厚揚げは、離乳食後期(生後9ヶ月~11ヶ月)ごろから与えられます。
厚揚げは、絹ごし豆腐の4倍のタンパク質と5.6倍の鉄分が摂れる優秀な食材です。
厚揚げは「豆腐を揚げた物」ですが、豆腐の水分を切ってから揚げるため栄養素が凝縮されているんですね。そのため、アスリートも好んで厚揚げを食べるのだとか。
母乳・ミルクをやめた後の離乳食期は鉄分が不足するので、ぜひとも与えたい食材です。
厚揚げは離乳食の後期になると与えられます。
欠点は「脂質が豆腐の2.7倍」と多い点。アスリートが厚揚げを食べるときにも、湯をまわしかけたり、茹でたりする油抜きが必須だそうです。赤ちゃんにも、脂質は消化しにくい栄養素なので油抜きは必須になります。
安くて栄養豊富、固形なので扱いが簡単な「手づかみ食べ」用の食材としても大活躍です。
与える際に「下ごしらえ」として、油抜きが必要な点に注意。
大前提として、厚揚げは、豆腐と同じ大豆製品なので、豆腐が食べられるようになってから与えましょう。
次に、厚揚げを赤ちゃんに与える際には、下ごしらえで油抜きが必要です。赤ちゃんはまだ、油をうまく消化できないので、茹でて油を落とす必要があるんですね。
また、厚揚げは衣が厚いタイプもあるため、噛み切りにくく、赤ちゃんは食べづらい食品。そのため、最初は小さく切ると食べやすくなるでしょう。
さらに、与える量にも注意が必要です。厚揚げは、油抜きをしたとしてもある程度の油分が残ります。子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていくようにしましょう。
また、アレルギーに関する注意点も。厚揚げには大豆アレルギーを持つ人がアレルギー反応を起こすことがあります。赤ちゃんに与える際には、アレルギーの症状に気を付けながら、適量を与えるようにしましょう。初めてのトライは、かかりつけ医の診療時間中(平日の午前中とか)が良いでしょう。
厚揚げを使った離乳食のレシピを紹介します。安くてタンパク質、鉄分がたくさん摂れるので、積極的に使っていきたいですね。
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クックパッドにて、人気の厚揚げ系離乳食のレシピがこちら。
切って鍋に入れて後は放置の簡単メニューです。以下のような感想あり。
冷まして汁気を切って、つかみ食べ用に一口サイズにカットするのも良いとのことでした。
厚揚げは、赤ちゃんにとって消化が難しい食品の1つですが、汁気のあるレシピを選ぶと、子どもも食べやすくなります。
つまり煮物にするのが正解!衣が厚くても、噛み切りやすくなります。
厚揚げには栄養価が高く、赤ちゃんが健康的に成長するために必要なたんぱく質やカルシウムが含まれています。離乳食には積極的に取り入れていきたいですね。
厚揚げを与える際の注意点として、赤ちゃんの年齢や発育段階に合わせて、適切な大きさに切りましょう。また、厚揚げは、十分に加熱してから与えることが必要です。
例えば、厚揚げと野菜の煮物は、離乳食した後半期(乳幼児9~11ヶ月)から適した料理です。
厚揚げは大きめのサイコロ程度のサイズに切るなど、お子様に食べやすいように加工します。
また、油抜きしてから料理に使用しましょう。
野菜は、だし汁などを入れて煮込みます。
厚揚げを赤ちゃんに与えるタイミングは離乳完了期からですが、個人差もあるので「うちは後期からあげてるよ」という家庭もあるようです。
関連)離乳食はいつから?
厚揚げを離乳食に使うポイントは以下の3つ。
油は消化しにくいので、離乳食の段階ではしっかり抜いておく必要があります。あとは噛み切れるように小さく切って、煮込むことで「衣」の部分が柔らかく食べやすくなるんですね。
そもそも、厚揚げは「噛み切って食べる」トレーニングに最適な食材なので、カミカミ期(後期)から始めるのは理にかなってるんですよね。
厚揚げ自体は塩分ゼロですが、煮物の味付けの場合は汁に含まれる塩分に注意。特に、大人も食べるおかずとの取り分けで離乳食を作る場合は要注意です。煮物は、醤油や砂糖をガッツリ入れますからね…。
大人が食べても、「物足りないな?」という程度の味付けからスタートするのが良いでしょう。
基本的に塩で味をつけるのはNG。ダシ系をうまく活用するのが良いでしょう。
あとは、「つかみ食べ」に使ったときに、子どもが食材を放り投げたとしても、掃除が楽かな…というメリットもあります。柔らかめの食材は、ビチャアッ!と飛び散って大惨事になりますからね…。放り投げたとしても、安い食材だから…ということでギリ許せるため、赤ちゃんの行動に優しくなれるかも知れないです。
ちなみに、私の知り合いの子は、「つかみ食べ食材を引き出しにしまう」ことに凝った時期があって、掃除が大変だったそうです。