離乳食のゼリーは、赤ちゃんに水分補給させるのにベストな食べ物。ゼリーは、赤ちゃんが食べやすい形状で、口の中で溶けやすいので、「うちの子は水を飲むのが苦手で…」という場合にもおすすめ。
ゼリーはいつからあげられるんでしょうか?
ゼリーと言えば、ゼラチンや寒天を使ったものが定番。しかぁーし!ゼラチンは、ほぼ離乳食が終わる時期じゃないとあげられないし、アレルギーの心配もあります。寒天は少しましだけど、それでも使えるのは離乳食後期からです。
そんな中、片栗粉を使ったゼリーなら離乳食初期からあげられるんですね。
え?片栗粉?そんなもの使って、ゼリーなんて作れるの?
ゼラチンや寒天を使わず片栗粉を使って作るには、どうすればいいんでしょうか?
プレーンな片栗粉ゼリーの作り方。
材料(1食分)
作り方
火を止めずに片栗粉を入れると、確実にダマになるので注意しましょう。
できあがったのを見て、「?どっかで見たような…」と思いませんでした?わらび餅そのものなんですねぇー。
きなこをかけてあげてもいいですし、アクアライトのような甘い水を使って薄く味をつけるのもいいです。
和光堂のアクアライトは、りんご味の赤ちゃん用水分補給飲料。甘みはあるけど、赤ちゃん用に調整されているのでたくさん飲んでも大丈夫です。
アクアライトは「ジュレタイプ」というのが出ているので、自分でゼリーにしなくても、最初からジュレタイプを与えるという手もありますね。(コスパ面から言うと、ドリンク状のアクアライトを手作りでゼリー化したほうが節約にはなります)
薄めの麦茶を使って「麦茶ゼリー」にする人もいます。
片栗粉もお手軽で良いのですが、離乳食後期には、寒天を使ったゼリーを食べさせることができます。
寒天は、食物繊維が豊富
寒天は、食物繊維が豊富で、腸内環境を整えて便秘を解消する効果があります。離乳食後期の子どもは、離乳食の量が増えてくるため、便秘になりやすい時期です。寒天ゼリーを食事に取り入れることで、便秘解消をサポートすることができます。
寒天は、カルシウムやミネラルが豊富
カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。ミネラルは、体内のさまざまな機能を正常に保つために必要な栄養素です。離乳食後期の子どもは、骨や歯の発育が盛んになる時期です。寒天ゼリーを食事に取り入れることで、骨や歯の健康をサポートすることができます。
寒天は、喉ごしがよく、食べやすい
離乳食後期の子どもは、離乳食の種類が増えてくるため、さまざまな食感を覚える時期です。寒天は、子供が好む食感なんですね。
離乳食のゼリーに、果物や野菜を細かく刻んだものを入れることもできます。
そうすると、単体では食べなかった食材を食べる子も少なくないんですよ。「ゼリー寄せ」のような感じで、果物以外の野菜も相性良いんですね。
その場合、細かく刻んでおくことと、事前に火を通しておくことがポイントです。
赤ちゃんが食べたりなくてグズる場合など、デザートとして使えるのもゼリーの優秀な点。カロリーも低いし、安心してあげられるんですね。
ただ、ゼリーは、喉に詰まらせやすい点に注意。
ゼリーは、喉ごしがよく、食べやすい食材ですが、カタマリが大きいと喉に詰める可能性があるんですね。最初はジュレ状に砕いて与えるなどの手間が必要でしょう。また、歯に付きやすいので、食べた後の歯磨きはしっかりするようにしましょう。