

あたりめを毎日50g以上食べると、体臭が2倍以上強くなる場合があります。
あたりめ(スルメ)は、100gあたり約334kcalというデータが日本食品標準成分表(文部科学省)に記載されています。一見カロリーが高いように感じますが、実際に1回で食べる量は20〜30g程度です。つまり1食あたり67〜100kcal程度に収まります。
たんぱく質が100gあたり約69gと非常に高く、同じ重さの鶏むね肉(約22g)と比べても約3倍のたんぱく質が含まれています。これが基本です。たんぱく質は筋肉の維持や代謝アップに直結するため、ダイエット中に積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
脂質は100gあたり約4gと低く、スナック菓子(ポテトチップス100gあたり約35g)と比べると約9分の1以下です。糖質も100gあたり約0.4gとほぼゼロに近く、糖質制限ダイエットにも取り入れやすい食品と言えます。
注目したいのが「咀嚼回数」です。あたりめは硬いため、1枚食べるのに平均30〜40回噛む必要があります。一般的なスナック菓子が5〜10回程度であるのと比べると、満腹中枢が刺激されるまでの時間(約20分)をしっかり確保できます。これは使えそうです。
食物繊維は含まれませんが、噛む行為そのものが満腹感に貢献するため、少量でも食欲を抑えやすいという利点があります。ただし噛む力が強い食品なので、顎や歯に問題がある方は注意が必要です。
参考リンク(文部科学省 食品成分データベース:あたりめの詳細な栄養成分が確認できます)
https://fooddb.mext.go.jp/
あたりめを食べた後に体臭や口臭が気になるという声は少なくありません。その原因として最も注目されているのが「トリメチルアミン(TMA)」という物質です。どういうことでしょうか?
イカや魚介類には「酸化トリメチルアミン(TMAO)」という無臭の成分が含まれています。これが腸内細菌によって分解されると、生臭いにおいの原因物質「トリメチルアミン」に変化します。この物質は血液に吸収されて全身を巡り、汗・呼気・尿として排出されるため、体臭・口臭・汗臭さが同時に強くなるという流れです。つまり、あたりめ由来の体臭は口だけの問題ではありません。
さらに、あたりめに豊富なアミノ酸(特にリジン・アルギニン)が過剰に摂取されると、腸内で腐敗が起きやすくなります。腸内環境が乱れると、インドールやスカトールといった悪臭成分が増え、これも体臭として現れます。腸内環境が条件です。
特に食べすぎると影響が大きく、1日50g以上を継続的に摂取した場合、体臭の変化を自覚する方が多いとされています。目安として、コンビニで売られているあたりめ1袋は25〜35g程度ですので、1日1袋を超える量が「食べすぎ」の目安になります。
口臭についても、あたりめに含まれるアミノ酸が口腔内の細菌によって分解されると、硫化水素やメチルメルカプタンといった揮発性硫黄化合物(VSC)が発生します。これらは口臭の強度を示すVSC濃度を引き上げます。食後すぐに水を飲むと口腔内の残留物を洗い流せるため、口臭抑制の効果が期待できます。
体臭が気になる場面(外出前・人に会う前)に多量のあたりめを食べることは避けるのがベターです。においを軽減したい場合は、食べる量を20g以内に抑えて、緑茶や水を一緒に飲む習慣を持つのが効果的です。
ダイエット効果を得ながら体臭リスクも抑えるためには、1日あたり20〜30gが適切な摂取量の目安です。これは一般的なおつまみ用あたりめの小袋1袋分(約25g)に相当します。コンビニや薬局で手に入りやすいサイズ感なので、量の管理がしやすいです。
食べるタイミングは「間食として14時〜16時の間」が理想的とされています。この時間帯は体内時計を調節するBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質の分泌量が1日の中で最も少なくなるため、脂肪として蓄積されにくい傾向があります。夜遅い時間帯(21時以降)は体内時計的に脂肪蓄積リスクが高まるので注意が必要です。
食べ方の工夫として以下の点が効果的です。
塩分に関しては特に注意が必要です。市販のあたりめ1袋(25g)に含まれる塩分は約0.6〜0.8g程度ですが、毎日継続的に食べると塩分過多になりやすいです。高血圧が気になる方や妊娠中の方は、1週間のトータル摂取量を意識することが大切です。
減塩タイプのあたりめも市販されており、通常品と比べて塩分を30〜40%カットしたものも存在します。塩分制限中の方にはこちらがおすすめです。体臭・塩分両方の観点から、商品選びの段階から意識することが重要です。これだけ覚えておけばOKです。
あたりめによる体臭を抑えるためには、「食べ方の工夫」と「腸内環境の整備」の2点が核心です。体臭の8割は腸内環境の問題と言われており、腸内で悪玉菌が優位になるほど臭いが強くなる傾向があります。腸内環境が原則です。
腸内環境を整えるための実践的な方法をまとめます。
体臭を抑えるためのサプリメントとして注目されているのが「クロロフィル(葉緑素)」です。緑黄色野菜に含まれる天然の消臭成分で、体内での臭い物質の生成を抑える働きが期待されています。毎日の食事で補いにくい場合は、葉緑素を配合したサプリメントを活用するのも手です。
口臭対策としては、あたりめを食べた後に緑茶を飲むのが効果的です。緑茶に含まれるカテキンには抗菌作用があり、口腔内の細菌増殖を抑えることで硫黄化合物の発生を抑制します。1杯(150ml程度)を食後すぐに飲む習慣をつけるだけで、口臭を大幅に軽減できます。いいことですね。
体臭が長期間改善しない場合は、「トリメチルアミン尿症(魚臭症候群)」という代謝疾患の可能性もゼロではありません。これは遺伝的にTMAを分解する酵素(FMO3)の働きが弱い体質によるものです。気になる方は消化器内科や皮膚科への相談を検討してください。
市販のダイエット食品や置き換えシェイクと比べたとき、あたりめにはひとつ大きな利点があります。それは「加工食品添加物がほぼゼロに近い」という点です。意外ですね。
一般的なプロテインバーやダイエットスナックには、乳化剤・増粘多糖類・甘味料(アセスルファムK、スクラロースなど)が複数含まれていることがほとんどです。これらの人工添加物の一部は腸内フローラを乱すという研究報告も出てきています(米国ジョージア州立大学の研究、2015年発表)。腸内環境への影響が条件です。
一方、あたりめ(特に無添加タイプ)の原材料はイカと塩のみという商品も多く存在します。素材由来のシンプルな食品であるため、腸内細菌への影響を最小限にとどめやすいというメリットがあります。
ただし、「素材シンプル=何でもOK」ではありません。以下の点は注意が必要です。
あたりめをダイエットのツールとして賢く使うためには、「1日20〜30g・午後の間食・水分セット」というルーティンが最もシンプルで継続しやすいです。体臭対策を並行して行えば、においを気にせず取り入れられます。これが条件です。
健康的なダイエットは食品単体の効果だけで完結するものではありません。あたりめはあくまで食事全体の中の「補助的なピース」として位置づけ、主食・野菜・発酵食品とのバランスを意識した食生活の中に組み込むのが最も効果的です。
参考リンク(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」:たんぱく質・食物繊維などの目標摂取量の根拠を確認できます)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html

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