わかめを離乳食に使うメリット
わかめを離乳食に使うデメリット
注意点として、離乳食にわかめを加える場合は、与える量や食べさせるタイミングに注意が必要です。また、わかめを与える前には、必ず医師や保健師に相談するようにしましょう。
わかめは、栄養価が高く、赤ちゃんの成長に必要なミネラルやビタミンを含んでいます。しかし、わかめは外部から汚染されやすいため、選び方にも注意が必要です。乾燥わかめを選び、よく洗ってから使用しましょう。
わかめを調理する際は、水戻ししてから小さく切ります。その後、やわらかく煮るのが一般的です。煮る時間は、わかめの種類や大きさによって異なりますが、5分程度が目安です。煮汁は捨てずに、スープやお粥に加えると栄養価がアップします。
また、すりつぶしてトロトロにすると、赤ちゃんが食べやすくなります。すりつぶす際は、しっかりと火を通し、滑らかなペースト状にするよう心がけましょう。
わかめを使った離乳食の調理例です。
さつまいもやかぼちゃなど、赤ちゃんに与えたい食材との相性もバッチリです。
わかめは離乳食中期以降、与えることができます。
離乳食の月齢が進むにつれ、食材や食べさせる方法が変わってきます。そこで、わかめを食べさせる月齢別の量と固さについてご紹介します。
9〜11カ月頃のかたさ・大きさの目安は、水戻ししてから小さく切って、やわらかくゆでて、包丁で細かくたたくという方法で作られたようです。この方法で作ると、わかめの食感を確認しながら食べることができます。大さじ1(15g程度)が目安です。
12〜18カ月頃のかたさ・大きさの目安は、水戻ししてから5〜8mm大に切って、やわらかくゆでるという方法で作られたようです。この方法で作ると、わかめの繊維質を摂取しながら食べることができます。大さじ1(15g程度)が目安です。
ただし、わかめにはヨウ素が含まれているため、食べすぎに注意が必要です。また、腸内環境を整える働きがあるため、少量ずつ食べるようにしましょう。
乾燥わかめを使用する場合のメリットは、塩分が低く、消化しやすいことです。また、乾燥わかめは保存が利くため、長期保存が可能で、手軽に利用できる点も嬉しいですね。さらに、乾燥わかめは調理しやすく、煮物やスープなどの料理の際にも手軽に使えます。
一方、デメリットとしては、鮮度が落ちることと、使う前に水で戻す手間が必要な点があります。乾燥わかめは水分を失っているため、鮮度が高い生わかめよりも風味や食感が劣る場合があります。また、乾燥わかめには生わかめに比べて栄養素が少ないという欠点もあります。
鮮度の高い生わかめを使用する場合は、塩分が高く、消化が悪いというデメリットがありますが、生わかめには乾燥わかめに含まれる栄養素が豊富に含まれています。生わかめは風味や食感が良く、煮物や和え物などの料理にも適しています。ただし、生わかめは鮮度が落ちやすく、保存には注意が必要です。
どちらを使用するにしても、わかめは栄養価が高い食材です。離乳食に取り入れる際は、適量を守ってお召し上がりくださいね。
離乳食として与えるわかめの量は、どのくらいがよいのでしょうか?
少ない量の子ども用スプーンの一さじから徐々に量を増やしていくと良いです。しかし、わかめはヨウ素を含んでいるため、ヨウ素の1日の摂取量に注意が必要です。通常の使用量であれば問題ありませんが、適切な量を理解することが大切です。
また、乾燥わかめを使用する場合、水で戻すと約12倍の量になる点も覚えておきましょう。これは、離乳食の量を調整する際の重要な情報です。