1 歳からの離乳食/幼児(完了期)

1 歳からの離乳食/幼児(完了期)

記事内に広告を含む場合があります。

1歳からの離乳食

1歳からの離乳食/幼児

1歳からの離乳食は、離乳食の最終段階である「完了期」にあたります。この時期の子どもは、離乳食に慣れてきたことから、食事の回数や量が増えていき、大人と同じような食事を楽しめるようになります。

 


 

1歳からの離乳食

 

食事の回数と量

 

1歳からの離乳食の食事の回数は、1日3回と、これまでの2回から1回増えます。1回の食事の量は、ご飯が100〜150g、おかずが100〜150g程度が目安です。

 

食材

 

1歳からの離乳食では、これまで食べたことのない食材も積極的に与えるようにしましょう。特に、鉄分やカルシウム、ビタミンなどの栄養素が豊富な食材を意識して取り入れることが大切です。

 

主食には、ご飯やパン、麺類などに加え、雑穀米や玄米などの健康的な食材も取り入れてみましょう。おかずには、肉や魚、卵、野菜、豆類など、さまざまな食材をバランスよく与えることが大切です。

 

また、手づかみ食べもさせてあげましょう。手づかみ食べは、子どもの五感を刺激し、口の周りの筋肉や咀嚼力を鍛えることにつながります。

 

注意点

 

1歳からの離乳食では、以下の点に注意しましょう。

 

  • 食物アレルギーには注意が必要です。初めて食べる食材は、1回に少量ずつ与え、様子を見ながら少しずつ量を増やしましょう。
  • 塩分や砂糖の摂りすぎに注意しましょう。離乳食の塩分は、大人用の6分の1程度が目安です。砂糖は、離乳食初期は控え、離乳食完了期になっても、1日に10g程度を目安にしましょう。
  • 食材の大きさや形状には注意しましょう。1歳頃の子どもは、まだ噛む力が弱いため、食べやすい大きさにカットしたり、細かく刻んだりしましょう。
  • 1歳からの離乳食は、子どもが大人と同じ食事を楽しめるようになるための大切な時期です。子どもの成長に合わせて、さまざまな食材を取り入れながら、楽しく食事ができる環境を整えてあげましょう。