赤土馬鈴薯 でんぷん ホクホク 煮物 サラダ

赤土馬鈴薯 でんぷん ホクホク 煮物 サラダ

赤土馬鈴薯

赤土馬鈴薯の料理ポイント
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でんぷん・食感

能登は男爵中心でホクホク寄り、鹿児島は煮崩れしにくいタイプなど、同じ「赤土」でも仕上がりが変わる。

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下処理のコツ

皮ごと調理・大きめカット・火入れの順番で、粉質を活かしつつ水っぽさを抑える。

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保存・安全

冷暗所・遮光が基本。緑化や芽はえを避けて、無駄なく使い切る。

赤土馬鈴薯 でんぷん ホクホク 特徴


赤土馬鈴薯は「赤土(粘質土を含む)の畑で育った馬鈴薯」という土壌由来の呼び名で、代表例として石川県の能登赤土馬鈴薯が知られています。能登赤土馬鈴薯は、赤土の丘陵地で栽培され、夏が涼しいこともあってでんぷんが多く蓄積しやすく、色白でホクホク感が出やすい点が特徴として紹介されています。
能登赤土馬鈴薯は、品種が男爵で、収穫・出荷時期はおおむね7〜8月とされています。 さらに「葉茎が自然と枯れ上がったものを収穫し、一定基準を満たしたものを出荷する」という品質条件も明示されており、単に“赤土で作ったじゃがいも”ではなく、流通規格として管理されている点が料理人目線でも重要です。


参考)https://www.noto-yasai.jp/about/notoakatsuchibareisyo.html


一方で、同じ「赤土」でも地域が変わると性格が変わります。たとえば鹿児島(長島地区)の赤土バレイショは、品種がニシユタカで、芋に粘りがあり少々煮ても崩れにくいので、カレーやシチューなど煮込み向きと説明されています。 つまり「赤土=全部ホクホクで粉質」という決め打ちではなく、産地・品種・水分感まで見て料理を選ぶのが失敗しない近道です。


参考)能登赤土馬鈴薯


赤土馬鈴薯 男爵 収穫 出荷

能登赤土馬鈴薯は「中能登町以北の赤土、粘質土のほ場」で栽培され、出荷時期は7〜8月、栽培品種は男爵と整理されています。 料理の現場では、同じ男爵でも“新もの(掘りたて)”は水分が残りやすく、加熱後に「香りは良いが味がぼやける」ことがあるため、仕入れ時期と用途を合わせると強みが出ます(粉ふきに寄せるのか、サラダに寄せるのか、など)。
能登の紹介では「汁物、煮物、揚げ物、サラダなど極めて広い料理に利用できる」とされ、幅広い用途が前提になっています。 ただし、幅広い=何にでも最適、ではありません。粉質寄りの芋は、強い攪拌をすると潰れやすく粘りが出にくい反面、バターや油脂を吸って“風味の立ち上がり”が速いので、まずはシンプルな加熱(蒸す・茹でる)で個性を確認してから味付けを決めるとブレません。

また、能登赤土馬鈴薯は「葉や茎が自然に枯れた完熟後に収穫し、形や表皮のきれいさ等の基準を満たしたものを出荷」と説明されています。 料理人視点では、表皮が比較的きれいだと“皮つき調理”の選択肢が広がります。皮ごとローストや、粉ふきの下茹でを皮つきで行うと、香り・水分保持・見た目の情報量が増え、少ない調味でも成立しやすくなります。

赤土馬鈴薯 煮物 汁物 揚げ物 サラダ

能登赤土馬鈴薯は、汁物・煮物・揚げ物・サラダに幅広く使えるとされ、特に「じゃがバター」「粉ふきいも」でホクホクのおいしさが際立つと紹介されています。 料理として再現するなら、粉ふきいもは「水分を飛ばす工程」が味を決めるので、茹で上がり後に鍋をゆすって粉を吹かせ、最後に弱火で“表面だけ乾かす”と、でんぷんの甘い香りが出やすくなります(焦げは厳禁)。
サラダ方向に振る場合は、潰しすぎないことがポイントです。能登のレシピ集には「赤土馬鈴薯の酢のもの」や「赤土馬鈴薯の中島菜ピカタ」といったメニュー例が挙げられており、“ポテサラ一択”ではなく酸味・卵・葉物と合わせる運用が想定されています。 酢のものは、粉質寄りの芋でも酸で輪郭が立つため、マヨネーズより軽く仕上げたい日や、主菜がこってりの日に相性が良い設計です。

煮込みは、産地で適性が変わります。鹿児島(長島地区)の赤土バレイショは「粘りがあり、少々煮ても崩れにくい」ため、カレーやシチュー、煮物向きとされています。 逆にホクホク寄りの芋を煮込みで使うなら、(1)大きめカット、(2)下茹でしてから合わせる、(3)煮込みの終盤投入、のいずれかで“煮崩れを料理の一部にする”か“形を残す”かを先に決めると、仕上がりが安定します。


赤土馬鈴薯 保存 冷暗所 皮ごと

能登赤土馬鈴薯の説明では、糖質(多くはでんぷん)が多く、無機質ではカリウムが多いこと、ビタミン類ではビタミンCが多く「皮ごと茹でるとほとんどこわれません」とされています。 料理の段取りとしては、皮ごと加熱→必要なら後から皮をむく、の順にすると、香りと水分が逃げにくく、結果的に“芋の甘さ”が出やすくなります。
保存の大原則は、光を避けることです。じゃがいもは光に当たると緑化しやすく、緑化部分には有害物質(一般にソラニン等)が関与するため、家庭でも現場でも遮光は必須になります。 具体策はシンプルで、(1)紙で包む、(2)段ボール等に入れる、(3)冷暗所で風通しを確保、の3点を守ると事故が減ります。


参考)https://www.mizuho-s.com/ishikawa/ishikawa14.html

独自視点として、料理する人ほど「洗うタイミング」を固定するとロスが減ります。表皮がきれいな個体ほど先に洗ってしまいがちですが、保存中に表面が湿ると傷みの起点になりやすいので、“使う直前に洗う”をルール化し、調理用に出した分だけ一気に洗って拭き上げる運用が安全です(皮ごと調理にもつながる)。


能登の栽培履歴は、栽培農家ごとに記帳し、出荷前にJAが確認するとされており、トレーサビリティ意識が高い設計です。 料理する側も「入荷日・保管場所・使い切り順」を軽くメモするだけで、甘味の乗りやすいタイミングや、芽が動きやすいタイミングが読めるようになり、結果的に赤土馬鈴薯の良さ(ホクホク、香り)を狙って再現しやすくなります。

栄養(カリウム、ビタミンC)に触れるなら、加熱法の選び方が重要です。能登の説明の通り「皮ごと茹でる」運用はビタミンCの損失を抑えやすい考え方として示されています。 じゃがいも料理は“剥いてから茹でる”が習慣になりやすいので、赤土馬鈴薯を手に入れた日は、まず皮ごと加熱でベースを作ってから、粉ふき・サラダ・揚げ焼きなどに展開すると作業効率も味も両立しやすいです。

能登赤土馬鈴薯の公式情報(栽培場所・出荷時期・品種・栄養の記載)
https://www.noto-yasai.jp/about/notoakatsuchibareisyo.html
鹿児島の赤土バレイショの特徴(煮崩れしにくい、品種、出荷時期の記載)
https://ja-izumi.or.jp/vegetable/bareisho/




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