さつまいもをノンフライヤーで!簡単レシピと美味しい作り方のコツ

さつまいもをノンフライヤーで!簡単レシピと美味しい作り方のコツ

さつまいもとノンフライヤーで叶える絶品おやつ

この記事でわかること
🍠
基本の下処理

美味しさを左右する、さつまいもの下ごしらえと切り方のコツ

🍟
人気レシピ

スティックやチップス、焼き芋などノンフライヤーで作る簡単レシピ

🤔
品種別の相性

ホクホク系?ねっとり系?品種ごとの特徴とおすすめ調理法

さつまいもをノンフライヤーで!調理前の下処理と切り方のコツ

 

ノンフライヤーでさつまいもを美味しく調理するためには、実は下処理がとても重要です。ちょっとした手間で、仕上がりが格段に変わりますよ。美味しいさつまいも料理への第一歩、基本の「き」をしっかり押さえていきましょう。

アク抜きでえぐみを抑え、変色を防ぐ

さつまいもを切ると、断面から白い液体が出てきますよね。これは「ヤラピン」という成分で、便通を整える効果が期待できる良い成分なのですが、空気に触れると酸化して黒く変色し、アクとなってえぐみの原因になります。これを防ぐために、切ったさつまいもは5分〜10分ほど水にさらしてアク抜きをしましょう。長時間さらしすぎると、ビタミンCなどの水溶性の栄養素が流れ出てしまうので注意してくださいね。

  • 🔪 切ったらすぐに水に入れるのがポイント!
  • ⏰ 水にさらす時間は5〜10分が目安。
  • 💧 変色を防ぎ、さつまいも本来の甘さを引き出します。

水気をしっかり拭き取ってカリッと食感に

アク抜きが終わったら、キッチンペーパーなどでさつまいもの表面の水分を丁寧に拭き取ります。この工程を省くと、ノンフライヤーで加熱した際に水蒸気が出てしまい、表面がカリッと揚がりません。特にさつまいもスティックやチップスを作る際は、このひと手間が食感を大きく左右します。油を絡める前には、必ず水気をオフ!これを徹底するだけで、お店のようなカリカリ、ホクホクの仕上がりになりますよ。

調理法に合わせた切り方をマスター!

ノンフライヤー調理では、切り方も美味しさの重要な要素です。均一に火が通るように、大きさを揃えて切ることが基本です。

  • スティック状 🍟: 5cm程度の長さ、1cm角の棒状に切るのが定番。子供も持ちやすく、おやつにぴったりです。均一な太さにすることで、焼きムラなく仕上がります。 火の通りも早いので、時短調理にも向いています。
  • 薄切り(チップス) 🥔: スライサーを使うと、均一な薄さに切れるのでおすすめです。1mm程度の薄さがパリパリ食感の秘訣。 厚さを均一にしないと、焦げる部分と生の部分ができてしまうので注意しましょう。
  • 乱切り(大学芋など) 🍠: 一口大に切ることで、タレが絡みやすくなります。火の通りを均一にするため、大きさを揃えるのがポイントです。外はカリッと、中はホクホクの食感が楽しめます。
  • 丸ごと(焼き芋) 🔥: ノンフライヤーなら、石焼き芋のようなねっとり甘い焼き芋も作れます。この場合は切らずに、皮をよく洗ってそのままバスケットに入れます。低温でじっくり加熱するのが甘さを引き出すコツです。

このように、作りたい料理に合わせて切り方を変えることで、ノンフライヤーの性能を最大限に引き出し、理想の食感に近づけることができます。


さつまいものアク抜きについては、以下の農林水産省のページで詳しく解説されています。

 

さつまいもを切ったときに出る白い液体は何ですか。:農林水産省

さつまいもスティックをノンフライヤーで!カリカリほくほく食感の作り方

子供から大人まで大人気のさつまいもスティック。ノンフライヤーを使えば、油で揚げるよりもヘルシーで後片付けも簡単です。外はカリカリ、中はホクホクの理想적인食感に仕上げるためのレシピとコツをご紹介します。

基本のさつまいもスティックレシピ

まずはシンプルな塩味のレシピから。さつまいも本来の甘さを楽しめます。
【材料】

  • さつまいも: 中1本 (約250g)
  • オリーブオイル (またはお好みの油): 大さじ1
  • 塩: 少々

【作り方】

  1. さつまいもは皮付きのままよく洗い、1cm角の棒状に切ります。
  2. 切ったさつまいもを5〜10分水にさらし、アクを抜きます。
  3. キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。これがカリカリにするための最重要ポイントです!
  4. ボウルにさつまいもとオリーブオイルを入れ、全体に油が絡むように混ぜます。
  5. ノンフライヤーのバスケットに、さつまいもが重ならないように並べます。
  6. 180℃で10分加熱します。
  7. 一度取り出し、バスケットを振って全体を混ぜ、焼きムラを防ぎます。
  8. 再度180℃で5〜10分、お好みの焼き色になるまで加熱します。
  9. 熱いうちに塩を振って完成です! ✨

美味しく作るための温度と時間

さつまいもスティックを美味しく作る秘訣は、二段階に分けて加熱することです。まず180℃で10分ほどじっくり加熱し、さつまいもの内部に火を通し甘みを引き出します。 その後、一度混ぜてから追加で5分〜10分加熱することで、表面の水分が飛んでカリッとした食感が生まれます。機種やさつまいもの量によって火の通り方が変わるので、時間は様子を見ながら調整してくださいね。
COCORIのレシピでは、途中で混ぜることで均等に熱が入るように推奨されています。 焼きムラがあると食感が損なわれるため、このひと手間を惜しまないようにしましょう。

アレンジいろいろ!味付けバリエーション

シンプルな塩味も美味しいですが、味付けを変えれば楽しみ方が無限に広がります。

  • コンソメ味: 子供に大人気!塩の代わりにコンソメ顆粒をかければ、手が止まらない美味しさに。
  • ガーリック味: ガーリックパウダーと塩、お好みで乾燥パセリをかければ、大人のおつまみにもぴったりです。
  • ハニーバター味 🍯: 焼きあがった熱々のさつまいもに、溶かしたバターとはちみつを絡めます。甘じょっぱさがクセになります。
  • カレー: カレー粉と塩を混ぜて振りかければ、スパイシーな風味でおやつにもお弁当のおかずにもなります。

油を絡める際に一緒に味付け用のパウダーを混ぜ込むと、味が均一になります。ぜひ、ご家庭のお好みの味を見つけてみてください。

さつまいもチップスがノンフライヤーで劇的に変わる!パリパリにする秘訣

市販のスナック菓子もいいけれど、添加物が気になる…そんな方におすすめなのが、ノンフライヤーで作る自家製さつまいもチップスです。油で揚げないのでとってもヘルシー。パリッパリの食感に仕上げるための秘訣を、詳しく解説します。

パリパリ食感を実現する3つの秘訣

お店で売っているような理想のパリパリ食感を出すには、いくつかの重要なポイントがあります。

  1. 均一な薄さにスライスする
    厚さがバラバラだと、薄い部分は焦げ、厚い部分は生焼けになってしまいます。均一な食感にするために、スライサーを使って1mm程度の薄さにスライスするのが絶対におすすめです。 包丁で切る場合は、怪我に注意しながら、できるだけ厚みを揃えるように丁寧に切りましょう。
  2. でんぷんを洗い流し、水気を完璧に拭き取る
    スライスしたさつまいもは、5分ほど水にさらして表面のでんぷんを洗い流します。これにより、チップス同士がくっつくのを防ぎ、カリッとした仕上がりになります。そして、アク抜き以上に重要なのが、水気を完全に拭き取ること。キッチンペーパーで1枚1枚丁寧に、表面の水分を押さえるように拭き取ってください。 ここで水分が残っていると、揚げ上がりがフニャッとしてしまう最大の原因になります。
  3. 低温でじっくり加熱する
    高温で一気に加熱すると、中まで火が通る前に表面だけが焦げてしまいます。160℃程度の比較的低温で、15分〜20分ほどじっくり加熱するのがパリパリにするコツです。 加熱時間の半分が過ぎたら一度バスケットを振って、チップスが重なっている部分をほぐしてあげると、全体にムラなく火が通ります。
  4. 基本のさつまいもチップスレシピ

    【材料】

    • さつまいも: 1本
    • オリーブオイル: 小さじ1
    • 塩: 少々

    【作り方】

    1. ノンフライヤーを160℃で3分予熱しておきます。
    2. さつまいもは皮付きのままよく洗い、スライサーで1mm厚の薄切りにします。
    3. ボウルに水を張り、スライスしたさつまいもを5分ほどさらします。
    4. ザルにあげ、キッチンペーパーで1枚ずつ丁寧に水気を拭き取ります。
    5. ボウルにさつまいもとオリーブオイルを入れて、手で優しく混ぜ、全体に薄く油をコーティングします。
    6. ノンフライヤーのバスケットに、チップスが重ならないように広げて入れます。一度にたくさん入れすぎないのがポイントです。
    7. 160℃で15〜20分加熱します。途中8分ほど経ったら一度取り出し、バスケットを振ってチップスをほぐします。
    8. チップスがほんのりきつね色になったら完成です。熱いうちに塩を振ってお召し上がりください。

    💡 ワンポイントアドバイス

    出来立ては少し柔らかく感じても、粗熱が取れる過程で水分が飛んでパリッとします。 もし冷めてもフニャフニャしている場合は、追加で2〜3分加熱してみてください。


    詳しいレシピやコツは、Nadiaのレシピサイトでも紹介されています。

     

    揚げずにパリパリ!ノンフライヤーでさつまいもチップス by ゆpipipi | レシピサイト Nadia

    さつまいもがノンフライヤーで石焼き芋に?ねっとり甘いを引き出す温度と時間

    冬の風物詩、石焼き芋。あの蜜が溢れ出るような、ねっとりとした甘い焼き芋を、おうちのノンフライヤーで再現してみませんか?ノンフライヤーは高温の熱風で包み込むように加熱するため、さつまいもの甘みを最大限に引き出すのに最適な調理器具なのです。火加減の心配もなく、ほったらかしで絶品焼き芋が作れますよ。

    甘さを引き出す鍵は「低温でじっくり」

    さつまいものでんぷんは、「β-アミラーゼ」という酵素の働きによって麦芽糖(マルトース)という甘い糖に分解されます。この酵素が最も活発に働く温度帯が60℃〜70℃。つまり、この温度帯を長く保つことで、さつまいもはどんどん甘くなるのです。そのため、ノンフライヤーで焼き芋を作る際は、高温で一気に焼き上げるのではなく、160℃程度の低温で60分以上かけてじっくりと加熱するのが最大のポイントです。
    あるレシピでは、160℃で40分以上加熱することが推奨されています。 また、芋の大きさによっては60分〜90分かかることも。竹串を刺してみて、スッと抵抗なく通るようになれば焼き上がりのサインです。

    ねっとり派?ホクホク派?食感を操るテクニック

    好みの食感に合わせて、調理法を少し変えてみましょう。

    • ねっとり派におすすめの裏ワザ 🤤

      さつまいもを濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにその上からアルミホイルで包んでから加熱する方法がおすすめです。 これにより、さつまいも自体の水分で蒸し焼き 상태になり、パサつかずにしっとり、ねっとりとした食感に仕上がります。まるで蜜が滴るような、極上の甘さを体験できますよ。
    • ホクホク派はシンプルに 😊

      昔ながらのホクホクとした食感がお好みなら、アルミホイルなどは使わず、洗ったさつまいもをそのままバスケットに入れて加熱しましょう。表面の皮がパリッと香ばしく焼け、中はホクホクとした懐かしい味わいの焼き芋になります。

    ノンフライヤー焼き芋 基本レシピ

    【材料】

    • さつまいも: お好みの本数 (バスケットに入る大きさのもの)

    【作り方】

    1. さつまいもを皮付きのまま、泥をきれいに洗い流します。
    2. (ねっとりさせたい場合)濡らしたキッチンペーパー、アルミホイルの順で包みます。
    3. ノンフライヤーのバスケットにさつまいもを並べます。
    4. 160℃で60分にセットしてスタートします。
    5. 加熱が終了したら、一番太い部分に竹串を刺してみて、スッと通ればOK。硬い場合は10分ずつ追加で加熱してください。
    6. 焼きあがったら、すぐに取り出さずに、電源を切ったノンフライヤーの中に15分ほど放置します。 余熱で火を通すことで、さらに甘みが増します。

    品種や大きさによって最適な加熱時間は変わってきます。ぜひ、ご家庭のノンフライヤーとお気に入りのさつまいもで、ベストな焼き加減を見つける冒険を楽しんでみてください。

    【独自視点】さつまいもの品種で変わる!ノンフライヤー調理との相性診断

    スーパーに行くと、「紅はるか」や「安納芋」、「シルクスイート」など、様々な品種のさつまいもが並んでいますよね。実は、これらの品種は甘さや食感が異なり、それぞれに合った調理法があります。ノンフライヤー調理の仕上がりも、品種によって大きく変わるのです。ここでは、代表的なさつまいもの品種とノンフライヤー調理との相性を、独自視点で診断します!

    ねっとり系さつまいも:焼き芋や大学芋で真価を発揮!

    近年人気の「ねっとり系」は、加熱すると水分が多く、蜜のように甘くなるのが特徴です。低温でじっくり加熱することで、その甘さと食感が最大限に引き出されます。

    • 紅はるか: しっとり滑らかな舌触りと、非常に強い甘みが特徴。「はるか」に甘いことから名付けられました。ノンフライヤーでじっくり焼き芋にすると、蜜が溢れ出るほどの絶品スイーツに。
    • 安納芋: ねっとり系の代表格。オレンジ色がかった果肉が特徴で、水分が多くクリーミーな食感。焼き芋にすると、まるでカスタードクリームのような濃厚な甘さを楽しめます。
    • シルクスイート: その名の通り、絹のような滑らかな食感が魅力。上品な甘さで、焼き芋はもちろん、スイートポテトなどに加工するのもおすすめです。

    【ノンフライヤー相性診断】

    ねっとり系の品種は、ノンフライヤーでの焼き芋に最適です。低温(160℃程度)で60分以上じっくり加熱することで、甘みを最大限に引き出すことができます。乱切りにして大学芋にするのも、中のねっとり感と外のカリカリ感のコントラストが楽しめておすすめです。

    ホクホク系さつまいも:スティックやチップスに最適!

    昔ながらの「ホクホク系」は、加熱すると水分が少なく、粉質で栗のような食感が特徴です。煮崩れしにくいため、天ぷらなどの揚げ物や煮物にも向いています。

    • 紅あずま: 関東で人気の代表적인ホクホク系品種。繊維質が少なく、上品な甘さでホクホクとした食感が楽しめます。
    • 鳴門金時: 主に関西で親しまれているブランド芋。栗のようにホクホクとした食感と、素朴で優しい甘さが特徴です。

    【ノンフライヤー相性診断】

    ホクホク系の品種は、その食感を活かせるさつまいもスティックさつまいもチップスにぴったりです。ノンフライヤーで調理することで、外はカリッと、中はホクホクに仕上がります。高温(180℃〜200℃)で短時間加熱するのが、食感良く仕上げるコツです。焼き芋にすると、水分が飛んで少しパサつきやすい傾向があるため、ねっとり系ほどの感動は得にくいかもしれません。

    しっとり系さつまいも:オールマイティに活躍!

    ねっとり系とホクホク系の中間の性質を持つのが「しっとり系」です。程よい水分と甘さのバランスが良く、どんな料理にも合わせやすい万能選手です。

    • 紅こがね: しっとりとした食感と、バランスの取れた甘みが特徴。煮崩れしにくいので、煮物からお菓子作りまで幅広く使えます。

    【ノンフライヤー相性診断】

    しっとり系は、まさにオールラウンダー。焼き芋にすればしっとりとした甘さを、スティックやチップスにすればホクホク感とカリカリ感の両方を楽しめます。どんなレシピにも対応できるので、迷ったらまず「しっとり系」を選んでみるのも良いでしょう。
    このように、品種の特性を理解してノンフライヤーで調理すれば、いつものさつまいもがもっと美味しくなります。ぜひ、色々な品種を試して、お気に入りの組み合わせを見つけてみてくださいね。

     

     


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