離乳食の卵焼きはいつから?おすすめのレシピや調理の注意点

離乳食の卵焼きはいつから?おすすめのレシピや調理の注意点

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離乳食の卵焼きはいつから?

離乳食の卵焼きはいつから?

離乳食の卵焼きはいつから?

離乳食の卵焼きは、以下のような進め方が一般的です。

 

卵黄から開始(生後6ヶ月頃)

 

離乳食で卵を食べさせ始める際は、まず卵黄から与えます。時期の目安は離乳食初期の生後6ヶ月頃。開始時の量は、離乳食用のスプーン1さじ程度から始め、子どもの様子を見ながら徐々に増やします。

 

この時期は、十分に加熱した固ゆで卵の卵黄を使用します。卵白の方がアレルギーを起こしやすいため、後回しにする必要があります。

 

卵白の開始と全卵の量(生後7〜11ヶ月頃)

 

卵黄で問題なければ、生後7〜8ヶ月頃に卵白も開始し、全卵で1/3個程度与えます。生後9〜11ヶ月の後期には、全卵で1/2個程度まで増やせます。

 

この頃から卵焼きも食べられるようになります。

 

離乳食の卵焼きを与える量は?

離乳食の卵焼きの量は、赤ちゃんの月齢に応じて以下のように進めていくのが目安です。

 

  • 離乳食完了期(12〜18カ月頃):全卵1/2~2/3個が1食分の目安
  • 離乳食後期(9〜11カ月頃):全卵1/2個が1食分の目安
  • 離乳食中期(7〜8カ月頃):卵黄1個〜全卵1/3個程度
  • 離乳食初期(5〜6カ月頃):固ゆでした卵黄を耳かき1杯程度の少量から開始

 

卵は食物アレルギーを起こしやすい食品なので、最初は固ゆでの卵黄から少量ずつ様子を見ながら進め、徐々に量を増やしていきます。卵白にはアレルゲンが多く含まれるため、卵白の導入は慎重に行います。

 

また、卵焼きは離乳食完了期頃から与えられるようになりますが、最初は蒸し焼きにして中心までしっかり火を通すなど、調理法にも気をつける必要があります。

 

赤ちゃんの成長や食べ具合に合わせて、無理のない範囲で進めていくのがポイントです。アレルギー症状など心配な点があれば、医師に相談しながら進めるのがよいでしょう。

離乳食の卵焼きのアレルギーは?

卵は食物アレルギーの原因として最も頻度が高い食品の一つ。

 

特に卵白の方がアレルギーを起こしやすいことが知られています。卵焼きやスクランブルエッグ、フレンチトーストなどは加熱が不十分な場合があり、固ゆで卵を食べられていても、これらの料理で急に症状が出ることがあります。

 

そのため、卵焼きは固ゆで卵を1個食べられるようになってから試すのが安全。最初は一口だけの少量から始めるのがよいでしょう。アレルギーがある場合の調理法のステップアップとしては、まず卵を蒸し焼きにしてしっかり火を通し、次にフタをしないでしっかり焼く、という進め方が提案されています。

 

卵は加熱することでアレルギー物質が低下するので、生卵より卵焼きの方が抗原性が低く、さらに20分加熱した茹で卵の方が安全性が高いことがわかっています。アレルギーが心配な場合は、まず20分以上茹でた固ゆで卵の卵黄から少量ずつ始め、症状がないことを確認しながら進めていくのがよいでしょう。

 

卵焼きは固ゆで卵に比べるとアレルギーのリスクが高いので、慎重に少しずつ進めましょう。心配な場合は医師に相談しながら進めるのがよいでしょう。

 

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離乳食の卵焼きのレシピは?

にんじん入り卵焼き

 

材料

  • にんじん
  • 砂糖
  • 和風だしの素

 

作り方

  • にんじんは柔らかくなるまでゆでて細かく刻む。
  • 卵、にんじん、砂糖、水で溶いただしを混ぜ合わせる。
  • フライパンやレンジ対応の容器で卵焼きを作る。しっかり火を通す。

 

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