項目 | 生協 | 農協 |
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組合員の属性 | 消費者 | 農業者 |
目的 | よりよい暮らしの実現 | 農業経営の安定と向上、農村の振興、地域社会の活性化 |
主な事業 | 食料品や日用品などの販売、保険や金融などのサービス、子育てや介護などの地域活動など | 農業資材の供給や販売、農作物の販売や加工、信用や保険などのサービス、地域活動など |
農協と生協は共に協同組合の略称であり、それぞれ消費者と生産者の協同組合が指されています。
農協は農業協同組合(JAとも呼ばれます)で、農薬の生産から農産品の販売までを行っています。農協は全国的な組織であり、地方自治体などと協力しながら活動しています。
一方、生協は生活協同組合という『消費者が出資し、購入物を安価で購入する』という目的のもとに設立された組織で、一般家庭の買い物用に特化した流通を行っています。Aコープは農協と漁協で構成される非営利組織の総称であり、国内の行政機関及び地方公共団体との連携を図って、農業・漁業の発展を図るとともに消費者の利益を保護します。
この機能を克明なものにしているのが『協同組合』です。
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農協とは、農業協同組合である。農業者が相互扶助を目的として設立する協同組合で法人格を有し、農業協同組合法に基づいて設立される。農協は仲間うちは「相互扶助」、外に対しては「数で対抗」を基本とした活動を行っている。
農業のブランドづくりなどがその一例である。また、農家の営農と生活を守り、より良い社会を築く目的の下、農業指導や共同購入、保険、ローンなどの活動も行なわれている。
JAと言われることもあるが、これは農協グループを指し、『農業協同組合』の英語表記の頭文字をとってつけられている。
JAは、日本の農業協同組合(JapanAgriculturalCooperatives)の略語として1992年に導入されました。
略称の元となった英語表記から頭文字を取って、JとAの組み合わせマークが形作られました。JAは、全国農業協同組合中央会が組織する農協グループを愛称としてJA(ジェイエー)と表記しています。
なお、シンボルマークは緑のアルファベットのJとAを組み合わせたデザインで、どっしりとした大地と人と人のきずなのイメージを表しています。
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