コープみらいはフツーに組合員以外も利用できます。
組合員にとっては、宅配でいきなり注文する前に「商品がどういうものか確認できる」というメリットがありますね。
また、コープデリの宅配では、商品によって注文できる週が決まっていますが、店舗ならいつでも買えます。
コープみらいは、イオンとかに比べると安くは無いです。けど、生協の中では安い品も幅広く扱ってる方。
そして、コープみらいは、会員(組合員)以外でも買い物ができます。
生協の中には、組合員以外は店舗利用ができないというところもありますが、コープデリ(コープみらい)は、そのへんゆるめなんですね。
組合員価格より1割程度高くなりますが、フツーに買い物可能。
頻繁に利用する場合は、組合員になっちゃったほうが得ですね。
組合員になると、お店での買い物にポイントがついて、ポイントを出資金(預り金みたいなもの)に入れられるんです。
出資金は、退会時に現金で払い戻せるので、ポイントが間接的に現金化できるんですね。(一般のスーパーでは、ポイントは期限つきだし、現金化なんか絶対許してくれない)
また、コープみらいで安いお買い得品を探すには、日替わりの特売品を狙うのが基本。
特売品情報は、チラシやアプリでチェックできます。
※コープデリ会員は割引が受けられます。1~2割安くなります。
コープデリの「お店ナビ」というアプリをスマホに入れておけば、日替わりの特売品情報もサッとチェックできて便利ですね。
※コープデリにはアプリが3つあります。「お店ナビ」は特定の店のチラシをチェックできるアプリ。
関連)コープデリアプリの使い方
なお、チラシは店舗でも配布しているので、お店に行ってから特売品をチェックするのもアリかも。
実際に、コープみらいのスーパーマーケット型店舗に行ってきました。
千葉市若葉区の東寺山店です。
口コミによると、「地元の食材を提供しているのは、この店ならでは」とのこと。
ちなみにコープみらいの宅配サービスが「コープデリ」になります。
参考)コープデリの口コミ
コープデリの魅力の一つが、実店舗の数。コープみらいの店舗は、ミニコープ含めると東京都内に130店舗以上あり。
スーパーマーケット感覚で使えますし、宅配の欠品(指定した品が品切れ)のときに便利なんです。
コープみらい、コープぐんま、いばらきコープ、コープながの、とちぎコープに店舗あります。
※コープデリにいがたには店舗なし
コンビニサイズのミニコープ店と、巨大なSM(スーパーマーケット店)があります。
営業時間は、店舗によって多少前後しますが、9:30~21:00ごろまで営業しているようです。
そして、お正月を除いて年中無休の店も少なくありません。
すごいな生協、働きすぎ。さすがは、利便性を追求する生協といったところでしょうか。
フツーにスーパーマーケットで買い物している感覚で、特に何か不自由な点はなかったですね。
コープの商品もおいてるスーパー、という感じでした。
他の生協の店舗だと、小さいし種類も少ないので、選べるという点は良いと思います。
また、生協にありがちな「野菜を買って帰ったら、腐ってる率が高い」というのも経験したことがないです。
販売前にちゃんとチェックしてるのかな?
「え、コープ、すごい高いんだけど…」というコメントの理由は、「非会員価格を見ているから高い」のかも。
生協法という法律では、生協は組合員の役立つことのみを目的とすること、と定められています。
組合員の生活の文化的経済的改善向上を図ることのみを目的とすること。
しかし、コープみらいでは一般の人も買い物が可能。
どうやら、法律の解釈により、組合員価格より高く一般の人に販売することで、組合員の役に立つ、と考えられているっぽいですね。
コープデリでは、生協の宅配サービスは組合員のみ利用可能ですが、店舗利用はOKとなっています。
そのため、ふらっとコープの店舗に寄って、値段だけチェックすると「高い」と感じてしまうんですね。
ウェブから、会員向け価格が記載されたカタログサンプルが閲覧可能なので、加入前にチェック可能です。
スーパー(イオン)と、コープみらいを比較してみました。
項目 | スーパー(イオン) | コープみらい |
---|---|---|
出資金 | 不要 | 500円~(コープみらいの出資金) |
店舗の数 | 2万以上 | 約130 |
品数 | 4万点以上 | 6,000点以上 |
値段 |
激安なPB商品多数。 |
一般商品(スーパー並みに安い) |
支払い方法 | ○(ネットスーパー) | ○ |
宅配 | クレカ、現金 | 銀行引き落とし、店舗ならプリペイドカード利用可 |
宅配注文 | 注文したら即日届く |
週に一度、1週間後に届く |
宅配料 | 324円 | 198円(6,000円以上の注文で送料無料) |
不在受取 | × 在宅してないと受け取れない | ○ |
お店の使い勝手はほぼ同じ、コープの方は出資金払込が必要になります。食材を安く買うだけなら、コープを使うメリットは、ほぼありません。
コープのメリットは、食材を置き配してくれる宅配サービスです。特に、不在時にコンテナに保冷剤を入れて玄関先に留置してくれるサービスは他にはないです。
また、イオンはPB(プライベートブランド。自社開発)品以外は、意外と安くありません。
デメリットは、お店が首都圏に集中していて、都心から離れるとお店が少なくなっていく…という点です。
コープみらいは、東京、千葉、埼玉にあります。
関連)東京の生協比較
コープみらいには、通常店舗とミニコープというコンビニくらいの大きさの店舗があります。
意外と、おつとめ品を探すと安く買えるんですね。
今回行ってみた東寺山店は、通常店舗。店に入ってパッと見た大きさは、フツーのスーパーに負けないほどの広さ。
野菜は農協(JA)の野菜を中心に、品揃え多数。「ミニトマトバイキング」のコーナーもありました。
野菜コーナーには、「ハネッコ」「不揃い」という規格外の野菜コーナーも。家で食べるから形や不揃いは関係ない、という場合はお得。
卵のコーナー。10個200円から300円くらいまで、7~8種の品揃え。一見スーパーと変わらない感じですが、一定以上のクォリティの卵のみを置いているようです。
パンの品揃えもこの通り。一般のスーパーにもある「Pascoの超熟」、ヤマザキの「ダブルソフト」「ロイヤルブレッド」、フジパンの「本仕込み食パン」、コープの「熟仕込食パン」などが置いてあります。
離乳食コーナー。レトルトやビン入りの離乳食が揃っています。
冷凍食品の「COOPきらきらステップ」のコーナーに、やわらかミニうどんや、なめらかキューブなど子供用の食材がありました。
お菓子のコーナー。いやー、もう色んなお菓子が無条件にブワァーッと並んでいる気がします。かっぱえびせんや、サッポロポテトバーベキュー、ポテコ、おかき、せんべい、かりんとうなどなど…。
お菓子コーナーは、普通に自由度高い。何か、特に制限があるようにも思えませんでした。
牛乳ズラリ。コープデリの牛乳は、殺菌方法3種の中から選べるようになっています。
一番安いコープ牛乳は超高温殺菌、八千代牛乳は、バランスの良い高温短時間殺菌。本来の味が生きている低温殺菌牛乳は、低温長時間殺菌。他にも、雪印、森永の牛乳を置いています。
「ほぺたんカード」という電子マネーが使用可能です。
コープみらいのレジは、通常レジ以外にセルフレジがあります。
組合員証にもなっている「ほぺたんカード」を提示すると、組合員価格で買い物ができます。
組合員以外も、すこし価格が高くなりますが買い物可能。
「コープのお店って、どんな感じだろう?」というのが、気軽に試せるんですね。
レジコーナーの奥には、ほぺたんカードのチャージマシンが。
「ほぺたんカード」は、ポイントカードの機能とプリペイドカードの機能を持っています。
この日はキャンペーンということで、1万円分チャージすると200円分ボーナスが貰えました。
還元率2%。クレジットカードのポイントと比べるとなかなかスゴイですが、毎回還元されるわけじゃないので、キャンペーンをよくチェックする必要があります。
コープみらい(コープデリ)の資料は、公式サイトで請求すれば無料でもらえます。
こちらに、コープデリの評判など悪いところも含めてまとめたのでチェックしてみてください。
関連)コープデリの口コミ・評判