

ファバスが登場する前から、葵はすでに強かったと思っていませんか?実は葵がファバスに敗北寸前まで追い詰められた場面は、アニメ全60話のなかで最大の「実力差ショック」として語り継がれています。
ファバスは、田村隆平による少年漫画『べるぜバブ』のアニメ版にのみ登場するオリジナルキャラクターです。まずは基本的なプロフィールを整理しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 名前 | ファバス |
| 所属 | ベヘモット34柱師団「第6の柱」 |
| 武器 | 双剣 |
| 声優 | 朴璐美(ぼく ろみ) |
| 分類 | アニメオリジナルキャラクター |
朴璐美さんといえば、進撃の巨人のリヴァイ兵長や、鋼の錬金術師のエドワード・エルリックを演じた実力派の声優です。そのキャリアを持つ方がファバスの「狂気」を演じたという事実だけでも、キャラクターの格がわかるというものです。
ちなみに原作漫画『べるぜバブ』は週刊少年ジャンプに2009年から2014年まで約5年間連載され、全28巻で完結した作品です。テレビアニメは2011年1月から2012年3月にかけて読売テレビ・日本テレビ系列で全60話が放送されました。
アニメオリジナルキャラが重要な見せ場に使われるのは珍しいことです。ファバスはその希少な存在として、アニメ版べるぜバブの記憶に刻まれています。
ファバスの強さの核心は、二振りの剣を同時に操る「双剣術」と、柱将クラスの圧倒的な魔力の組み合わせにあります。これが基本です。
一般的な剣士は一振りの剣を両手で握り、体幹のパワーを最大に活かして戦います。一方でファバスは両手それぞれに剣を持ち、連続攻撃で相手に呼吸する間を与えない戦法を取ります。攻撃の手数は通常の剣士の2倍以上になるため、守備を固めながら反撃の糸口を探すのが非常に難しくなるわけです。
そこに魔力を上乗せすることで、さらに破壊力が加わります。剣の一撃一撃に魔界の柱将クラスのエネルギーが乗っているため、受け流すだけでも相当な消耗を強いられます。
ファバスの戦闘スタイルをひとことで表すなら「手数と魔力の暴力」です。
また、ファバスは原作の悪魔野学園での決戦において、同じ柱将であるティリエルと連携戦闘を披露したことも特筆すべき点です。個人の狂気的な戦闘力だけでなく、組織の一員として統率のとれた動きもできる——この二面性が、ファバスを単なる「暴れ者」とは一線を画す手強い敵にしています。
ベヘモット34柱師団の構造について補足しておくと、師団全体の構成は24人の「柱将」とそれを統括する10人の上級悪魔「柱爵」から成り立っています。柱将の中でも第6の柱を任されているファバスの実力は、上位に属することが伺えます。
べるぜバブの登場人物一覧(Wikipedia)|ファバスを含む柱将・柱爵の詳細が確認できます
ファバスが物語の中で担った最大の役割は、邦枝葵の「真の強さを引き出す壁」となることでした。
邦枝葵は心月流抜刀術の使い手であり、石矢魔高校最大勢力「東邦神姫」の紅一点にして、関東最強レディース「烈怒帝瑠」の3代目総長という肩書きを持ちます。つまり人間界の女性戦士として最強クラスの位置づけです。その葵が、ファバスの双剣の前に圧倒的な実力差を見せつけられます。
これは意外ですね。
葵を「負けそうになるキャラクター」として使うことで、作品は「魔界の柱将がどれほどの脅威か」を言葉ではなく体感として視聴者に伝えているわけです。この演出が視聴者に与えるインパクトは絶大で、「石矢魔のメンバーが頑張っている」という安心感を一気に覆します。
ファバスとの対決を経て葵が新技を習得する流れは、いわば「強い壁にぶつかって初めて限界を突破する」という少年漫画の王道パターンを、アニメオリジナルの文脈で見事に再現しています。これは使えそうです。
ファバスは勝者にも敗者にもなりうる重要なキャラクターとして機能しており、アニメ版べるぜバブのバトルシーンに緊張感と深みを加えることに大きく貢献しました。
ファバスというキャラクターの魅力の半分は、声優・朴璐美さんの演技によって完成されています。
朴璐美さんは1970年生まれで、声優業界において「強さと狂気を同居させる演技」に定評のある実力者です。代表作を挙げると、進撃の巨人のリヴァイ(2013年〜)や鋼の錬金術師のエドワード・エルリック、NARUTO-ナルト-のオロチマル役などがあります。単純に強いだけでなく、「どこか狂気を孕んだ強者」の声を出させれば右に出る者がいないほどの存在感があります。
ファバスの場合、整った容姿を持ちながら戦闘中だけ理性が崩れて歓喜に満ちた狂気へと変貌するというギャップが最大の魅力です。このギャップを声だけで表現しなければならない声優の仕事は非常に高度で、朴璐美さんだからこそキャラクターが「生きた」と評するファンも少なくありません。
実際にアニメファンの声を調べると、「朴璐美さんの演技が狂気とマッチしすぎていて、登場するだけでワクワクする」「葵との女子対決は気迫とスピード感があって見応えが凄かった」といったコメントが多数見受けられます。
アニメを楽しむ上で声優の演技に注目するのは、作品をより深く楽しむ有効な方法です。ファバスのシーンをU-NEXTやAmazon Prime Video等の配信サービスで再視聴する際は、ぜひ朴璐美さんの「声のトーンの変化」を意識して聴いてみてください。
ここでは少し視点を変えて、日常的にアニメを楽しんでいる方が見落としがちな「ファバスというキャラクターが持つ文化的な面白さ」を取り上げます。
少年漫画における女性の強敵キャラは、長い歴史の中でいくつかのパターンに収束してきました。「美しくて冷酷なヒール」「感情に流されない理知的な戦士」「怪力の大女」——おおよそこの3パターンが主流です。ファバスはそのどれにも当てはまりません。
ファバスの特徴は「整った容姿を持ちながら、戦いに際して理性をほぼ失う」という点にあります。いわば「普段は美しいのに、戦うと人が変わる戦闘狂」というタイプです。
この設定が興味深い理由のひとつは、「強さ」と「美しさ」と「狂気」が一人のキャラクターに共存しているからです。この3つが同じ人物に宿ることに「リアリティの違和感」を感じる視聴者は多いかもしれませんが、それ自体がファンタジー作品の醍醐味でもあります。
べるぜバブというマンガ・アニメは、基本的にヤンキーとギャグとバトルが混在した作品です。その中でファバスのような「美と狂気の二面性を持つ強敵」を置くことで、物語全体が一段引き締まります。同様の構造は、邦枝葵(強さと女性らしさの葛藤)やヒルダ(高圧的な態度と深い愛情)にも見られ、べるぜバブという作品が女性キャラクターの描き方において意外と豊かなことを示しています。
親子でアニメを楽しんでいるご家庭では、こうした「キャラクターの二面性」を話題にするだけで、作品の楽しみ方がぐっと広がります。「なんでこの人はいつも優しいのに戦うと怖くなるの?」という子どもの疑問から、感情や人間の多面性について自然に話し合えるきっかけになることもあります。
べるぜバブの原作漫画は全28巻で完結しており、少年ジャンプ+のアプリや各種電子書籍サービスで読むことができます。アニメと原作の違いを比較しながら楽しむのも、べるぜバブの新しい楽しみ方のひとつです。
少年ジャンプ+公式|べるぜバブ第1話から読める公式サイト(原作比較にも便利です)
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