離乳食の鯛はいつから?
![離乳食の鯛/調理法]()
はじめての離乳食、ゴックン期(生後5〜6か月頃)の白身魚の調理、本だけだとイメージが分からず不安に思っていませんか? 今回はゴックン期の白身魚(鯛)の調理の仕方をご紹介します。
鯛は、白身魚の一種です。白身魚とは、赤身魚に比べて脂肪分が少なく、淡白な味の魚のことです。
鯛には、DHA、EPAが豊富に含まれています。DHAとは、ドコサヘキサエン酸の略です。DHAは、脳や神経の働きに欠かせない栄養素です。EPAとは、エイコサペンタエン酸の略です。EPAは、血液をサラサラにする効果があります。
材料。
- 鯛(皮・骨のない刺身用を使うと便利) 適量(1食あたり約10〜15g)
- とろみの素 水またはだし汁50mlと片栗粉小さじ1を混ぜる
作り方。
- 鯛を作りたい分の大きさに切る(1食あたり約10〜15g)
- 沸騰したお湯で約1〜2分、身が白くなり中まで火がしっかり通るまで茹でる。 電子レンジで加熱する場合は、耐熱容器に入れ水大さじ1〜2を入れ、ふんわりラップをかけてレンジ(600w)で約40〜1分加熱する。(量によって水分量や加熱時間を調整してください)
- 粗熱が取れたら骨を取り除き、すり鉢に入れペースト状になるまでする。
- ハンドブレンダーやフードプロセッサーを使ってペースト状にしてもOK。
- とろみの素を電子レンジ(600w)で約20〜30秒加熱しダマができないようによくかき混ぜる。
- とろみの素でお子さまに合わせたとろみをつける。
保存する場合。
- 冷蔵保存:当日中に食べきる。食べる前に電子レンジまたは小鍋などで再加熱する。
- 冷凍保存:1週間以内を目安に食べきる。食べる前に電子レンジまたは小鍋などで再加熱する。
(期間の記載は目安となっております。環境によって保存期間に差が出る場合があります。 匂い、味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら廃棄してください。)
離乳食の鯛/初期のレシピ
![離乳食の鯛/初期]()
鯛の離乳食は、ゴックン期(生後5〜6か月頃)ころから使えます。
ただし、離乳食を始めてお粥や野菜、豆腐などが食べられるようになってから食べさせてください。
その他の注意事項はこちら。
- 初めて与える場合は、様子を見ながら少量から始め、十分に噛めるようになってから与えるようにしてください。
- 魚の切り身は、1食あたり約10〜15g程度にします。
- 調理後は骨を取り除き、すり鉢でペースト状にします。
- 食べさせる前に、とろみをつけて食べやすくしてください。
- 魚を常温で長時間放置しないようにし、清潔な保存容器を使用して保管してください。
- 新鮮な魚を使用し、匂い、味、色、食感に異常がある場合は廃棄してください。
離乳食の鯛のアレルギー
![離乳食の鯛のアレルギー]()
鯛は、白身魚の中でも低アレルゲン性の魚です。低アレルゲン性とは、アレルギー反応を引き起こす可能性が低いことを意味します。
とはいえ、初めて鯛を食べさせるときは、アレルギーに備えるべきでしょう。
かかりつけ医の診療時間(平日の午前中など)にトライするのがいいでしょう。
鯛のアレルギーの症状は、以下の通りです。
- 皮膚のかゆみや赤み
- じんましん
- むくみ
- 呼吸困難
- アナフィラキシー
アナフィラキシーは、鯛のアレルギーのなかでも重篤な症状です。アナフィラキシーを起こすと、呼吸困難、血圧低下、意識障害などの症状が現れ、死に至ることもあります。