ささみとノンフライヤーのヘルシー簡単レシピ!パサパサさせない美味しい作り方

ささみとノンフライヤーのヘルシー簡単レシピ!パサパサさせない美味しい作り方

ささみのノンフライヤー調理法

この記事でわかること
💡
パサつき卒業!科学的下処理

ささみがパサつく科学的な理由と、それを防ぐための具体的な下処理方法を解説します。

🧀
絶品チーズカツレシピ

とろーりチーズがたまらない!ノンフライヤーで簡単に作れる、サクサクジューシーなささみチーズカツの作り方を紹介します。

🐔
定番!唐揚げ&アレンジ術

下味の工夫で美味しさ無限大!基本の唐揚げから、飽きずに楽しめるアレンジレシピまでご紹介します。

🥗
ヘルシースティックサラダ

ダイエット中でも安心!手軽に作れて見た目もおしゃれな、ささみスティックを使ったサラダのアイデアです。

🌿
さっぱり梅しそ&変わり種

定番の梅しそ巻きから、スパイスを使ったエスニック風まで、いつもと違うささみレシピに挑戦してみませんか?

ささみをノンフライヤーでパサパサさせない科学的下処理

 

ノンフライヤーで調理したささみが、なぜかパサパサになってしまう…そんな経験はありませんか?ヘルシーで美味しいはずが、硬くて美味しくない仕上がりになるとがっかりしてしまいますよね。実は、ささみがパサつくのには科学的な理由があるのです。その原因は、ズバリ「水分の流出」です。 ささみは鶏肉の中でも特に脂肪が少ない部位のため、加熱によって水分が失われやすい性質を持っています。 この水分をいかにして閉じ込めるかが、ジューシーなささみ料理を作る上での最大の鍵となります。
そこで重要になるのが「下処理」です。ほんのひと手間加えるだけで、ノンフライヤーでも驚くほどしっとり柔らかい仕上がりになります。ここでは、科学的根拠に基づいた効果的な下処理方法を3つのステップでご紹介します。

ステップ1:保水性を高める下処理

まず、ささみ自体に水分をしっかり吸収させ、加熱しても水分が逃げにくい状態を作ります。ご家庭で簡単にできる、効果抜群の2つの方法をご紹介します。

  • 塩糖水に漬ける 🧂
    科学的にも証明されている、最も手軽で効果的な方法です。 塩と砂糖を溶かした水にささみを漬け込むことで、筋繊維の間に水分が浸透し、加熱による水分の流出を最小限に抑えることができます。これは、塩の持つ「筋タンパク質を溶かす作用」と、砂糖の持つ「高い保水性」の相乗効果によるものです。
    【割合の目安】水500mlに対し、塩と砂糖を各大さじ1。この塩糖水にささみを3時間ほど漬けておくだけで、見違えるほどしっとりします。
  • 酢やフルーツの酵素を活用する 🥝
    お酢に含まれる酸や、舞茸、玉ねぎ、キウイ、パイナップルなどに含まれるタンパク質分解酵素も、肉質を柔らかくするのに役立ちます。 ポリ袋にささみとこれらの食材を一緒に入れて揉み込み、30分〜1時間ほど置くだけで、筋繊維がほぐれて柔らかくなります。特にパイナップルやキウイは効果が強いので、漬け込みすぎに注意しましょう。

ステップ2:水分の流出を防ぐコーティング

次に、加熱中に水分が外に逃げ出さないように、ささみの表面をコーティングします。この工程は、特に焼いたり揚げたりする調理法で効果を発揮します。

  • 粉類をまぶす
    片栗粉小麦粉を薄くまぶすことで、ささみの表面に膜ができ、水分の蒸発を防ぎます。 このコーティングのおかげで、中はジューシー、外はカリッとした食感に仕上がります。唐揚げやスティックフライなどを作る際には必須の工程です。

ステップ3:筋繊維を断ち切る

最後に、ささみ特有の硬さの原因となる「筋」を処理します。筋は加熱すると縮んで硬くなり、食感を損なう原因になります。

  • 筋を物理的に断つ 🍴
    調理前にフォークでささみ全体を数カ所刺したり、包丁の背で軽く叩いたりすることで、筋繊維を物理的に断ち切ることができます。 これにより、加熱しても硬くなりにくく、柔らかい食感を保つことができます。
  • 面倒な筋取りを簡単にするプロの技
    ささみの中央にある白い筋は、特に硬く口に残りがちです。この筋を完全に取り除くことで、格段に食べやすくなります。包丁を使った簡単な筋の取り方をご紹介します。


    1. まず、筋の両側に沿って、浅く切り込みを入れます。
    2. 次に、ささみを裏返し、筋の先端を指でしっかり持ちます。
    3. 包丁の「背」の部分を筋の上に当て、まな板に押し付けるようにしながら、包丁をしごくように手前に引きます。

    この方法なら、力を入れなくてもスルッと綺麗に筋を取り除くことができます。

     

以下のサイトでは、写真付きでさらに詳しく筋の取り方を解説しており、非常に参考になります。
白ごはん.com:ささみの筋の取り方とゆで方
これらの下処理を組み合わせることで、ノンフライヤーでもパサつきとは無縁の、理想的なしっとりジューシーなささみ料理が完成します。ぜひお試しください。

ささみのノンフライヤー簡単チーズカツレシピ

ノンフライヤーを使えば、揚げ油の処理も不要で、後片付けもラクラク。なのに、外はサクサク、中からチーズがとろーり溢れ出す絶品ささみチーズカツが簡単に作れます。 カロリーも大幅にカットできるので、ダイエット中や健康が気になる方にも嬉しい一品です。今回は、失敗しないための「バッター液」を使ったレシピをご紹介します。

材料(2人分)

  • 鶏ささみ:4本
  • 大葉:4枚
  • スライスチーズ(とろけるタイプ):2枚
  • 塩、こしょう:少々
  • オリーブオイルスプレー(またはサラダ油):適量

【バッター液】

  • 卵:1個
  • 小麦粉:大さじ3
  • 水(または牛乳):大さじ1

【衣】

  • パン粉:適量

作り方

  1. ささみの下準備をする
    ささみは筋を取り、観音開きにして厚さを均等にします。ラップをかけて麺棒などで軽く叩いて伸ばすと、火の通りが均一になり、柔らかく仕上がります。 開いたささみの両面に、軽く塩、こしょうを振ります。
  2. チーズと大葉を挟む
    スライスチーズは半分に切ります。ささみの上に大葉、チーズの順に乗せ、チーズがはみ出さないように半分に折ってしっかりと閉じます。
  3. バッター液とパン粉をつける
    ボウルにバッター液の材料をすべて入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜ合わせます。 ささみをバッター液にたっぷりと絡ませ、その後、パン粉を全体にまんべんなく、少し押さえつけるようにしてしっかりと付けます。
  4. ノンフライヤーで加熱する
    ノンフライヤーのバスケットにクッキングシートを敷き、衣をつけたささみを並べます。ささみの表面全体にオリーブオイルスプレーを吹きかけます。 これがサクサクに仕上げるコツです!
  5. 加熱設定
    まず、200℃に予熱したノンフライヤーで8分加熱します。
  6. 裏返して追加加熱
    一度バスケットを取り出し、ささみを裏返します。裏面にもオイルスプレーを吹きかけ、さらに200℃で3〜5分、きつね色になるまで加熱します。 竹串を刺して透明な肉汁が出れば完成です。

美味しく作るためのワンポイントアドバイス 💡

  • チーズは欲張りすぎない!:チーズを入れすぎると、加熱中にはみ出してしまいがちです。少し物足りないかな?くらいがちょうど良い量です。
  • バッター液で衣をしっかりキープ:卵、小麦粉、水を混ぜたバッター液を使うことで、パン粉が剥がれにくくなり、サクサクの食感が長持ちします。
  • 加熱途中で裏返す:ノンフライヤーは熱風で加熱するため、途中で一度裏返すことで、両面がムラなくきれいに揚がります。
  • アレンジいろいろ:大葉の代わりに梅肉を塗ったり、明太子とチーズを挟んだりするのもおすすめです。カレー粉をパン粉に混ぜて、スパイシーなカツにするのも美味しいですよ。

ささみのノンフライヤー絶品唐揚げとアレンジ術

唐揚げは食べたいけれど、カロリーや油の摂取が気になる…そんな時にこそノンフライヤーの出番です! 少ない油で驚くほどカリッとジューシーな唐揚げが作れ、高タンパク・低脂質なささみを使えば、罪悪感なく楽しめるヘルシーな一品になります。 下味に一工夫加えるだけで、お店のような本格的な味わいに仕上がりますよ。

基本のヘルシーささみ唐揚げレシピ

材料(2人分)

  • 鶏ささみ:4〜5本(約250g)
  • 片栗粉:大さじ3
  • サラダ油(またはオイルスプレー):大さじ1

【下味用調味料】

  • 醤油:大さじ1.5
  • 酒:大さじ1
  • おろし生姜:小さじ1
  • おろしにんにく:小さじ1/2

作り方

  1. 下準備
    ささみは筋を取り、一口大のそぎ切りにします。ポリ袋にささみと【下味用調味料】をすべて入れ、袋の上からよく揉み込みます。冷蔵庫で20分以上寝かせて味を染み込ませます。
  2. 衣をつける
    味が染み込んだささみの汁気を軽く切り、別のポリ袋に片栗粉と一緒に入れます。袋に空気を入れて口を閉じ、シャカシャカと振って全体にまんべんなく片栗粉をまぶします。
  3. ノンフライヤーで加熱
    ノンフライヤーのバスケットにささみを重ならないように並べ、サラダ油を回しかけるか、オイルスプレーを全体に吹きかけます。
  4. 加熱
    180℃に予熱したノンフライヤーで10分加熱します。一度取り出して全体を軽く混ぜ、さらに190℃で5〜7分、表面がカリッときつね色になるまで加熱したら完成です。

飽きさせない!絶品アレンジ術 🎨

基本の唐揚げをマスターしたら、次はアレンジを楽しみましょう。下味や仕上げを変えるだけで、全く違う一品に大変身します。

アレンジ名 作り方 ポイント
やみつき!カレー風味 🍛 基本の下味調味料に、カレー粉小さじ1〜2を加える。 食欲をそそるスパイシーな香りで、お子様にも大人気!冷めても美味しく、お弁当のおかずにもぴったりです。
さっぱり!のり塩チキン 🌿 片栗粉をまぶす際に、青のり大さじ1と塩少々を一緒に混ぜ込む。 磯の香りが食欲をそそります。おつまみにも最適な、あと引く美味しさです。
韓国風ヤンニョムチキン 🌶️ 完成した唐揚げに、コチュジャンケチャップ、砂糖、みりん、おろしにんにくを混ぜた甘辛いタレを絡める。 甘辛い味がクセになる!白ごまや刻みネギを散らすと、さらに本格的な見た目と味わいになります。
ヘルシー唐揚げサラダ 🥗 千切りキャベツレタスなどの野菜の上に、揚げたての唐揚げを乗せる。ポン酢やごまドレッシングをかけていただく。 一皿で野菜もお肉も摂れる、栄養バランスの良いメインディッシュになります。忙しい日のランチにもおすすめです。

これらのアレンジは、どれも簡単に試せるものばかりです。その日の気分や食卓のメニューに合わせて、色々な味のささみ唐揚げを楽しんでみてください。

ささみのノンフライヤーで作るヘルシースティックサラダ

ノンフライヤーで作るささみ料理は、カツや唐揚げだけではありません。カリカリに焼き上げたささみをスティック状にしてサラダの主役にすれば、食べ応え満点なのにヘルシーな一皿が完成します。 手でつまんで食べられるので、パーティーメニューやお子様のおやつ、ビールのおつまみにもぴったりです。見た目もおしゃれで、食卓が華やかになりますよ。

基本のささみスティックレシピ

材料(2人分)

  • 鶏ささみ:4本
  • にんにく醤油(または醤油+おろしにんにく):大さじ1
  • 片栗粉:大さじ2
  • オイルスプレー:適量

作り方

  1. 下準備
    ささみは筋を取り、縦に2〜3等分に細長く切ります。 ポリ袋にささみとにんにく醤油を入れ、よく揉み込んで15分ほど冷蔵庫で寝かせます。
  2. 衣をつける
    下味をつけたささみの袋に片栗粉を加え、袋を振って全体にまんべんなく粉をまぶします。
  3. ノンフライヤーで焼く
    ノンフライヤーのバスケットにささみを重ならないように並べ、オイルスプレーを吹きかけます。200℃で10分加熱し、裏返してさらに5分、カリッとするまで焼きます。

スティックが主役!ごちそうサラダアレンジ

カリカリのささみスティックは、野菜との相性も抜群です。いつものサラダに加えるだけで、満足感が格段にアップします。

  • シーザーサラダ風
    ロメインレタスやクルトン、ミニトマトと一緒に盛り付け、市販のシーザードレッシングと粉チーズをたっぷりかければ、カフェ風のおしゃれな一皿に。
  • 和風オニオンサラダ
    薄切りにして水にさらした玉ねぎ、かいわれ大根、大葉などの和風香味野菜と合わせます。ポン酢ベースの和風ドレッシングがよく合います。
  • アジアン風春雨サラダ
    茹でて戻した春雨、千切りにしたきゅうり人参、パクチーと混ぜ合わせ、スイートチリソース、ナンプラーレモン汁で作ったドレッシングで和えれば、エスニックな味わいが楽しめます。

ディップソースで味変を楽しもう!

ささみスティックは、ディップソースを変えるだけで色々な味が楽しめます。いくつかおすすめの簡単ソースをご紹介します。

ソース名 材料と作り方 相性
梅マヨソース マヨネーズ大さじ3に、叩いた梅干し1個分を混ぜるだけ。 さっぱりとした梅の酸味とマヨネーズのコクが、淡白なささみと絶妙にマッチします。
明太マヨソース マヨネーズ大さじ3に、ほぐした明太子小さじ2を混ぜる。お好みで少量の醤油を加えてもOK。 ピリ辛でクリーミーな味わいは、子どもから大人まで大好きな味。おつまみに最適です。
ハニーマスタードソース 粒マスタード大さじ1、マヨネーズ大さじ1、はちみつ小さじ2を混ぜ合わせる。 甘じょっぱさがクセになる洋風ソース。フライドポテトなどにもよく合います。

ノンフライヤーで作るヘルシーなささみスティックと、新鮮な野菜、そして美味しいソース。この組み合わせで、毎日の食事がもっと楽しく、豊かになること間違いなしです。

ささみのノンフライヤーで作る梅しそ巻きと変わり種レシピ

ささみとノンフライヤーの組み合わせは、定番の唐揚げやカツだけにとどまりません。少し視点を変えるだけで、マンネリしがちなささみ料理のレパートリーがぐっと広がります。ここでは、さっぱりとした和の風味を楽しめる「梅しそチーズ巻き」と、食欲をそそるスパイシーな「タンドリーチキン風」という、ちょっと意外な変わり種レシピをご紹介します。

王道の組み合わせ!ヘルシー梅しそチーズ巻き

梅、しそ、鶏肉という日本の食卓で愛される王道の組み合わせを、ノンフライヤーでさらにヘルシーに仕上げます。 チーズを加えることでコクと満足感がアップし、淡白なささみがごちそうに変わります。お弁当のおかずにも喜ばれる一品です。

材料(2人分)

  • 鶏ささみ:4本
  • 大葉:4枚
  • 梅干し(種を取り叩いておく):2個分
  • スライスチーズ(とろけるタイプ):2枚
  • 塩、こしょう:少々
  • 小麦粉、溶き卵、パン粉:各適量
  • オイルスプレー:適量

作り方

  1. 下準備
    ささみは筋を取り、観音開きにして軽く叩き、塩こしょうを振ります。
  2. 巻く
    開いたささみの上に、大葉、叩いた梅肉を塗り広げ、半分に切ったスライスチーズを乗せて、端からくるくると巻きます。
  3. 衣をつける
    巻いたささみに、小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつけます。
  4. 焼く
    ノンフライヤーのバスケットに並べ、表面にオイルスプレーをします。200℃に予熱したノンフライヤーで12分ほど、きつね色になるまで加熱すれば完成です。

独自のアレンジ!食欲をそそるタンドリーチキン風ささみ

検索上位にはあまり出てこない、少し意外な組み合わせをご紹介します。カレー粉とヨーグルトに漬け込むだけで、ノンフライヤーでも本格的なタンドリーチキン風の味わいが楽しめます。ヨーグルトの酵素がささみを驚くほど柔らかく、ジューシーにしてくれます。

材料(2人分)

  • 鶏ささみ:4本

【漬け込みダレ】

  • プレーンヨーグルト:大さじ3
  • カレー粉:大さじ1
  • ケチャップ:大さじ1
  • おろしにんにく:小さじ1
  • おろし生姜:小さじ1
  • 塩:小さじ1/4

作り方

  1. 下準備
    ささみは筋を取り、フォークで数カ所穴を開けて味を染み込みやすくします。
  2. 漬け込む
    ポリ袋にささみと【漬け込みダレ】の材料をすべて入れ、よく揉み込みます。冷蔵庫で最低1時間、できれば一晩漬け込むと、より味が染みて美味しくなります。
  3. 焼く
    ノンフライヤーのバスケットにクッキングシートを敷き、タレを軽く拭ったささみを並べます。190℃に予熱したノンフライヤーで10分加熱し、裏返してさらに5〜7分加熱します。

このタンドリーチキン風ささみは、そのまま食べるのはもちろん、野菜と一緒にトルティーヤで巻いてラップサンドにするのもおすすめです。スパイシーな香りが食欲を刺激し、マンネリしがちなダイエットメニューの強力な助っ人になってくれるはずです。いつもと違うささみ料理で、家族を驚かせてみてはいかがでしょうか。

 

 


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