カオマンガイ炊飯器2合ナンプラーなしで本格タイ飯

カオマンガイ炊飯器2合ナンプラーなしで本格タイ飯

カオマンガイを炊飯器2合でナンプラーなしに作る方法

炊き込みモードで炊いた鶏肉、実は生のままで出てくることがあります。


🍚 この記事でわかること
🐔
炊飯器2合で作る基本レシピ

鶏もも肉1枚・家にある調味料だけで、スイッチひとつ。ご飯とメインを同時に完成させる時短レシピを紹介します。

🥣
ナンプラーなしでも本格的なタレの作り方

醤油・ごま油・生姜・オイスターソースだけで作れる絶品タレ。子どもも食べやすい和風アレンジもあわせて解説します。

⚠️
失敗しないための3つの注意点

炊飯モード・水加減・鶏肉の向き。この3点を間違えると生のままになることも。確認すれば100%成功できます。


カオマンガイ炊飯器レシピの材料(2合・2〜3人分)

カオマンガイはタイの国民食とも言えるチキンライスで、「カオ(ご飯)・マン(油)・ガイ(鶏)」を直訳すると「鶏の油ご飯」という意味になります。本場では鶏を茹でた煮汁でご飯を炊きますが、炊飯器なら鶏肉をそのままのせて炊くだけで、肉汁がご飯に染み込む仕組みになっています。


ナンプラーは1本700〜800円ほどかかることもあり、普段の料理で使い切れずに冷蔵庫で眠らせてしまう方も多いです。今回は、ナンプラーを一切使わずに家にある調味料だけで仕上げるレシピを紹介します。


🛒 材料(炊飯器2合・2〜3人分)


| 食材・調味料 | 分量 | 備考 |
|---|---|---|
| 米 | 2合 | 洗って水気を切る |
| 鶏もも肉 | 1枚(300〜350g) | フォークで穴あけ |
| 塩こしょう | 適量 | 下味用 |
| 鶏ガラスープの素 | 小さじ1 | ご飯用 |
| ごま油 | 小さじ1 | ご飯用 |
| 生姜チューブ | 3cm分 | ご飯用(スライスでも可) |
| 長ねぎの青い部分 | 1本分 | 臭み取り用 |
| 水 | 2合の目盛りより少し少なめ | 下記コツ参照 |


水の量は2合の目盛りよりも「2〜3mm少なく」入れるのが基本です。鶏肉自体から水分(肉汁)が出るので、普通の白米と同じ量だとべちゃつく原因になります。これが条件です。


カオマンガイの炊飯器での失敗しない炊き方のコツ

炊飯器でカオマンガイを作るとき、最もやりがちな失敗が「炊き込みモード」を選んでしまうことです。意外ですね。炊き込みモードは途中で具材を追加する設定で、加熱時間が短く設定されているため、鶏肉に十分な火が通らないことがあります。SNSでも「絶対失敗しないと書いてあったのに、鶏肉が生だった」という声が少なくありません。


炊飯モードは「通常炊飯(白米モード)」一択です。通常炊飯なら30〜60分かけてじっくり加熱するので、鶏もも肉1枚(300〜350g)もしっかり中まで火が通ります。


失敗しない炊き方の手順はこちらです:


- ① 洗った米を炊飯器の内釜に入れ、鶏ガラスープの素・ごま油・生姜を加えて2合の目盛りより少し少なめに水を注いで混ぜる
- ② 鶏もも肉はフォークで表裏に10〜15か所ほど穴をあけ、塩こしょうをしっかりめに振る
- ③ 鶏肉の皮目を下にして米の上にのせる。長ねぎの青い部分もそのままのせる
- ④ 通常炊飯モードでスイッチオン
- ⑤ 炊き上がったら長ねぎを取り出し、鶏肉を取り出してから食べやすい大きさにスライスする


鶏肉の皮目を下にするのがポイントです。皮から出た鶏油(チーユ)がご飯に染み込み、香ばしさと旨みが格段に上がります。皮目を上にして炊いてしまうと、この旨みが逃げてしまうので注意してください。


フォークで穴をあける作業は、表裏合わせて15〜20か所が目安です。穴が少ないと下味が入りにくく、炊いた後にご飯との一体感が薄くなります。穴あけが条件です。


カオマンガイ2合のナンプラーなし絶品タレの作り方

カオマンガイの味を決めるのはご飯でも鶏肉でもなく、タレです。結論はタレが9割です。本場タイでは「タオチオソース(大豆発酵味噌ベースのタレ)」が定番ですが、日本の家庭で作る場合はナンプラーなしでも十分本格的な味が出せます。


🍶 和風・家庭向けタレ(2〜3人分)


| 調味料 | 分量 |
|---|---|
| 醤油 | 大さじ1 |
| オイスターソース | 大さじ1 |
| ごま油 | 小さじ1 |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 酢(またはレモン汁) | 小さじ1 |
| 生姜(すりおろし) | 小さじ1/2 |
| 長ねぎ(みじん切り) | 大さじ1〜2 |


これらを全部混ぜるだけです。火を使わないので、炊飯中に作れます。これは使えそうです。


砂糖と酢を加えることで、ナンプラー特有の発酵感の代わりにほのかな酸味と甘みが生まれ、エスニック感がぐっと増します。子どもがいるご家庭では酢を少し減らし、砂糖を気持ち多めにするとマイルドで食べやすい味になります。


さらに本格感を出したい場合は、長ねぎとすりおろし生姜を小さじ1のごま油でさっと加熱してから醤油などを合わせる「加熱タレ」にすると、お店に近い香りが出ます。フライパンに入れてから全工程30秒ほどで完成するので、手間はほとんどありません。


カオマンガイの炊飯器レシピで鶏もも肉がボロボロになる原因と対策

炊飯器で作ると「鶏肉がほろほろと崩れすぎてしまい、きれいにスライスできない」という悩みはよく聞かれます。これは炊き上がり直後に鶏肉を取り出さず、そのままご飯と一緒に保温し続けることが主な原因です。


炊き上がったら、すぐ(5分以内を目安に)鶏肉を取り出すのが原則です。保温状態が続くと余熱で加熱が進み、筋繊維がほぐれすぎてしまいます。すぐ取り出してから、粗熱が取れた状態でスライスすると、断面がきれいに仕上がります。


もう一つの原因が、鶏もも肉のサイズです。300〜350gを目安にしてください。それより大きい(400g超)場合は、炊飯中に水分が多く出すぎてご飯がべちゃつき、同時に肉自体も過加熱になりやすいです。400g以上の大きな鶏もも肉を使う場合は、2合の水加減をさらに2〜3mm少なくすると調整できます。


また、鶏もも肉を冷蔵庫から出してすぐ炊飯器に入れると、肉の中心部が冷たいまま炊飯が始まり、仕上がりにムラが出ることがあります。使う15〜20分前に常温に出しておくひと手間で、全体が均一に仕上がります。厳しいところですね。


鶏胸肉を使いたい場合は、もも肉より脂が少ない分パサつきやすくなりますが、炊飯器調理は低温でゆっくり火が入るので、フライパン調理よりしっとり仕上がりやすいのが特徴です。胸肉を使う場合は、ごま油を小さじ1追加すると、コクが補えます。


カオマンガイをナンプラーなしで作るときの独自アレンジ:「みそタレ」で和の旨みを足す

ここからは、検索上位にはあまり出てこない独自の視点で「和風みそタレ」アレンジを紹介します。


本場のカオマンガイに使われるタオチオソースは、大豆発酵のペーストがベースです。つまり、日本の「みそ」に近い発酵感を持った調味料です。ということですね。これを利用して、白みそまたは合わせみそをタレに加えることで、ナンプラーなしでもより本場に近いコクが出せます。


🍜 みそ入り和風タレ(2〜3人分)


| 調味料 | 分量 |
|---|---|
| 醤油 | 大さじ1 |
| みそ(合わせ or 白みそ) | 小さじ2 |
| ごま油 | 大さじ1/2 |
| 砂糖 | 大さじ1/2 |
| 酢 | 大さじ1/2 |
| 白すりごま | 大さじ1 |
| 生姜(すりおろし) | 小さじ1/2 |


みそには発酵のうまみ成分(グルタミン酸)が豊富に含まれているため、ナンプラーの「介の発酵感」に近い奥行きを加えることができます。みそ大さじ1杯あたりには約1〜1.5gの食塩が含まれているので、醤油の量は抑えめにするのがポイントです。塩分過多に注意すれば大丈夫です。


このみそタレは、カオマンガイだけでなく蒸し鶏や冷しゃぶにも使い回せるので、一度作るとアレンジが広がります。冷蔵で3日ほど保存できる点も、忙しい主婦にとってうれしい要素です。


参考として、タオチオソース(本場のカオマンガイタレの原型)について詳しくまとめられたWikipediaのページも確認しておくと、代用のイメージがつかみやすくなります。


カオマンガイ - Wikipedia(タオチオソース・発祥・各国の呼び名について)


タレを2種類用意しておくと、食べる人の好みや辛さの加減に対応できるのでおすすめです。大人用には豆板醤を少量加えた「辛みそタレ」、子ども用には砂糖多めの「甘口タレ」と使い分けるだけで、一皿で家族みんなが満足できます。読者の行動として、炊飯中の10分で両方作れるのでぜひ試してみてください。


以下のリンクでは、ナンプラーの代用方法について管理栄養士監修のもとわかりやすくまとめられています。ご自宅の調味料と照らし合わせる際に参考にしてみてください。