外国産レモンに防かび剤を去る方法はないの人気の還元に接するレモンを購入したら、防かび剤を取り除く必要があります。
少量の水、塩、洗剤を使ってレモンを洗えば、古い防かび剤などを十分取り除くことができます。
防ばい剤とは、柑橘類やフルーツなどに付着した"かび"を防ぐための薬剤であり、工業用途、食品用途(食品添加物、ポストハーベスト農薬)として広く用いられています。
言葉として聞くぶんには「防カビ剤」といったほうがわかりやすいかも知れませんね。
代表的なものには、イマザリル、オルトフェニルフェノール、チアベンダゾール(TBZ)、ジフェニル、フルジオキソニル、アゾキシストロビンなどがあります。
果物を買う場合、輸入果物に、防ばい剤の利用が行われていないことを確認するなど、しっかりチェックするのが良いでしょう。
食べる前の具体的な洗い方。レモンの防カビ剤の除去は、水や塩を使用して洗うことで、農薬・防カビ剤を除去する事ができます。
重曹を使用して洗い落としを行い、ナイロンスポンジでこするれば完全に除去する事が可能。
レモン専用のスポンジを用意しておくといいのかも。
また、アルコールを用いて衛生面を考慮し消毒を行うことも可能である。
レモンの防カビ剤を食べてしまったら、念のため医者に行き、変な症状が出ないか検診を受けるべきです。
2017年度に厚労省が公表したデータによると「食べてしまっても健康上の問題はない」そう。
もちろん、防カビ剤を大量に摂取すれば危険なのですが、「1日にレモン1万個以上を皮ごと食べると危険かも」というレベル。物理的に無理な量なので、そこまで気にしなくてよいでしょう。
関連)酸化防止剤、防かび剤等の摂取量調査の結果について (厚生労働省)
生協などは、国の基準よりももっと厳しい添加物基準を自主設定して検査をしています。
まず、大前提としてレモンに使って良い防カビ剤は、「レモンを皮ごと食べることを前提にしている」です。
レモン汁を絞るときにも、スパッと半分に切って、絞り器でギューッとしぼりますし、いちいち皮をむくケースは少ないように思います。
防かび剤(OPP、TBZ、イマザリル)を使用している輸入レモンでも、皮ごと食べて問題ないということですね。
食品表示基準により、収穫後に添加された防カビ剤は袋などに印刷されているので確認すると良いでしょう。
それでも、もし気になるなら、皮を除いて食べれば皮を除いて食べることがベスト。
輸入レモンは、国産レモンと比べて少し濃い黄色で硬い触感ですが、熟成が必要な部分もあるので、きちんと冷蔵庫で熟成させて安全に食べることが大切です。
以上のような食安に配慮した食べ方をすることで、輸入レモンも安心して楽しくお召し上がりいただけます。