生協の取扱商品の中でも、冷凍食品はおすすめです。
食品添加物や化学調味料が控えめで、値段がお手頃な点がウリ。
一般的に冷凍食品は、冷凍加工の手間がかかるため、割高です。
しかし、生協の冷凍食品は価格抑えめでありながら、原材料や味など安全面にも気を使っているんですね。
特に人気なのは、冷凍野菜、すぐ食べられるおやつ、弁当に使えるおかずなどです。
特に冷凍野菜は、通常なら3~4日で傷んでしまうような野菜が数週間~一ヶ月持つのがメリットなんですね。中には「みじん切り済み」などの、すぐ使えるように下ごしらえ済みのものもあるんですね。
参考)コープの冷凍食品
日本生活協同組合連合会の冷凍食品は、どの生協でも扱いが可能です。(ただし、生協は品数をある程度絞っているため、扱いがある・なしがあります)
また、共通で扱っている生協ブランドの商品以外に、特定の生協限定の独自PB品(プライベートブランド)も販売されています。
例えば、コープデリなら、コープデリ限定で以下のような商品があります。
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また、離乳食づくりの時短用に冷凍食品が用意されています。
CO・OP 国産野菜で作ったなめらかキューブ 5種の緑黄色野菜&根菜 6個×2種入(120g)
細かくすりつぶした野菜をキューブ状に冷凍した「野菜キューブ」などが人気です。
この商品は特に需要が高く、生協店舗でも売り切れのケースがあります。少し割増価格になりますが、店舗でなら生協組合員ではなくとも購入が可能です。
コープの冷凍食品は、朝の忙しい時間にもサッとレンチンで用意できる手軽さと、見栄えの良さがポイント。
コープデリの注文サイトで、人気の冷凍食品を「コメント数の多い順」で調べてみました。
参考)コープデリのウイークリーコープ(生協の会員になると、見られます)
そのうち。お弁当に使えそうなランキング上位の食品をピックアップ。
揚げる系のおかずが、やはり便利ですよね。レンジでチンするタイプでもサクッと仕上がるとんかつなどが使い勝手が良いです。油で揚げる必要がある「えびフライ」などもあるのですが、まるごと食べられるようあらかじめしっぽを取ってあり、少なめの油で揚げられるようになっています。
コープデリの「焼きおにぎり」は小さめサイズ(1個48g)で、国産米(あきたこまち)を使って、醤油で焼き上げた一品。
小さめなので、お弁当にちょうどよく、「朝、米が炊けてなかった!」という非常時にも使いやすい点が人気です。
生協の冷凍野菜は、カット済み、下ごしらえ済みで使いやすく、料理の時短に役立ちます。
一般の冷蔵庫で野菜を凍らせると、味や色が大きく変わって、解凍後に水が出てベチョベチョになったりしますが、生協の冷凍野菜は、急速冷凍できる機械を使用して冷凍加工されているため、解凍後もそれほど違和感なく食べられるんですね。
冷凍野菜は、すぐに使えるカット済みでありながら、長期保存できることが大きなメリットです。
コープ商品の「宮崎のカットほうれん草」は、下ごしらえ済みであく抜き不要。おひたしや、サッと炒めたいときに重宝します。
ゆで済み、塩味つきの「北海道のそのまま枝豆」は、味がついているので、解凍してすぐ食べられます。
一口サイズにカット済みの北海道の栗かぼちゃは、「硬いかぼちゃを切る」という苦行から開放される点が素晴らしいですね。
冷凍してもくっつかずパラパラになっている(バラ冷凍)点も大きなメリット。使いたい分だけ、少量でも問題なく使えます。
冷凍ものが全部くっついていたら、いったん軽めに全て解凍してから使いたい分だけ分離する必要があったんですよね。
例えば、「九州のカット小松菜」は、湯通ししてあってバラ凍結。「国産さといも」は皮むき済みで、手がかゆくなる「さといもの皮むき」から開放されます。
「国産ささがきごぼう」は、長くて邪魔なごぼうをさきがけ状態にカット済みで、きんぴらごぼうを作るのにとても便利です。
バラ凍結の北海道のつぶコーンは、「とうもろこしを茹でて、つぶを取る」という作業が不要な点がいいですね。つぶコーンがなければ、料理にとうもろこしを使おうという気にもなかなかなりません。
一般的な冷凍食品には、食品衛生法で定められた範囲内ではありますが、食品添加物が含まれることが多いです。
例えば、冷凍すると食材の色がくすんでしまうので、鮮やかな色にするための着色料、味が落ちるのを防ぐための酸化防止剤などです。冷凍品は解凍時に、冷凍臭さが出るので香料を添付する場合もあります。
しかし、生協で扱う冷凍食品は、できるだけ添加物を使わない商品が主流。生協独自の基準を作って、組合員の健康により配慮しているんですね。
日本では法律上は、ちょっとヤバめの添加物も使用が認められています。日本ではOKでも、ヨーロッパなど安全基準高めの国ではNGの添加物も多くあります。しかし、生協は自主管理基準を作って、明確に「この添加物は原則使わない」というルールを決めています。例えば、遺伝毒性発がん物質「臭素酸カリウム」や、安全性を量的に判断できるデータが確認できない物質「食用赤色104号」などの着色料は使わないようにしているんですね。。
生協によっては、さらに安全に配慮した基準を設けています。例えば、パルシステムの冷凍食品は、化学調味料不使用で、産直産地の野菜や肉などの食材を使用しています。
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ちなみに、生協でもっとも厳しい安全対策基準を使用しているのが生活クラブ。
完全無添加のトマトケチャップや、添加物なしで作ったソーセージなどを商品化しています。そして、安全対策基準をクリアした600以上の商品のみを扱うという徹底ぷりです。
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