ザリガニを食べる地域・日本と世界の食文化を徹底解説

ザリガニを食べる地域・日本と世界の食文化を徹底解説

ザリガニを食べる地域・日本と世界の驚く食文化

実は、スーパーで売られているエビの一部は、ザリガニと同じ甲殻類加工品です。


🦞 この記事でわかること
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世界のザリガニ食文化

アメリカ・中国・フランスなど、ザリガニを日常的に食べる国や地域をわかりやすく紹介します。

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日本国内で食べる地域

実は日本にもザリガニを食べる文化がある地域が存在します。その背景と現状を解説します。

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味・栄養・調理法

ザリガニの実際の味や豊富な栄養素、家庭でも試せる調理方法まで詳しく紹介します。


ザリガニを食べる地域・世界ではどの国が有名か


ザリガニを食べる文化は、世界中に広く根付いています。特に有名なのはアメリカ南部のルイジアナ州で、「クロウフィッシュ(Crawfish)」と呼ばれるザリガニは地元の郷土料理の主役です。毎年春になると、ザリガニの水揚げ量は州全体で約5万トンを超えることもあり、スパイシーに茹でた「クロウフィッシュボイル」はバーベキューと並ぶ家庭の定番料理です。日本でいえば、お正月のおせちのような感覚で、特別な日には必ず食卓に並ぶ食材です。


フランスでも「エクルヴィス(Écrevisse)」として高級フレンチレストランのメニューに登場します。ビスクスープやバターソテーなど、洗練された調理法で提供されることが多く、1皿あたり2,000〜5,000円相当のメニューに使われることも珍しくありません。意外ですね。


中国では近年ザリガニブームが到来しており、「小龍蝦(シャオロンシア)」として屋台や専門レストランが急増しました。2023年の中国国内でのザリガニ消費量は年間約300万トンとも言われており、これは日本のコメ年間消費量(約700万トン)のほぼ半分に相当する量です。これは使えそうです。スウェーデンでも「クレフタスキーバ(Kräftskiva)」というザリガニ祭りが毎年8月に開催される国民的行事で、白ワインやビールと一緒にザリガニを楽しむ文化が今も続いています。


つまり、ザリガニは世界規模で親しまれた食材ということです。


ザリガニを食べる日本国内の地域と歴史的背景

「ザリガニを食べるのは外国の話」と思っている方も多いかもしれませんが、実は日本国内にもザリガニを食べる文化が存在しています。長野県や北海道の一部地域では、かつてザリガニを食用にしていた記録が残っています。長野県は山に囲まれた内陸県で、タンパク源が限られていたため、川や田んぼで取れるザリガニを貴重な食材として活用していた歴史があります。


日本に生息するアメリカザリガニ(学名:Procambarus clarkii)は、1927年に食用カエルのエサとして神奈川県鎌倉市に持ち込まれたのが起源とされています。その後、全国の水田や用水路に広がり、今や日本全国どこにでもいる生き物になりました。つまり、もともと「食べるために」日本に来た生き物でもあるということです。


近年では、アメリカザリガニが2023年6月に「条件付特定外来生物」に指定されたことで、注目度がさらに高まっています。この指定により、ペットとして飼育している場合は継続が可能ですが、野外への放流や販売目的の捕獲には制限がかかりました。ただし、食用・駆除目的での捕獲・調理・喫食は引き続き認められています。これは主婦目線でも知っておきたい大切なポイントです。


食べることで外来種対策にもなる、という考え方も広まっています。


参考リンク(外来生物法・アメリカザリガニの規制内容について)。
環境省:条件付特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の概要


ザリガニの味と栄養・エビと比べてどう違うか

ザリガニを食べたことがない方が最初に気になるのは「どんな味がするのか?」という点でしょう。結論から言うと、ザリガニはエビに非常によく似た風味を持っています。淡水に生息しているため、海老と比べるとやや淡白でクセが少ない、という声が多いです。火を通すと身がプリッとして、エビのような食感が楽しめます。


栄養面でもザリガニは優秀です。100gあたりのタンパク質含有量は約16〜18gで、これは鶏むね肉(約23g)に迫る水準です。脂質が少なく低カロリーなため、ダイエット中の方にも向いた食材と言えます。またカルシウムやリン、亜鉛など、骨や免疫機能に関わるミネラルも豊富に含まれています。子どもの成長や骨粗しょう症が気になるシニア世代にとっても、注目すべき栄養素が揃っています。


ただし、ザリガニには寄生虫(肺吸虫)が潜んでいるリスクがある点には注意が必要です。これが原因です。生食や半生での調理は絶対に避け、必ず中心温度75℃以上で十分に加熱することが必須です。適切な加熱さえすれば安全に食べられます。


加熱さえ守れば、栄養豊富な食材として十分活用できます。


ザリガニの下処理と家庭での調理法・初心者向け手順

ザリガニを家庭で調理する際、下処理をしっかり行うことが美味しく安全に食べるための鍵です。手順はそれほど複雑ではありませんが、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。


まず、捕まえたザリガニは調理前に1〜2日間、清潔な水で生かしたまま泥抜きを行います。これは消化管の中に残っている泥や汚れを排出させる工程で、臭みを大幅に軽減できます。水は1日に1〜2回交換するのが基本です。泥抜きが完了したら、流水でブラシを使って甲羅や足の汚れをしっかり洗い落とします。


調理法として最も手軽なのは「塩茹で」です。沸騰したお湯にザリガニを入れ、殻が鮮やかな赤色に変わるまで8〜10分ほど茹でます。このときレモンの絞り汁やローリエを加えると臭み消しになり、風味がよくなります。殻を剥くと中から白くてプリプリした身が取れます。尻尾部分が最も食べやすく、ここに全体の可食部の約7割が集中しています。


他にも、唐揚げやガーリックバター炒め、味噌汁の出汁として使う方法も人気です。殻をから煎りして水で煮出すと、濃厚な旨みのスープベースが取れます。これは使えそうです。子どものいる家庭では、一緒に捕まえて自分で調理する「体験食育」としても楽しめます。


下処理の泥抜きさえ丁寧に行えば、臭みなく美味しく食べられます。


ザリガニを食べる文化・主婦が知っておきたい外来種対策との関係

ここ数年、「ジビエ」や「昆虫食」と並んで「ザリガニ食」が新しいサステナブルフードとして注目を集めています。特に環境意識の高い主婦層の間では、食べることが外来種の駆除につながるという考え方に共感する声が増えています。これはいいことですね。


アメリカザリガニは繁殖力が非常に強く、1匹のメスが1回の産卵で200〜400個の卵を産むとされています。その旺盛な食欲が水草を食い荒らし、在来の類や両生類の生態系を壊してしまう問題は各地で深刻です。環境省によると、アメリカザリガニによる農業被害(水田や用水路の掘削)は全国で年間数千万円規模に及ぶとの調査報告もあります。


こうした背景もあって、「食べて駆除」を推進するイベントやワークショップが全国各地で開かれるようになっています。例えば茨城県や滋賀県では、地元の小学校や自然公園が主催するザリガニ捕獲・試食イベントが毎年開催されており、家族連れに人気があります。厳しいところですね、生態系への影響を考えると。


主婦が子どもと一緒に参加できるイベントを探す場合は、お住まいの市区町村の環境課や自然公園のWebサイトを定期的にチェックしてみてください。多くのイベントは無料または数百円の参加費で参加できます。外来種を減らしながら食育にもなる、一石二鳥の体験です。


食べることが地域の生態系を守る行動につながるということですね。


参考リンク(アメリカザリガニの生態と被害状況について)。
国立環境研究所 侵入生物データベース:アメリカザリガニ




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