赤ちゃんにケチャップを与えるのはいつからが適切でしょうか?
答えは「離乳食後期以降」。具体的には、9~11カ月頃から少量にして使いましょう。
ケチャップには砂糖や添加物が含まれているので大量に使うのは避けましょう。1食当たりの量は、0.5グラムまでとされています。
この量で「ほんのりケチャップ風味が感じられるかな?」くらいが適切です。また、手作りケチャップを作ってみるのも一つの方法です。手間はかかりますが、市販品と比べ、添加物を気にせずに済むからです。しかし、手作りケチャップは日持ちしないので、冷蔵保存をして2~3日以内に使い切ることが推奨されています。
ケチャップ少量で作れるチキンライスは、ケチャップを使った離乳食として使い勝手が良いかも。
関連)離乳食のチキンライス(炊飯器使用)
自家製ケチャップの作り方はシンプルで材料費は300円程度でした。調理時間は約40分です。
普通に生食用のトマトを使うと、どうしても材料費が高くつきますね。
ケチャップと言えば、多くの人がスーパーで購入することがほとんどですよね。でも、自家製のケチャップを作ってみると、市販品とは全く違った風味と味わいに驚かされます。それは、フレッシュなトマトの甘みと酸味、さらには自分で調整した調味料のバランスが生み出す、独自の深みとコクがあるからです。
では、具体的な作り方を見ていきましょう。まず、トマトを用意します。トマトはヘタを取り除き、ミキサーやフードプロセッサーでなめらかにします。この時、種(ブジュブジュのやつ)も一緒にミキサーにかけてしまって大丈夫。
次に、深めの鍋にミキサーでなめらかにしたトマトを入れ、中火で熱します。ここで、砂糖1と1/2カップ、塩40g、コショウ小さじ1、酢2/3カップを加えてよく混ぜ合わせます。大人向けなら、お好みでガーリックパウダーやオニオンパウダーを加えても良いでしょう。
調味料を加えたら、あとはじっくりと煮詰めるだけ。汁気が半量になるまで、約30分ほど煮詰めます。この間、トマトの甘みと酸味、そして調味料の風味が混ざり合って、独特のケチャップの味わいが生まれます。
ただ、赤ちゃんに少量使うためだけに手作りするのは、大げさすぎるかなぁ…という気はしています。日持ちもしないので、頻繁に作るのもしんどい。
市販のもので、赤ちゃんに安心して与えられるものはないんでしょうか?
オタフクソースから、調味料や特定原材料8品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、くるみ、えび、かに)不使用の、ケチャップが販売されています。
7種の野菜のみで作られているそうです。
200gで、350円くらい。
原材料見てみましょう。
原材料:トマト(トルコ)、ぶどう糖、にんじん、醸造酢、食塩、たまねぎ、でんぷん、ぶどう、マッシュルーム、プルーン、セロリ、白菜エキス、香辛料、酵母エキス
んっ? 醸造酢とか食塩とか普通に入ってますね…。
すごくよさそうだけど、商品名にも「一歳から」となっています。
大きめのスーパーに置いてあることがあります。ネット通販で1本だけ買うと、送料が1,000円以上かかって、やってられません。まとめ買いで送料無料になるけど、12本とか絶対使わないし…。知り合い集めて共同購入すればいけるか?でも、とりまとめがすごくめんどくさそう。
完全オーガニックのケチャップを見てみましょう。
評判も上々なのですが、値段はけっこうお高いです。680gで1,700円以上。amazonプライムを使えば、送料無料で買えるのは良いのですが、もともとの値段が高いんですね。
Amazon.co.jp: アニーズ オーガニック ケチャップ : 食品・飲料・お酒
バランス的には、生活クラブという生協のトマトケチャップが理想でした。
トマトと玉ねぎだけを使って作った添加物なしケチャップで、370gで398円。生協なので、ママ割があって1歳未満の子がいる家庭は送料無料です。
このケチャップを買いたいがために生協に加入したという人もいるほど。
小さな子がいる友だちにプレゼントすると、すごく喜ばれます。(それでいて、プレゼントとしては安い)
ただ、この生協は安心安全を本気で追求していて、利用客のノリがめんどくさいんですよね。うーん。
いちおう、近所の生活クラブの店で会員にならずに試し買いが可能(非公式)なこともあります。