雑穀米 デメリット/胃もたれする?メリットはある?

雑穀米 デメリット/胃もたれする?メリットはある?

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雑穀米のデメリット/白米との違い

雑穀米のデメリット/白米との違い

 

 

長年、家族の健康のために食生活に気を配ってきた私。栄養バランスの良い食事を目指し、白米に雑穀米を混ぜて炊くことを日課にしていました。しかし、ある日思いがけない体の異変に気付き始めたのです。

 

それは、便秘。以前は毎日スッキリだった排便が、数日おきになり、さらに便が硬く量が減るように。最初はストレスや生活習慣の変化かと思っていたのですが、原因が思い当たる節がありません。

 

そこで、思い切って雑穀米を食べるのを止めてみたのです。すると、数日後には驚くほどスムーズな排便が戻ってきたのです!まさか、健康のために始めた雑穀米が便秘の原因だったとは…

 

調べてみると、雑穀米に含まれる食物繊維は、確かに便秘解消に役立ちます。しかし、私の場合は過剰摂取が原因で、逆に腸内環境が悪化していたようです。

 

雑穀米は栄養価が高く、健康的な食生活には欠かせない存在です。しかし、体質や体調に合わせて、適切な量を取ることが大切だと痛感しました。

 

 

雑穀米と米のブレンド、増やせば増やすほど便秘に効く!と思って便秘気味になってる人、けっこういるんじゃないでしょうか。もしかしたら、現代人は雑穀米をうまく消化できない人も増えているのかも…。

 

雑穀米は消化に時間がかかるため、胃もたれや消化不良の原因になることがあります。一方、白米に比べて多くの食物繊維を含んでおり、便秘解消に役立つことがあります。また、雑穀米は独特の風味があり、香ばしく味わい深いとされています。ただし、炊き方によって食感が変わりやすく、保存にも注意が必要です。価格も白米よりも高い場合があり、食べる際に抵抗感を感じる人もいます。

 

以下は、雑穀に関するデメリットについて専門家の意見。品種改良が進んでいないので、保存の問題や料理の研究が一般的な白米と比べてイマイチという点があげられています。

 

雑穀の穀物や粉の保存状態における品質の課題や、雑穀レシピの調理にかかる時間やスキル不足、公的な食料流通システムから外れてきたこと、が挙げられます。

引用:国際農研 雑穀セミナーより

 

雑穀米の栄養

雑穀米の栄養
雑穀米には白米に比べてビタミンやミネラルが豊富に含まれています。タンパク質や脂質、鉄分も多いです。あくまで白米に比べてという話で、雑穀米のみで十分な栄養を摂れるということではありません。

 

また、栄養価が高いため、ダイエット中でも満足感を得ることができます。ただし、何度も噛まなくてはいけない、消化に時間がかかるという点で満足考えられるとも考えられます。まあ、太りやすい現代人にとってはメリットとなるのかも知れませんね。

 

人によっては、食べごたえがありすぎて、量を調整しないとお腹の調子が悪くなる可能性はあります。

 

また、気になる噂として、ヒ素や発芽毒の噂があります。

  • 無機ヒ素が含まれることがある
  • 発芽毒が含まれることがある

 

無機ヒ素は、雑穀に限らず、米全般に含まれていて、長期間摂取すると、皮膚病変、がんの発症率が上昇する(食品安全委員会 2013)と言われています。が、国内では無機ヒ素摂取による明らかな健康影響は認められていなくて、現状、問題があるとは考えられていないようです。

 

しかし、過剰に穀類を食べまくると影響が出るかも知れないよ、という可能性はあり。火山地帯の土壌に多く含まれるそうで、活火山の近くでは可能性がありますね。

 

関連)コメに含まれるヒ素の低減に向けた取組について(農林水産省)

 

発芽毒は、動物などに食べられないようにするために植物が持っている物質の俗称で、玄米や雑穀などに含まれています。

 

なにぃー!?毒!? ぎゃあああ怖い!

 

とか思ってしまいますが、実際には毒というほどでは、ないっぽいです。

 

そもそも、政府系の研究でも「発芽毒」という言葉はないです。その実体はアブシジン酸やフィチン酸と呼ばれる物質で、これらの有害性を真面目に研究している人自体がいないっぽいです。

 

いまのところ、「発芽毒」は都市伝説に近いものと考えていいんじゃないでしょうか。

 

雑穀米は健康によい?
雑穀米は栄養価が高いという点と、よく噛んで食べるから健康に良いとされています。

 

食べ過ぎ防止で健康に良いよというくらいのニュアンスだと思います。

 

雑穀米の効果
雑穀米は消化に時間がかかるため、満腹感を得やすく、ダイエット効果が期待できます。

 

また、食物繊維の摂取や栄養素の補給にも役立ちます。さらに、雑穀米に含まれる栄養素が健康維持に寄与することがあります。ただし、食感や風味が白米と異なるため、食べる際に工夫が必要です。

 

関連)十六穀米のデメリット