1歳からの離乳食は、離乳食の最終段階である「完了期」にあたります。この時期の子どもは、離乳食に慣れてきたことから、食事の回数や量が増えていき、大人と同じような食事を楽しめるようになります。
食事の回数と量
1歳からの離乳食の食事の回数は、1日3回と、これまでの2回から1回増えます。1回の食事の量は、ご飯が100〜150g、おかずが100〜150g程度が目安です。
食材
1歳からの離乳食では、これまで食べたことのない食材も積極的に与えるようにしましょう。特に、鉄分やカルシウム、ビタミンなどの栄養素が豊富な食材を意識して取り入れることが大切です。
主食には、ご飯やパン、麺類などに加え、雑穀米や玄米などの健康的な食材も取り入れてみましょう。おかずには、肉や魚、卵、野菜、豆類など、さまざまな食材をバランスよく与えることが大切です。
また、手づかみ食べもさせてあげましょう。手づかみ食べは、子どもの五感を刺激し、口の周りの筋肉や咀嚼力を鍛えることにつながります。
注意点
1歳からの離乳食では、以下の点に注意しましょう。