粉末だし手作りブレンダー麹で時短無添加レシピ

粉末だし手作りブレンダー麹で時短無添加レシピ

粉末だし手作りブレンダー麹

この記事でわかること
⏱️
ブレンダー5分で完成

乾物と麹をブレンダーにかけるだけで香ばしい粉末だしが完成。発酵を待たずに使える時短レシピ

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完全無添加で安心

化学調味料・保存料ゼロ。昆布・かつお節・椎茸・麹など天然素材だけで作る健康的な調味料

💰
経済的で味も自由自在

好みの乾物で味をアレンジ可能。市販品より経済的で冷蔵保存1ヶ月

粉末だし手作りブレンダーで作る基本レシピ

 

手作り粉末だしの基本は、乾燥昆布、かつお節、干し椎茸などの乾物と米麹を組み合わせることです。米麹を加えることで発酵を待たずに旨味成分が引き出され、市販の化学調味料入り粉末だしとは比べものにならない深い味わいが生まれます。作り方は驚くほど簡単で、まず昆布・干し椎茸・切り干し大根・煮干しなど好みの乾物をフライパンで炒って水分を飛ばし、香ばしさをアップさせます。

 

参考)https://www.lemon8-app.com/@mito_koji_mom/7536920560992207366?region=jp

全体がパリパリになったら粗熱を取り、米麹と合わせてブレンダーやフードプロセッサーにかけて粉末状にするだけで完成です。作業時間はわずか5分程度で、乾物と麹を合わせて約100g程度が目安となります。昆布や麹の粒が多少残っていても問題なく、逆に食感を楽しめます。

 

参考)https://www.lemon8-app.com/@nora_bihada/7471576702729142789?region=jp

炒る工程を加えることで香ばしさが増すだけでなく、粉末にしやすくなるメリットもあります。市販品のような添加物や化学調味料は一切含まれないため、離乳食減塩が必要な方にも安心して使えます。麹の酵素が生きているため、消化吸収も良く、腸内環境を整える効果も期待できます。

 

参考)なんでも使える腸活調味料「玉ねぎ麹」でキレイになる! - 糀…

粉末だし麹に使える乾物の選び方と効果

粉末だし麹に使用する乾物は、昆布・かつお節・干し椎茸が基本ですが、切り干し大根や煮干しなど「出汁が出そうなもの」であれば何でも使えます。昆布は旨味成分グルタミン酸が豊富で、かつお節にはイノシン酸、干し椎茸にはグアニル酸が含まれており、これらの旨味成分が相乗効果を発揮します。

 

参考)20分で簡単!美味しい!自家製粉末だしの作り方!

とろろ昆布や切り干し大根を加えると、食物繊維が豊富になり腸活効果も高まります。煮干しを使う場合は、だしを取った後に捨てられがちな素材を粉末にすることで、カルシウムやDHAなどの栄養を余すことなく摂取できます。市販の粉末昆布やかつお節の粉末を使えば、炒る工程やブレンダーにかける手間をさらに省くことも可能です。

 

参考)Instagram

乾物の配合比率は好みに応じて調整できますが、1Lの水に対して薄削りの粉砕15g(大さじ4杯)、昆布の粉砕5g(約大さじ1/2)、干し椎茸の粉砕5g(約小さじ1)が万能だしパックの目安です。昆布を完全に粉末状にするとえぐみやとろみが出やすくなるため、チップ状に留めるのがポイントです。

あまり知られていませんが、米麹自体には蒸した米に麹菌を混ぜて作られる発酵食品としての特性があり、アミラーゼという酵素が糖質の代謝を高める働きをします。そのため麹を加えることで、単なる風味付けだけでなく健康面でのメリットも得られます。

 

参考)https://ameblo.jp/well-being-peace/entry-12851247933.html

粉末だしブレンダーとフードプロセッサーの違い

粉末だし作りに使える調理器具として、ブレンダー、ハンドブレンダー、フードプロセッサーがありますが、それぞれ特徴が異なります。ブレンダーとハンドブレンダーは底にブレード(刃)がついており、食材を粉砕しながら回転してペースト状にすることが得意です。一方、フードプロセッサーはさまざまな種類のブレードが付属し、固形の食材を細かくみじん切りにしたり混ぜ合わせることに優れています。

 

参考)https://www.elle.com/jp/gourmet/g33662391/processor-vs-blenders-20-0826/

粉末だし作りにおいては、乾物を粉末状にする必要があるため、フードプロセッサーやミキサー機能を持つブレンダーが適しています。ハンドブレンダーの場合、ミル機能がついているタイプであれば粉末だし作りが可能で、お茶パックに詰めて自家製オリジナルだしパックを作ることができます。

 

参考)ずっと使える、愛しのキッチンツール ~ハンドブレンダー~

昆布や干し椎茸は硬い素材のため、そのままブレンダーに入れると機械に負担がかかります。調理用のハサミで細かく切るか、手で折ってから使用することで、ブレンダーの故障を防げます。ミキサーで粉砕している途中で中身を確認し、大きいものだけ取り出して適度な粗さでストップするのがおすすめです。

粉末だし手作り麹入りの保存方法と期間

手作り粉末だしは、消毒した密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すると約1ヶ月間香りと旨みをキープできます。市販の粉末・顆粒だしは未開封で1年以上持ちますが、開封後は空気中の水分を吸収しやすいため2-3ヶ月以内の使用が推奨されます。手作り品の場合は保存料が含まれていないため、市販品より短い保存期間となります。

 

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保存容器は耐熱ガラス製の密閉性が高いものが最適で、直射日光や高温多湿を避けることが重要です。冷蔵保存する際は温度差に注意が必要で、頻繁に出し入れすると結露が発生し品質が劣化します。小袋タイプに小分けして使い切る方法も、品質を保つ有効な手段です。

 

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一方、液体状のだし汁は傷みやすく、冷蔵保存で2-3日、冷凍保存で2週間程度が目安です。粉末状にすることで保存期間が大幅に延びるため、まとめて作っておけば時短調理に役立ちます。開封後は湿気を防ぐため、できるだけ密封して保存し、使用後はすぐに蓋を閉めることが大切です。

 

参考)出汁の賞味期限は冷蔵3日、冷凍2週間以内。保管のコツも解説

粉末だし手作り無添加のメリットと活用法

手作り無添加粉末だしの最大のメリットは、化学調味料・保存料・塩分を含まない完全無添加である点です。市販の顆粒だしには塩分、化学調味料、保存料などの添加物が含まれていることが多く、離乳食や健康を気にする方には不向きです。手作りなら天然素材だけで作られているため、どなたでも安心して使えます。

 

参考)離乳食に天然だしがオススメな3つの理由 - 赤ちゃんのおだし…

経済面でも大きなメリットがあり、自分で材料を選んで作れば市販品より格段に安く仕上がります。さらに、好みの乾物を選んで配合比率を変えることで、自分だけのオリジナルの味を作れる楽しみもあります。味噌汁・煮物・炒め物など、いつもの粉末だしと同じ感覚で使えるのに、旨味が全く違うのが特徴です。

 

参考)自家製粉末出汁(だし)で節約! - こがね通信

活用法としては、お茶パックに詰めてだしパックとして使う方法が便利です。鍋に水を入れ、沸騰させずにだしパックを入れてから強火で沸騰させ、弱火で5~6分ほど煮出せば完成します。また、粉末のまま料理に直接振りかければ、栄養を丸ごと摂取できます。

 

参考)自家製だしパックの作り方とおすすめ商品:白ごはん.com

だし殻も捨てずに活用でき、昆布の出し殻を細かく刻み、かつお節の出し殻、揚げ玉、青ネギを混ぜて醤油やめんつゆで味付けをすれば、おにぎりの具材になります。炊き込みご飯に加えれば、風味豊かな一品に仕上がります。

粉末だし麹を使った発酵調味料のアレンジ

粉末だしに麹を加えることで、さらに発酵調味料としてアレンジする方法もあります。米麹200g、天然塩60g、水200mlを基本に、刻んだ昆布や干し椎茸、かつお節の粉末を加えて混ぜ合わせ、ヨーグルトメーカーで60度8時間保温すると「出汁麹」が完成します。この方法では麹を発酵させるため、より深い旨味と甘みが加わります。

 

参考)自家製麹調味料②〜出汁麹〜|YUWA〜丁寧な暮らしに憧れる多…

出汁麹は常温で1日1回清潔なスプーンで混ぜながら約4~5日で完成する方法もあり、夏場は5日程度、冬場は10日程度が目安です。醤油ベースの「だし入り醤油麹」も人気で、乾燥麹200g、醤油380ml、昆布、かつお節を混ぜてヨーグルトメーカーで58~60度、8~10時間発酵させます。

 

参考)「和風だし麹」マストで常備したい日本食の味付けの定番調味料

白だし麹は、乾燥麹に塩、干し椎茸、昆布を加えて作る調味料で、和食全般に使える万能調味料となります。白だし麹を使えば、冷たい麺のつゆや炊き込みご飯の味付けが簡単にできます。
youtube​
参考)https://oceans-nadia.com/user/1136526/recipe/507932

発酵させない即席タイプの粉末だし麹と、発酵させる出汁麹を使い分けることで、料理の幅が広がります。即席タイプは忙しい日の時短調理に、発酵タイプはじっくり味わいたい料理に使うのがおすすめです。保存は冷蔵庫で行い、発酵タイプも約1ヶ月程度保存可能です。

 

参考)Search

あまり知られていない活用法として、手作りめんつゆへの応用があります。粉末だしをお茶パックに詰めて水400mlで5分煮出し、醤油100ml、みりん100ml、砂糖大さじ1を加えれば、無添加の手作りめんつゆが完成します。オリーブオイルや酢と混ぜれば和風ドレッシングに、練りごまや豆板醤を加えれば鍋のつけだれとしても活用できます。

 

参考)市販めんつゆを卒業!無添加で安心の手作りめんつゆ href="https://mkysplus.com/1294/" target="_blank">https://mkysplus.com/1294/amp;#821…

 

 


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