離乳食でうどんを与える際の量は、月齢や食欲によって異なります。一般的には、離乳食初期は5〜20g、離乳食中期は35〜55g、離乳食後期は60〜90gを目安に与えるようにしましょう。また、うどんは塩分が多いため、水でよく洗ってから与えるようにしましょう。
離乳食でうどんを与える際の注意点は、次のとおりです。
うどんは、離乳食に適した食材です。ちなみに、讃岐うどんのようなコシのあるうどんよりも、ぶつぶつ切れてしまうような柔らかいうどんの方が適しています。
うどんの離乳食レシピをご紹介します。
うどんがゆ
うどんを水で柔らかく煮て、裏ごしします。だし汁やみそ汁で味を調えて、赤ちゃんに与えましょう。
うどんと野菜のスープ
うどんを水で柔らかく煮ます。ほうれん草、にんじん、さつまいもなどのお好みの野菜を加えて、一緒に煮ます。だし汁やみそ汁で味を調えて、赤ちゃんに与えましょう。
うどんと鶏肉の煮物
うどんを水で柔らかく煮ます。鶏肉を細かく刻んで、水で柔らかく煮ます。うどんと鶏肉を一緒に煮て、だし汁やみそ汁で味を調えて、赤ちゃんに与えましょう。
うどんと豆腐の炒め物
うどんを水で柔らかく煮ます。豆腐を細かく刻んで、油で炒めます。うどんと豆腐を一緒に炒めて、しょうゆで味を調えて、赤ちゃんに与えましょう。
うどんと卵のあんかけ
うどんを水で柔らかく煮ます。卵を溶いて、油で炒めます。うどんと卵を一緒に炒めて、だし汁やみそ汁で味を調えて、赤ちゃんに与えましょう。
うどんは、離乳食に適した食材です。うどんの栄養素を赤ちゃんに与えるために、離乳食に取り入れましょう。
うどんは離乳食初期から食べることができます。うどんは食物繊維やタンパク質が豊富で、消化吸収も良いので、離乳食に最適な食材です。うどんを離乳食に取り入れる際は、次の点に注意しましょう。
うどんには塩が含まれています。うどんの麺には、小麦粉をこねるときに塩が加えられるため、うどんには塩分が含まれています。うどんの塩分量は、うどんの種類やメーカーによって異なりますが、一般的には1食あたり1.5〜2gの塩分が含まれています。
塩分は、人間の体に必要なミネラルですが、摂りすぎると高血圧や心臓病などの健康リスクが高くなるため、注意が必要です。うどんを食べる際には、つゆを残したり、減塩タイプのうどんを選んだり、野菜などの食物繊維を一緒に食べたりして、塩分を控えるようにしましょう。
うどんには小麦が含まれていて、アレルギーの原因となることがあります。
小麦アレルギーの方は、うどんを食べるとアレルギー反応を起こす可能性があります。小麦アレルギーの子が、うどんを食べると、かゆみ、じんましん、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が出ることがあります。
うどんにアレルギーがなくても、つゆに含まれている魚介類や卵などのアレルゲンに注意が必要です。離乳食でうどんを与える際には、つゆの成分を確認してから与えるようにしましょう。
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離乳食中期にうどんを使うメリットは以下の通りです。
離乳食中期ともなると、食べる量が増えてきます。基本、茹でるだけで完了するうどんの離乳食は調理の手間がかからなくて、楽なんですよね。
離乳食後期におすすめのうどんレシピをご紹介します。
歯が生えて、固いものが食べられるようになる時期なので、大人と同じような料理が可能です。ただ、塩分の量だけは気をつけましょう。(基本、薄味で)
野菜うどん
うどんを細かく切って、野菜と一緒に茹でます。野菜は、にんじん、ほうれん草、さつまいもなど、赤ちゃんが食べやすいものを選びましょう。野菜をたくさん食べられるので、栄養価が高いです。
鶏肉うどん
うどんを細かく切って、鶏肉と一緒に茹でます。鶏肉は、細かく切って火を通してから加えましょう。鶏肉はタンパク質が豊富なので、成長に必要な栄養素を補うことができます。
豆腐うどん
うどんを細かく切って、豆腐と一緒に茹でます。豆腐は食物繊維が豊富なので、便秘を解消してくれます。
ミートソースうどん
うどんを細かく切って、ミートソースと一緒に煮込みます。ミートソースは鉄分やビタミンB12が豊富なので、貧血予防に効果的です。
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焼きうどん
うどんを細かく切って、野菜や肉と一緒に炒めます。焼きうどんは、野菜や肉をたくさん食べられるので、栄養価が高いです。