離乳食のミネストローネ/後期
ミネストローネは多くの野菜がスープ状で食べられる料理。野菜を単品ではなく、たくさんの種類を食べさたいときの離乳食として優秀です。
離乳食後期から与えられます。
離乳食としてミネストローネを作る際、大人向けのミネストローネとは違い、赤ちゃんが食べることを配慮する点があります。
- 食材のカットサイズ:大人向けのミネストローネでは、野菜のカットサイズが大きく、具がゴロゴロと入っています。一方、離乳食用に作る場合は野菜を細かく刻んだり、すりつぶしたりして、食べやすくしています。
- 塩分の調整:大人向けのミネストローネでは、塩分をしっかりと加えて味を調整することが一般的です。しかし、離乳食用に作る場合は、塩分を控えめにして、赤ちゃんの体に負担をかけないように注意が必要です。
- 食材の種類:大人向けのミネストローネには、肉やチーズ、パスタなども入ることがありますが、離乳食用のミネストローネには、赤ちゃんが食べやすい野菜や豆、玄米などを使うことが一般的です。
離乳食のミネストローネ/野菜
離乳食のミネストローネに使える野菜はたくさんあります。ここでは、いくつかの例を挙げます。
- じゃがいも
- にんじん
- 玉ねぎ
- キャベツ
- トマト
- セロリ
- ほうれん草
- ブロッコリー
- カリフラワー
- ニンジン
- さつまいも
- かぼちゃ
- きのこ
それぞれの野菜は、まずは赤ちゃんが食べられるかどうかを試したあとにしましょう。
いくつかの野菜は、野菜単品がキューブ状になったものが販売されています。
これらの野菜はすべて、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、赤ちゃんの健康に良いです。また、離乳食に適した柔らかさになるまで調理することもできます。
離乳食のミネストローネを作るときは、赤ちゃんの月齢に合わせて野菜の固さや量に注意してください。また、塩やコショウなどの調味料は使用せず、薄味にしてください。
離乳食のミネストローネは、赤ちゃんに野菜をたくさん食べさせるのに最適な方法です。また、風味豊かで栄養価の高い食事を作るのに最適な方法でもあります。
離乳食のミネストローネ/レシピ
離乳食のミネストローネのレシピです。
材料:
- じゃがいも 1/2個
- にんじん 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- キャベツ 1/4枚
- カットトマト缶 1缶(140g)
- 水 200ml
- ベビー用スープベース 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/4(お好みで)
作り方:
- じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツは食べやすい大きさに切る。
- 鍋に水、スープベース、塩を入れ、煮立ったらじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツを加える。
- 野菜が柔らかくなるまで煮る。
- カットトマト缶を加えてひと煮立ちさせる。
- 離乳食の形状に合わせて、ミキサーやすり鉢でつぶす。
- 器に盛り、お好みで野菜をのせる。
ポイント:
- 野菜は食べやすい大きさに切ることで、赤ちゃんが食べやすくなります。
- スープベースや塩は、赤ちゃんの月齢に合わせて加減してください。
- 離乳食は、食材をよくすりつぶして、赤ちゃんが飲み込めない大きさにしてください。
- お好みで、肉や魚を加えてもよいでしょう。
離乳食のミネストローネ/トマト
ミネストローネに使うトマトについてですが、生のトマトを使うことが望ましいです。新鮮なトマトは栄養価が高く、味も豊かです。また、缶詰のトマトは保存料が入っている場合があるため、できるだけ新鮮なトマトを使用することがおすすめです。赤ちゃんに与える際には、十分に火を通してください。
離乳食のミネストローネに使うトマトは、赤く熟したトマトが良いでしょう。さらに、以下の点に注意して選んでください。
- 皮が薄いトマト
- 種が少ないトマト
- 酸味が少ないトマト
皮が薄いトマトは、赤ちゃんが食べやすいです。種が少ないトマトは、赤ちゃんが食べやすいだけでなく、消化もしやすいです。酸味が少ないトマトは、赤ちゃんが食べやすいだけでなく、おなかを壊しにくいです。
離乳食のミネストローネに生のトマトを使う場合は、皮をむいて種を取り除く必要があります。トマトの皮むきは、まるごとトマトを軽く茹でるとツルリとムケます。
離乳食のミネストローネにトマトを入れる場合は、トマトを細かく切って、ミネストローネに入れて煮込むだけです。
離乳食のミネストローネにトマトを入れるときは、赤ちゃんが食べやすいように、トマトを細かく切って、酸味が抑えられているものを選んでください。
時短をしたい場合は、塩分無添加のトマトジュースを使っても良いでしょう。下ごしらえの手間が大幅に省けます。子供向けの無添加コンソメを一緒に使うようにしてください。
離乳食のミネストローネ/1歳のレシピ
1歳の離乳食におすすめのミネストローネのレシピをご紹介します。
材料
- 水 600ml
- トマト缶(カット) 1缶(280g)
- にんじん 1本
- セロリ 1本
- 玉ねぎ 1個
- じゃがいも 1個
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 黒コショウ 小さじ1/4
- バジルの葉 適量
- パセリの葉 適量
- 乾燥タイム 小さじ1/4
- 乾燥ローズマリー 小さじ1/4
- 乾燥オレガノ 小さじ1/4
作り方
- にんじん、セロリ、玉ねぎ、じゃがいも、にんにくは皮をむいて一口大に切ります。
- オリーブオイルを鍋に熱し、にんにくを炒めます。
- にんじん、セロリ、玉ねぎ、じゃがいもを加えて炒めます。
- 水、トマト缶(カット)、トマト缶(ホール)、塩、黒コショウ、タイム、ローズマリー、オレガノを加えます。
- 弱火で30分ほど煮込みます。
- バジル、パセリを加えて火を止めます。
- ミキサーで滑らかになるまでつぶします。
ポイント
- にんじん、セロリ、玉ねぎ、じゃがいもは、小さめに切ると火が通りやすくなります。
- トマト缶(カット)とトマト缶(ホール)を使うことで、トマトの酸味を抑え、コクを出すことができます。
- バジル、パセリ、タイム、ローズマリー、オレガノは、お好みで加えてください。
- ミキサーでつぶす代わりに、すり鉢でつぶしてもよいです。
- 1歳の離乳食は、食材の形状や味に慣れさせることが大切です。ミネストローネは、野菜がたっぷり入っていて栄養価も高いため、1歳の離乳食におすすめです。