離乳食を作るときにとうもろこしの薄皮を取り除くのは、赤ちゃんの消化器官に負担がかかることを避けるためです。
離乳初期~中期の段階では、ブレンダーや裏ごし器を使用して、とうもろこしをペースト状にした後、薄皮を取り除くのがポイント。
特に離乳初期の段階では、ペースト状にして与えることで、赤ちゃんが安全に飲み込めるようになります。一方、離乳後期以降は、少量であれば薄皮を取らずにそのまま与えても大丈夫です。ただし、粗い繊維質が多く含まれる薄皮は、消化に時間がかかるため、過剰な量を与えると消化器官に負担をかけることがあるため、注意が必要です。
コーン缶を使用する場合も、同様に薄皮を取り除いてから赤ちゃんに与えることが推奨されます。市販のクリームコーン缶を使用する場合は、あらかじめペースト状に加工されたものがおすすめです。粒から裏ごしするよりもラクで時短になります。
離乳食に使うとうもろこしの選び方については、実が先端まで詰まっていて、ふっくらとしてツヤがあるものを選ぶことが大切です。
また、皮は濃い緑のものが新鮮です。とうもろこしには、糖質やたんぱく質が主成分であり、エネルギー源になる食材です。また、ビタミンEや鉄が豊富に含まれています。
収穫後すぐ栄養が落ちるため、新鮮なうちに調理することが重要です。
特に離乳初期~中期の段階では、とうもろこしはペースト状にして与えることがおすすめ。
生後5~6ヶ月頃(離乳食初期・ゴックン期)では、薄皮が残っていると食べにくいため、やわらかくゆでてから裏ごし、薄皮を除くことがポイントです。生後7~8ヶ月頃(離乳食中期・モグモグ期)になると、薄皮は多少食べさせてもOKとされていますが、やわらかくゆでてみじん切りにすることがおすすめです。
生後9~11ヶ月頃(離乳食後期・カミカミ期)になると、とうもろこしを細かく刻んで与えられます。薄皮ごと刻むので、取り除く必要は特になし。生後1歳~1歳6ヶ月頃(離乳食完了期・パクパク期)になると、粗く刻んでもOKとされています。
以上のように、赤ちゃんの成長に合わせて、薄皮を除く量を調整することが大切です。
離乳食初期のとうもろこしの薄皮の取り方については、やわらかくゆでたとうもろこしをブレンダーでペースト状にし、裏ごし器を使用して薄皮を取り除くのが一般的な方法です。この方法は、赤ちゃんがまだ固形物に慣れていない時期でも喉に詰まることなく食べられるようにするためのものであり、安全性を確保するための重要なポイントの一つです。
具体的には、とうもろこしを茹でた後、ブレンダーでペースト状にしてから裏ごし器を使用し、薄皮を取り除きます。この方法で薄皮を除くことで、とうもろこしの食感が柔らかくなり、口当たりもよくなるため、赤ちゃんが食べやすくなります。
離乳食中期以降は、徐々に薄皮を残した状態にすることで咀嚼の練習にもなるんですね。
とうもろこしの薄皮は、小さな子どもが誤って喉に詰まらせる危険性があります。
離乳食のとうもろこしの薄皮の下ごしらえについて、いくつかのポイントをご紹介します。
とうもろこしの薄皮には、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれています。離乳食中期以降になっても、薄皮を細かく切って与えるようにしましょう。
とうもろこしを使った人気のレシピは、コンポタージュ。
関連)離乳食のコーンスープ
市販の離乳食用コーンポタージュスープを使うという手もあります。一般のコーンポタージュスープは、塩分が多い関係で離乳食にはむきません。
また、すりつぶしが面倒な離乳食初期に最適な「スイートコーンパウダー」という、とうもろこしを粉状にしたものもあります。
スイートコーンパウダー 500g 【コーンスープ】【ナチュラルキッチン】
必要な量だけ使えるので、とても便利。
余ってしまっても、大人用の食事に流用できる点も優秀です。