芋けんぴノンフライヤーで作る簡単レシピと失敗しないコツ

芋けんぴノンフライヤー簡単レシピ

芋けんぴノンフライヤー基本の作り方

ノンフライヤーで作る芋けんぴは、揚げ油を使わないため通常の芋けんぴと比べてカロリーを大幅に抑えることができます。さつまいも1本（約250〜300g）を用意し、皮ごと洗って細切りにします。この時、なるべく均一な太さ（約5mm角）に切ることが、仕上がりを均一にする重要なポイントです。切ったさつまいもは水に5分ほどさらしてアク抜きをし、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ります。水分が残っていると、カリッとした食感にならないので注意が必要です。

 

参考）【レシピ】ノンフライ芋けんぴ🍠
​
次に、ボウルにさつまいもを入れ、オリーブオイルまたはココナッツオイル大さじ2と、きび砂糖大さじ1を加えて全体によく絡めます。ノンフライヤーのバスケットにクッキングシートを敷き、さつまいもが重ならないように並べます。180℃に予熱したノンフライヤーで10分加熱し、一度取り出して全体をざっくり混ぜてから、さらに180℃で5〜10分加熱します。さつまいもがカラカラと音がするようになり、中まで火が通ってカリッとしたら完成です。仕上げにお好みではちみつを少量かけたり、黒ごまをふりかけるとさらに美味しくなります。

 

参考）ノンフライヤーでヘルシー♪さつまいもスティック☆ レシピ・作…
​

芋けんぴノンフライヤー温度と時間設定のコツ

ノンフライヤーで芋けんぴを作る際、温度と時間の設定が仕上がりを左右する重要なポイントになります。一般的には180℃で合計20分前後が基本ですが、機種や芋の太さによって調整が必要です。最初の10分は180℃でしっかりと加熱し、さつまいもの表面に軽く焼き色をつけます。その後、一度取り出して全体を混ぜることで、均一に火を通すことができます。2回目の加熱では、さつまいもの状態を見ながら5〜10分追加で加熱し、カリカリになるまで様子を見ましょう。

 

参考）さつまいもチップス ｜ COSORI PRO LE 4.7L…
​
より低温でじっくり仕上げたい場合は、150〜160℃で15分ずつ2回に分けて加熱する方法もあります。この方法だと、さつまいもの甘みがより引き出され、焦げにくくなるメリットがあります。途中で芋の上下を返すと、より均一に火が入ります。予熱機能がある機種では、160℃で3分ほど予熱してから調理を始めると、ムラなく仕上がります。また、さつまいもの水分量や厚さによっても加熱時間が変わるため、最後の5分は様子を見ながら、カリカリ感が足りなければ1〜2分ずつ追加で加熱すると失敗しません。

 

参考）https://oceans-nadia.com/user/1070686/recipe/503113
​

芋けんぴノンフライヤー失敗しないポイント

ノンフライヤーでの芋けんぴ作りで最も多い失敗が、パサパサになってしまったり、逆に柔らかすぎて食感が悪くなることです。この失敗の主な原因は、さつまいもの水分処理と油の量にあります。ノンフライヤーは揚げ油を使わないため、材料そのものに適度な油分を含ませることが重要です。さつまいもを細切りにした後、水にさらしてアク抜きをしたら、キッチンペーパーで徹底的に水分を拭き取ります。その後、オリーブオイルやココナッツオイルを大さじ2程度しっかり絡めることで、カリッとした食感が生まれます。
​
もう一つの失敗の原因は、さつまいもを重ねて入れてしまうことです。ノンフライヤーは熱風を循環させて調理するため、芋同士が重なっていると空気の通り道がなくなり、均一に加熱できません。バスケットに並べる際は、必ず一層になるように配置し、途中で1〜2回取り出して全体を混ぜることで、ムラなく仕上がります。また、クッキングシートを敷いておくと、焦げ付きを防ぎ、後片付けも非常に簡単になります。焼き上がったらすぐに食べず、30分〜1時間ほど室温で粗熱を取ることで、さらにカリカリ感が増します。急に冷蔵庫に入れると水分が逃げやすくなるため、まずは常温で落ち着かせるのがコツです。

 

参考）揚げない「カリカリ芋けんぴ」の作り方を野菜ソムリエが解説 -…
​

芋けんぴノンフライヤーアレンジレシピ

基本の芋けんぴに飽きたら、様々なアレンジを楽しむことができます。人気のアレンジの一つが「塩バター芋けんぴ」です。ノンフライヤーで焼き上げた芋けんぴに、溶かしバター10gと塩ひとつまみを混ぜ合わせたものを絡めるだけで、甘じょっぱい大人の味に仕上がります。沖縄県産の紅芋を使った紅芋けんぴも、彩りが美しく、ほんのり紫色で見た目にも楽しめます。

 

参考）芋けんぴのお取り寄せ｜マツコ絶賛など！有名で人気の美味しい芋…
​
スパイシーな味がお好みなら「大人の芋けんぴ」がおすすめです。砂糖50g、醤油大さじ1/2、水大さじ1を混ぜたシロップに、黒こしょう小さじ1/2を加えて、ノンフライヤーで焼いた芋けんぴに絡めます。黒こしょうのピリッとした辛さが、甘みを引き立てて癖になる味わいです。また、シナモンパウダーを振りかければチャイ風味に、ココアパウダーをまぶせばチョコ味の芋けんぴにアレンジできます。はちみつの代わりにメープルシロップやアガベシロップを使うと、また違った風味が楽しめます。お子様のおやつには、焼き上がった芋けんぴをマシュマロと混ぜ合わせて、いりごまを加えた「芋けんぴのおこし」も喜ばれます。

 

参考）業務用芋けんぴについてご紹介！おすすめアレンジレシピも掲載 …
​

芋けんぴノンフライヤー栄養とカロリー

ノンフライヤーで作る芋けんぴは、通常の揚げた芋けんぴと比べて油を約90%カットできるため、大幅にカロリーを抑えることができます。通常の芋けんぴ100gあたりのカロリーは約470〜500kcalですが、ノンフライヤーで作ると約200〜250kcalまで抑えられるため、ダイエット中の方や健康を気にする主婦の方にもおすすめです。さつまいも自体の栄養価は非常に高く、100gあたり134kcalで、食物繊維が豊富に含まれています。

 

参考）さつまいもの栄養・効能がすごい！効果的な食べ方を解説
​
さつまいもには腸内環境を整える食物繊維のほか、余分な塩分を排出してむくみを防ぐカリウムが470mg、抗酸化作用のあるビタミンCが29mg、老化予防に効果的なビタミンEが1.5mg含まれています。さらに、β-カロテンやポリフェノール（クロロゲン酸）も豊富で、美肌効果や免疫力アップ、疲労回復にも役立ちます。ノンフライヤーで調理することで、これらの栄養素を損なうことなく、ヘルシーに摂取できるのが大きなメリットです。黒ごまをトッピングすれば、セサミンの抗酸化作用もプラスされ、さらに栄養価が高まります。

 

参考）さつまいもに含まれる栄養素を徹底解説！栄養を逃さない食べ方や…
​

芋けんぴノンフライヤー保存方法と日持ち

手作りの芋けんぴは市販品と違って保存料が入っていないため、正しい保存方法を知っておくことが大切です。市販の芋けんぴは3〜4ヶ月程度の賞味期限がありますが、手作りの場合は2〜3日で食べきるのが基本です。ノンフライヤーで焼き上げた芋けんぴは、完全に冷めてから保存します。粗熱が取れたら、ジップロックなどの密閉できる容器や袋に入れて保存しましょう。芋けんぴは湿気に非常に弱いため、密閉性の高い容器を選ぶことが重要です。

 

参考）芋けんぴの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?オススメの…
​
保存場所は、温度の変化が少なく湿度の低い場所が理想的です。常温保存も可能ですが、特に梅雨時期や夏場は冷蔵庫の野菜室やチルド室での保存がおすすめです。冷蔵庫は温度の変化が少なく、湿度もコントロールされているため、より長持ちします。ただし、冷蔵庫から出した際に結露が発生しやすいので、食べる分だけ取り出すようにしましょう。より長期保存したい場合は、-18℃以下の冷凍保存も可能で、この場合は約2ヶ月程度保存できます。食べる際は自然解凍するか、トースターで軽く温め直すとカリッと感が戻ります。開封後の芋けんぴは、乾燥剤を一緒に入れておくと湿気を吸収してくれるので、カリカリ食感を長く保つことができます。

 

参考）安心、安全な手作り べにあずま サツマイモスイーツ 専門店「…
​
ノンフライ芋けんぴの詳しいレシピはこちら - トースター版の作り方も紹介
カリカリ芋けんぴをフライパンで作る方法 - 野菜ソムリエ解説
さつまいもの栄養と効能の詳細 - 効果的な食べ方も解説