

バジルペーストは冷蔵庫に入れたまま1週間で使い切れず、捨ててしまった経験はありませんか?
バジルペーストは、朝食のトーストに塗るだけで一気にカフェ風の一皿になります。これは意外と知られていない使い方です。
食パンにバジルペーストを薄く塗り、その上にスライストマトとモッツァレラチーズを乗せてオーブントースターで焼くだけで、本格的なピザトーストが完成します。時間にして5分程度。朝の忙しい時間帯でも十分に作れるスピードです。
バゲットに塗って生ハムを乗せれば、そのままおしゃれな前菜にもなります。バジルの香りが生ハムの塩気とよく合い、ワインのおつまみにも最適です。カルディで販売されている「ア・プティア バジルペースト」や「モンティ バジルペースト(180g)」などの市販品は、クリームチーズ約50gに小さじ1杯分を混ぜると、野菜スティックや生春巻きのディップにもなります。これは使えそうです。
ホットサンドにも応用できます。じゃがいもをひと口大に切ってレンチン(600W・3分)し、バジルペーストで和えてハムとチーズといっしょに食パンで挟んで焼けば、子どもにも喜ばれるランチの完成です。
| パンの種類 | 合わせる具材 | 食べ方のポイント |
|---|---|---|
| 食パン | トマト・チーズ | トースターで3〜4分焼く |
| バゲット | 生ハム・スライストマト | そのまま前菜として |
| 食パン(ホットサンド) | レンチンじゃがいも・ハム・チーズ | ホットサンドメーカーで焼く |
「バジルソースは魚料理や洋食には使えるけど、普段の肉料理には合わない」と思っている方が多いようですが、実は鶏肉・豚肉・牛肉、どれにも驚くほどよく合います。
たとえば鶏もも肉をフライパンでこんがりと焼いて、仕上げにバジルペーストを大さじ1〜2ほど絡めるだけで、風味豊かなバジルチキンが完成します。バジルに含まれるリナロールという香り成分が、鶏の脂のくどさを軽減してくれるため、後味がすっきりします。豚肉のソテーに添えてもよく、糖質は1人前あたり約1.9gと非常に低く、ダイエット中の主婦にも取り入れやすい一品です。
つまり、バジルペーストは「万能な肉用ソース」ということです。
鶏むね肉を使う場合は、薄切りにしてフライパンで火を通し、仕上げにバジルペーストを全体に絡める方法が最も手軽です。カロリーを抑えながらも満足感のある夕食の主菜として活躍します。また、鶏肉とじゃがいもを一緒にバジルペーストで炒める「ジェノベーゼ炒め」は、ワインにもご飯にも合う万能おかずとして定番人気があります。
バジルペーストをドレッシングとして使う発想は、まだまだ広まっていません。でも、この使い方が実はいちばんコストパフォーマンスが高いかもしれません。
基本の使い方は、バジルペーストをオリーブオイルと同量で薄めてレモン汁を数滴加えるだけ。これだけで市販のドレッシングに引けを取らない、風味豊かなバジルドレッシングが10円以下で作れます。市販のドレッシングは平均200〜500円前後ですから、手作りにすることで年間に換算するとかなりのコスト削減になります。
タコとじゃがいものサラダは、イタリアでもよく食べられる定番の組み合わせです。タコをぶつ切りにして、茹でたじゃがいもとバジルペーストを混ぜるだけ。味が物足りなければ、塩こしょうと白ワインビネガーで調えます。これが家庭の副菜として驚くほど好評です。
カプレーゼ(トマト・モッツァレラ・バジル)に市販のバジルペーストをそのままかけると、フレッシュバジルを用意しなくても本格的な前菜が完成します。バジルは意外と傷みやすいため、ペーストを常備しておくほうが経済的です。
バジル100gあたりには約6,300μgのβカロテンが含まれており、これは抗酸化作用が強く、皮膚や免疫機能を正常に保くはたらきがあります。また鉄分も豊富で貧血予防にも効果が期待できるため、栄養面でもサラダに積極的に取り入れる価値があります。栄養が気になる方はこちらも参考になります。
管理栄養士が解説するバジルの栄養・効果効能(macaroni)
これはあまり知られていない活用法です。バジルペーストは、スープや煮込み料理の仕上げに少量加えることで、料理全体の風味をぐっと引き上げます。
ミネストローネにバジルペーストをひとさじ加えると、トマトの酸味が和らいでコクが深まります。加熱しすぎると香りが飛ぶため、火を止めてから仕上げに混ぜるのが原則です。この小さなひと手間が、市販のルーで作ったような味わいをワンランクアップさせてくれます。
卵料理との相性も見逃せません。洋風オムレツにバジルペーストを少量加えて焼けば、見た目も緑がかって華やかになります。ゆで卵を縦半分に切ってその上にバジルペーストをかけるだけでも、立派なひと品になります。これは使えそうです。
白身魚のソテーや蒸し魚に添えるのも、イタリア料理の食べ方として定番です。バジルペーストがソースの役割を果たし、シンプルな魚料理をぐっと格上げしてくれます。さらに焼いたバゲットに鮭とバジルペーストを乗せれば、前菜にもおつまみにもなる一皿が3分以内に完成します。
パスタ以外の料理にも合うジェノベーゼソースの使い方が詳しくまとまっているイタリア料理教室の記事もあわせて参照いただけます。
イタリア料理教室による「パスタ以外のジェノベーゼソースの使い方」解説
「バジルペーストを買ったものの、パスタ以外に使い道がわからず、開封後に1週間で変色して捨てた」という経験をした方は少なくありません。これはもったいないです。
正しい保存方法さえ知れば、手作りも市販品も冷凍で最大1ヶ月間保存できます。方法は非常にシンプルで、製氷皿に小分けして冷凍するだけです。1マスが約大さじ1〜2杯分になるため、使いたい量だけ取り出せて便利です。冷凍したバジルペーストは、黒っぽく変色するのも防げるため、鮮やかな緑色をキープできます。
冷凍保存が基本です。
フリーザーバッグを使う方法もあります。バッグに平らに広げて冷凍すれば、板状のまま保存でき、折って必要な分だけ使えます。はがきの縦幅(約15cm)ほどの厚みにすれば、折って使うのに最適なサイズです。解凍するときは自然解凍か、料理に直接加えて加熱するだけでOKです。
手作りの場合、冷蔵保存では1週間が目安ですが、冷凍すると1ヶ月まで延長できます。作りすぎた場合は迷わず冷凍しましょう。保存容器に入れる際は、ペーストの表面にオリーブオイルを薄く注いで空気と遮断すると、変色を防ぎながら冷蔵でも保存しやすくなります。
| 保存方法 | 保存期間の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵(未開封) | 約2週間 | 表面をオリーブオイルで覆う |
| 冷蔵(開封後) | 約1週間 | 早めに使い切る |
| 冷凍(製氷皿) | 約1ヶ月 | 1マス=大さじ1〜2杯分 |
| 冷凍(フリーザーバッグ) | 約1ヶ月 | 薄く伸ばして折って使う |
市販品を常備するなら、カルディの「モンティ バジルペースト(180g)」は塩気が強すぎず上品な味わいで使い回しがしやすいと評判です。自宅でバジルが余った場合でも、カゴメのレシピで紹介されている作り方(バジル40g・オリーブオイル75ml・粉チーズ30g・松の実30g・にんにく半片・塩小さじ1/2)で手作りし、すぐに冷凍するのがもっとも無駄がない方法です。
冷凍保存の詳しい方法は以下が参考になります。
カゴメ公式:バジルペーストの作り方と保存方法・使い方アイデア