ししゃものノンフライヤー調理法
ノンフライヤーで絶品ししゃも!
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基本の焼き方
温度と時間を守るだけで外はカリカリ、中はふっくら。
🧊
冷凍のままOK
解凍不要でそのまま調理可能!忙しい日にもぴったり。
ヘルシー
ヘルシー調理
余分な油を落としてカロリーオフ!栄養もしっかり摂れる。
ししゃものノンフライヤーでの基本的な焼き方!温度と時間も解説
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ノンフライヤーを使えば、誰でも簡単に美味しいししゃもを焼くことができます 。まるで揚げたかのようなカリカリとした食感と、中のふっくらとした身のコントラストがたまらない一品に仕上がります。最大の魅力は、油を使わずに調理できるため、後片付けが非常に楽なことと、ヘルシーである点です 。
基本的な焼き方の手順はとてもシンプルです。✅
- まず、ノンフライヤーを200℃に設定し、5分ほど予熱します。予熱をすることで、食材を一気に加熱でき、外はカリッと、中はジューシーに仕上がります 。
- バスケットにクッキングシートを敷き、ししゃもが重ならないように並べます。クッキングシートを敷くことで、皮が網にくっつくのを防ぎ、後片付けがさらに楽になります。
- 200℃で10分~15分加熱します 。調理時間はししゃもの大きさやノンフライヤーの機種によって変わるため、最初は短めの時間で設定し、様子を見ながら調整するのがおすすめです。
- 焼きムラを防ぐために、調理時間の半分が過ぎたあたりで一度バスケットを取り出し、ししゃもを裏返すと、両面が均等にカリッと焼き上がります 。
たったこれだけで、香ばしく美味しい焼きししゃもの完成です。
グリルで焼くときのように、火加減をずっと気にする必要がなく、煙もほとんど出ないため、キッチンが汚れにくいのも嬉しいポイントです。ほったらかしで調理できるので、その間に他の料理の準備も進められます 。
ししゃもは冷凍のままOK?ノンフライヤー調理のコツと下処理
忙しい主婦にとって、冷凍庫にストックしてある食材をすぐに調理できるのは大きなメリットですよね。ノンフライヤーなら、冷凍ししゃもを解凍せずにそのまま調理することが可能です 。これにより、調理時間を大幅に短縮できます。
冷凍ししゃもを調理する際のコツは以下の通りです。
- 霜を取り除く: 冷凍ししゃもに霜がたくさんついている場合は、キッチンペーパーで軽く拭き取ってください。霜がついたままだと、焼き上がりが水っぽくなることがあります。
- 少し長めに加熱: 解凍されたししゃもを焼く場合よりも、加熱時間を2~3分長く設定するのが一般的です。例えば、200℃で12分~18分程度が目安になります 。
- 破裂を防ぐ工夫: ししゃものお腹が焼いている途中で破裂するのを防ぐため、調理前に腹の部分に爪楊枝で2~3ヶ所、軽く穴を開けておくと良いでしょう 。
一方、生のししゃもが手に入った場合の下処理ですが、基本的にはスーパーで売られているものは下処理不要でそのまま焼けます。もし釣ってきたものなどであれば、軽く水で洗い、キッチンペーパーで優しく水気を拭き取ります 。その後、塩を軽く振って数分置くと、余分な水分が抜けて味が凝縮し、より美味しく仕上がります 。ノンフライヤーは余分な脂だけでなく水分も飛ばしてくれるので、塩を振る工程は省略しても美味しくいただけます。
ししゃもをノンフライヤーでアレンジ!人気のマヨチーズ焼きレシピ
いつもの塩焼きに飽きたら、ノンフライヤーで簡単に作れるアレンジ
レシピに挑戦してみませんか?特におすすめなのが、子どもから大人まで大人気の「マヨチーズ焼き」です 。
【材料】
- ししゃも:8尾
- マヨネーズ:大さじ2
- ピザ用チーズ:適量
- お好みでネギ、七味唐辛子、黒胡椒など
【作り方】
- ノンフライヤーを200℃で予熱します。
- バスケットにししゃもを並べ、まずは200℃で5分ほど素焼きにします 。最初からマヨネーズをかけると焦げすぎてしまうため、これが美味しく作るための重要なコツです。
- 一度バスケットを取り出し、ししゃもの上にマヨネーズをかけ、ピザ用チーズを乗せます。長ネギのみじん切りや七味唐辛子を混ぜたピリ辛マヨネーズもおすすめです 。
- 再度ノンフライヤーに戻し、200℃でさらに5分~8分、チーズにこんがりと焼き色がつくまで加熱したら完成です 。
この他にも、様々なアレンジが楽しめます。
- 🌿 ハーブ焼き: オリーブオイルを軽く塗り、クレイジーソルトやローズマリーなどのハーブを振りかけて焼くと、一気に洋風な味わいになります。白ワインとの相性も抜群です 。
- 🍛 カレー風味: マヨネーズにカレー粉を少し混ぜて塗って焼けば、食欲をそそるスパイシーな一品に。
- 🥬 肉巻き: ししゃもに豚バラ肉を巻いて焼くと、ボリュームがアップし、立派なメインおかずになります 。大葉や梅肉を一緒に巻くのも美味しいです。
これらのアレンジは、ししゃもが苦手な子どもでも食べやすくなるというメリットもあります。ぜひ色々な組み合わせを試して、お気に入りの味を見つけてみてください。
ししゃものカロリーと栄養は?ノンフライヤーでヘルシー調理
ししゃもは、美味しくて手軽なだけでなく、栄養価が非常に高い魚です。特に、骨や歯の健康に欠かせない
カルシウムが豊富に含まれており、丸ごと食べられるししゃもは効率的にカルシウムを摂取できる優れた食材です 。成長期の子どもや、骨粗しょう症が気になる女性には特におすすめです。
ししゃも(からふとししゃも)の主な栄養成分(可食部100gあたり)は以下の通りです。
| 栄養素 |
含有量 |
主な働き |
| カロリー |
約179kcal |
エネルギー源 |
| たんぱく質 |
約15.0g |
筋肉や皮膚、髪の毛を作る |
| 脂質 |
約13.0g |
DHAやEPAなどの良質な脂質を含む |
| カルシウム |
約350mg |
骨や歯を形成する |
| ビタミンA |
約120μg |
目や肌の健康を保つ |
| ビタミンB12 |
豊富 |
貧血予防、神経機能の維持 |
出典:
トップバリュ「卵を楽しむ子持ちからふとししゃも増量」、ふるなび「ししゃもに含まれる栄養素まとめ」などの情報を基に作成 。
ししゃもは1尾(約20g)あたり約30kcalと
低カロリーですが、フライにすると衣が油を吸ってカロリーが高くなりがちです 。その点、ノンフライヤー調理は油を使わないか、使ってもごく少量で済むため、カロリーを大幅に抑えることができます。さらに、加熱中に
魚自体が持つ余分な脂がバスケットの下に落ちるため、よりヘルシーに仕上がるという利点があります 。美味しく食べながら健康にも気を使えるのは、とても嬉しいポイントです。
ししゃもの栄養に関する詳しい情報は、以下のサイトも参考になります。ししゃもに含まれる栄養素とその健康効果について詳しく解説されています。
ししゃもに含まれる栄養素まとめ|健康への効果やレシピも紹介 - ふるなび
ししゃも豆知識!本物とカペリンの違い、オスとメスの味は?
私たちが普段スーパーマーケットで「子持ちししゃも」として購入している魚、実はそのほとんどが本物の「ししゃも」ではないことをご存知でしたか?実は、その多くは「
カペリン」または「
カラフトシシャモ」という、ししゃもとは別の種類の魚なのです 。
本物の「ししゃも」は、世界中でも北海道の太平洋沿岸の一部でしか獲れない非常に貴重な魚で、漁期も秋の1ヶ月程度と短く、高級魚として扱われています。一方、カペリンはノルウェーやアイスランドなど北大西洋で大量に漁獲されるため、安価で安定的に供給されています 。
見分けるポイントはいくつかあります。
- 大きさ: 本ししゃもの方がカペリンよりも一回り大きい傾向にあります。
- うろこ: 本ししゃものうろこは大きく、はっきりと見えますが、カペリンのうろこは非常に細かく、見た目ではほとんど分かりません。
- 色: 本ししゃもは少し黄色みがかった体色をしていますが、カペリンは青みがかった銀色をしています。
そして、味にも違いがあります。本ししゃもは上品で深みのある味わいと、ほくほくとした身質が特徴です。カペリンは比較的身が柔らかく、淡白な味わいです。
さらに面白いのが、
オスとメスの違いです。一般的に流通しているのは卵のプチプチとした食感が楽しめるメスですが、食通の間では、身が引き締まり脂が乗っていて旨味が強いオスを好む人も少なくありません 。本ししゃもの産地では、オスの方が高値で取引されることもあるほどです。もし市場やデパートで本ししゃものオスを見かける機会があれば、一度試してみてはいかがでしょうか。メスとはまた違った、ししゃも本来の深い味わいに驚くかもしれません。ノンフライヤーでシンプルに焼くことで、その繊細な味の違いをより一層感じることができるでしょう。
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食の達人 シシャモ 子持ち からふと ししゃも 1kg 約90-120尾 卵 カラフト