感を生み出すための最大の秘訣となります。

 

🍚残りご飯の場合
残りご飯は元々の水分量が餅よりも少ないため、基本的には事前の乾燥は不要です。むしろ、冷やご飯の少しパサついた状態が、伸ばしやすく、調理もしやすいため最適です。温かいご飯を使う場合は、少し冷ましてから作業すると良いでしょう。ご飯粒の潰し具合で食感が変わるのも面白いところ。

 

  • **しっかり潰す**:なめらかで均一な食感に。
  • **粗く潰す**:お米の粒々感が残る、手作り感あふれる食感に。

** Mochi (餅) の場合**
切り餅から作るせんべいは、米の甘みが凝縮され、ガリっとした本格的な歯ごたえが魅力です。この食感を出すために欠かせないのが**「乾燥」**の工程です。

 

餅に含まれる水分を調理前に飛ばすことで、ノンフライヤーで加熱した際に、水分が一気に蒸発して膨らむのを防ぎ、組織が緻密で硬い状態に仕上がります。

 

【乾燥の方法】

  1. **天日干し(2〜3日)**:切り餅を5mm程度の薄さにスライスし、重ならないように網に並べて、風通しの良い場所で2〜3日干します。表面にひびが入ってくるのが目安です。日本の冬の乾燥した空気は、まさにせんべい作りに最適です。
  2. **冷蔵庫で乾燥(2〜3日)**:天日干しが難しい場合は、同じくスライスした餅を冷蔵庫に入れておくだけでも乾燥させることができます。ラップはかけずに、空気に触れさせてください。
  3. **時短ワザ!レンジで乾燥**:もっと手軽に作りたい!という方には、電子レンジを使った裏技も。小さく(1cm角程度)に切った餅を、耐熱皿に重ならないように並べ、500Wのレンジで30秒〜1分ほど加熱します。表面の水分が飛んで少し硬くなればOKです。加熱しすぎると膨らんでしまうので注意してください。

この乾燥工程をしっかり行うことで、ノンフライヤーでもお店で売っているような本格的な堅焼きせんべいに近づけることができます。

 

下記は餅の乾燥状態によってどのような違いが出るかをまとめた参考リンクです。

 

アイリスオーヤマ株式会社:【切り餅】基本の使い方・調理法

せんべいの味付けアレンジ!定番の塩・醤油から意外な味まで

手作りせんべいの醍醐味は、なんといっても自由な味付けができること。定番の味から、ちょっと意外な組み合わせまで、あなただけのオリジナルせんべいを見つけてみませんか?味付けのタイミングは「生地に混ぜ込む」「焼いた直後に味付けする」の2パターンがあります。

 

【生地に混ぜ込むタイプ】
生地を作る段階で混ぜ込むと、風味全体が均一になります。焦げやすいものは注意が必要ですが、手軽に味付けができます。

 

  • **青のり・あおさ**:磯の香りが食欲をそそる定番の味。
  • **桜えび**:香ばしいえびの風味がたまりません。細かく砕いて混ぜ込みましょう。
  • **白ごま・黒ごま**:プチプチとした食感と香りがアクセントに。
  • **カレー粉&粉チーズ**:スパイシーな香りが後を引く美味しさ。お子様にも大人にも大人気です。
  • **ハーブソルト**:バジルやオレガノが入ったハーブソルトを使えば、一気に洋風せんべいに変身。ワインのお供にも。

【焼いた直後に味付けするタイプ】
焼きあがったアツアツのせんべいに味付けする方法です。醤油などの液体もこの方法がおすすめです。

 

  • **定番の醤油**:刷毛でさっと塗るのがおすすめです。醤油とみりんを1:1で混ぜて煮詰めたものを塗ると、照りが出て甘じょっぱい「ぬれおかき風」にもなります。
  • **塩**:焼きあがりにごく少量の油(ごま油やオリーブオイルもおすすめ)を刷毛で塗り、上から塩を振ると、味が絡みやすくなります。
  • **砂糖醤油**:醤油を塗った上からザラメを振りかけると、懐かしい味わいの「ざらめせんべい」になります。
  • **黒蜜きなこ**:醤油の代わりに黒蜜を塗り、きなこをまぶせば、まるで和菓子のようなデザートせんべいに。
  • **めんつゆ&マヨネーズ&七味**:少しジャンキーな味が欲しい時に。めんつゆを薄く塗り、マヨネーズをかけ、七味を振ればおつまみに最高の一品が完成します。

味付けアレンジ表

カテゴリ 味付け 特徴
😋 定番 醤油、塩、青のり 飽きのこない、みんな大好きな日本の味。
🌶️ スパイシー カレー粉、七味、黒胡椒 ピリッとした刺激がお酒のお供にぴったり。
🧀 洋風 粉チーズ、ハーブソルト ワインやビールにも合うおしゃれな味わい。
🍬 スイーツ 砂糖醤油、黒蜜きなこ お子様が喜ぶ甘いおやつせんべい。

せんべい作りで失敗しないコツ!ノンフライヤーならではの注意点

「やってみたけど、パリパリにならない…」「一部だけ焦げてしまった…」そんな失敗はもう卒業!ノンフライヤーならではの特性を理解すれば、失敗はぐっと減らせます。よくある失敗例とその解決策を見ていきましょう。

 

失敗例1:なんだか湿気っている、パリパリにならない

  • **原因**:生地が厚すぎる、または餅の乾燥が不十分なことが主な原因です。また、加熱時間が足りない場合も。
  • **解決策**:生地はとにかく「薄く」「均一」に伸ばすことを意識してください。厚みがあると中心部の水分が飛びきらず、フニャっとした食感になってしまいます。餅を使う場合は、前述の「乾燥の秘訣」を必ず実践しましょう。それでも湿気る場合は、加熱時間を1分ずつ追加して様子を見てください。

失敗例2:すぐに焦げてしまう、焼きムラができる

  • **原因**:ノンフライヤーは庫内が狭く、熱源との距離が近いため、薄い食材は焦げやすいです。また、バスケットに生地を詰め込みすぎると、熱風がうまく循環せず、焼きムラの原因になります。
  • **解決策**:レシピ通りの時間でも、最後の数分はこまめに焼き加減をチェックする癖をつけましょう。特に青のりやゴマなど、焦げやすいものを混ぜ込んだ場合は要注意です。一度にたくさん作ろうとせず、面倒でも数回に分けて、生地と生地の間に隙間をあけて調理することが、結果的に美しい仕上がりへの近道です。

失敗例3:調理中にせんべいがバスケットの中で飛んでしまう!

  • **原因**:これは強力な熱風で調理するノンフライヤー特有の現象です。非常に薄く軽く作ったせんべいが、調理中に風圧で舞い上がってしまうことがあります。
  • **解決策**:これは「あるある」な失敗ですが、簡単な方法で解決できます。それは、**「網で蓋をする」**ことです。多くのノンフライヤーに付属している、串などを刺すための金属製のラックや、小さな焼き網などを、生地の上に乗せて重し代わりにします。これにより、せんべいが飛び回るのを防ぎ、均一に熱を加えることができます。この一手間で、ストレスなく調理に集中できますよ。

ノンフライヤーの仕組みを解説した以下のリンクも参考にすると、より調理への理解が深まります。

 

フィリップス公式サイト:ノンフライヤー

せんべいをノンオイルでヘルシーおやつに!カロリーオフのポイント

ノンフライヤーでせんべいを作る最大のメリットは、なんといってもその**ヘルシーさ**です。通常、市販の「揚げせんべい」は、その名の通り油で揚げて作られているため、カロリーや脂質が気になるところ。しかし、ノンフライヤーなら、高温の熱風で水分を飛ばして調理するため、油を一切使わなくても、あるいは風味付けに数滴使うだけで、サクサク・パリパリの食感を実現できるのです。

 

【市販品とのカロリー比較(目安)】
手作りせんべいは材料や大きさによりますが、一般的な市販品と比較してみましょう。

 

種類 カロリー(1枚あたり) 脂質(1枚あたり)
市販の揚げせんべい 約80 kcal 約4.0 g
ノンフライヤーせんべい 約35 kcal 約0.2 g
※ご飯30gから作った場合(油なし)の推定値です。


見ての通り、カロリーは約半分以下、脂質に至ってはほとんどカットできてしまいます。これなら、ダイエット中の方でも、健康を気遣う方でも、安心して食べることができますね。

 

さらなるヘルシーポイント✨

  • **塩分調整が自在**:自分で作るから、塩や醤油の量を好みに合わせて調整できます。減塩を心がけている方にもぴったりです。
  • **添加物ゼロの安心感**:保存料化学調味料などの添加物は一切なし。お子様にも安心して食べさせられる、体に優しいおやつになります。
  • **食材をプラスして栄養価アップ**:白米の代わりに玄米雑穀米を使えば、食物繊維やビタミン、ミネラルも一緒に摂ることができます。また、生地にちりめんじゃこやひじきの粉末を混ぜ込めば、手軽にカルシウムや鉄分をプラスできます。
  • **フードロス削減にも貢献**:どうしても余りがちな残りご飯を、美味しく変身させられるのも嬉しいポイント。楽しみながらフードロス削減に貢献できます。

ノンフライヤーを活用すれば、「おやつ=不健康」というイメージを覆す、美味しくてヘルシーな自家製せんべい作りが楽しめます。家族の健康を思う主婦の皆さん、ぜひこの手作りヘルシーおやつを、日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 


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