ヤクルトピルクル 違いと効果的な飲み方と成分比較

ヤクルトピルクル 違いと効果的な飲み方と成分比較

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ヤクルトピルクル 違いと特徴

ヤクルトとピルクルの主な違い
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乳酸菌の種類

ヤクルト:乳酸菌シロタ株 / ピルクル:乳酸菌NY1301株

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乳酸菌含有量

ヤクルト:約200億個 / ピルクル:約400億個

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価格差

ヤクルト:約40円/本 / ピルクル:約20円/本

ヤクルトピルクル 乳酸菌の種類と特徴

ヤクルトとピルクルは見た目が似ていますが、使用している乳酸菌の種類が大きく異なります。この違いが両者の特徴や効果に影響しています。

 

ヤクルトに含まれる乳酸菌は「乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)」です。この乳酸菌は1930年代に代田稔氏が耐酸性の強い乳酸菌の培養に成功したことにより誕生しました。シロタ株は胃酸や胆汁に強く、生きたまま腸まで届くという特徴があります。

 

一方、ピルクルには「乳酸菌NY1301株(パラカゼイNY1301株)」が使用されています。この乳酸菌も腸内環境を整える効果があり、特定保健用食品(トクホ)として認定されています。

 

どちらの乳酸菌も同じラクトバチルス・カゼイという乳酸菌から派生したもので、同じ種類の異なる株にあたります。両者とも悪玉菌の減少、ビフィズス菌の増加、便秘解消効果、腸内環境の改善などの効果が認められています。

 

ただし、健康効果に関するデータ量では、先発商品であるヤクルトのシロタ株の方が豊富です。長年の研究開発により、その効果が科学的に証明されています。

 

ヤクルトピルクル 乳酸菌含有量の違い

乳酸菌の含有量は、ヤクルトとピルクルで大きく異なります。同じ65mlの容量で比較すると、ヤクルト(Newヤクルト)には約200億個、ピルクル(ピルクル400)には約400億個の乳酸菌が含まれています。つまり、ピルクルの方がヤクルトの約2倍の乳酸菌を含んでいることになります。

 

これは比較的最近の変化で、以前はピルクルの乳酸菌含有量は約150億個とヤクルトより少なかったのですが、商品のリニューアルにより逆転しました。

 

ただし、ヤクルトにも「ヤクルト400」という商品があり、こちらには400億個の乳酸菌が含まれています。さらに「ヤクルト1000」には1000億個、「Y1000」には1100億個もの乳酸菌が含まれています。これらの高含有量商品は、それに応じて価格も高くなっています。

 

乳酸菌の数が多ければ多いほど効果が高まるというわけではありませんが、継続的に摂取することで腸内環境の改善が期待できます。どちらの商品も一定量の乳酸菌を摂取できるため、価格や味の好みで選んでも問題ないでしょう。

 

ヤクルトピルクル 価格と研究開発費の違い

ヤクルトとピルクルの価格差は、スーパーなどで購入すると明らかです。10本パックで購入した場合、ヤクルト(Newヤクルト)は1本あたり約39.8円、ピルクルは1本あたり約19.8円と、ほぼ2倍の価格差があります。

 

この価格差の背景には、研究開発費の違いがあります。株式会社ヤクルトと日清ヨーク(ピルクルの製造元)の売上を比較すると、日清ヨークの方が高いのですが、売上に対する研究開発費の割合で見ると、ヤクルトの方がピルクルの2倍以上多いのです。

 

ヤクルトは乳酸菌の研究に特化した企業であり、長年にわたって乳酸菌シロタ株の健康効果を研究してきました。その研究成果や科学的データの蓄積、ブランド力が価格に反映されていると言えるでしょう。

 

一方、日清ヨークの親会社である日清食品は多岐にわたる商品ラインナップを持っており、ピルクルというひとつのブランドに投入する研究費は相対的に少なくなります。

 

公式の希望小売価格(10本パック入り)を比較すると。

  • Newヤクルト:398円(税別)
  • ピルクル:290円(税別)

乳酸菌飲料は定期的に摂取することが大切なので、この価格差は継続のしやすさに直結する重要な要素と言えるでしょう。

 

ヤクルトピルクル 味や風味の違い

ヤクルトとピルクルの味や風味にも、微妙な違いがあります。両者を飲み比べてみると、ベースとなる味は似ていますが、食感や甘さに違いがあることがわかります。

 

Newヤクルトは、ねっとりとした食感があり、舌にデロッとしたものが残りやすい特徴があります。味はピルクルよりもやや濃いめで、甘みも少し強めです。全体的に濃厚な印象を受けます。

 

一方、ピルクルは全体的にNewヤクルトよりも少しあっさりしています。酸味が控えめで、まろやかな風味が特徴です。さっぱりとした飲み心地で、後味もすっきりしています。

 

パッケージの色合いは両者とも似ていますが、容器の形状には違いがあります。両者とも1本あたり65mlですが、ピルクルの方が少しスリムな容器で高さがあります。

 

味の好みは個人差がありますが、子供から高齢者まで幅広い年齢層に受け入れられやすいのはヤクルトの方かもしれません。一方、すっきりとした味わいを好む人にはピルクルが合うかもしれません。どちらも飲みやすく、日常的に摂取しやすい味わいに仕上げられています。

 

ヤクルトピルクル 効果的な飲み方と摂取タイミング

乳酸菌飲料の効果を最大限に引き出すためには、適切なタイミングでの摂取が重要です。ヤクルトもピルクルも基本的にはいつ飲んでも効果はありますが、より効果的な飲み方があります。

 

食後30分以内に飲む
ヤクルトやピルクルなどの乳酸菌飲料は、食後に飲むことをおすすめします。特に食後30分以内が最適です。これは、食後は胃酸が薄まっている状態なので、より多くの乳酸菌が生きたまま腸に届く可能性が高くなるためです。

 

シロタ株は胃酸や胆汁に強いとされていますが、そもそも乳酸菌自体は胃酸に弱い性質があります。食後に飲むことで、胃酸による乳酸菌の死滅を最小限に抑えることができます。

 

腸のゴールデンタイムを狙う
人間の腸には活発に活動する時間帯があり、「腸のゴールデンタイム」と呼ばれています。これは朝起きてから約15~19時間後に訪れるとされ、多くの人では夕方から夜にかけての時間帯に当たります。

 

この時間帯に乳酸菌を摂取すると、腸内環境の改善効果が高まる可能性があります。具体的には、入浴後や就寝前に飲むことが効果的だと考えられています。

 

継続して飲むことが重要
乳酸菌飲料の最も重要なポイントは、継続して飲むことです。食品から摂取した乳酸菌は腸内で1週間程度しか生存できないため、一度にたくさん摂取しても短期間で体外に排出されてしまいます。

 

乳酸菌が腸内に定着するまでには約2週間程度かかるとされています。毎日継続して飲むことで、腸内環境を良好に保ち、健康効果を実感しやすくなります。

 

適量を守る
ヤクルトの公式見解によると、「1日に複数本飲んでも悪影響はありませんが、大量に摂取したからといって効果が大きくなるわけではない」とされています。1本で一日に必要な乳酸菌をしっかりと摂取できるので、基本的には1日1本を目安に飲むことをおすすめします。

 

また、乳酸菌飲料にはカロリーがあることも忘れてはいけません。Newヤクルトは1本あたり約50kcal、ピルクルは約42kcalです。カロリー摂取を気にする方は、この点も考慮して摂取量を調整しましょう。

 

ヤクルトピルクル 納豆との相性と相乗効果

健康のために納豆を食べる方の中には、「納豆菌と乳酸菌は一緒に摂取しても大丈夫なのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。「日本酒を作る時には納豆を食べてはいけない」という言い伝えもあるため、両者の相性を心配する声もあります。

 

結論から言うと、納豆菌と乳酸菌は一緒に摂取しても問題ないどころか、相乗効果が期待できる「黄金コンビ」なのです。

 

納豆菌と乳酸菌はどちらも「善玉菌」に分類されます。納豆菌には悪玉菌を減らす働きがあり、乳酸菌は腸に届かず死んでしまった場合でも、善玉菌の栄養源(エサ)となることで、善玉菌の増殖を助ける効果があります。

 

実際、納豆と発酵食品の代表であるキムチの食べ合わせは日本の食卓でもよく見られる組み合わせです。両者を一緒に摂取することで、腸内環境の改善効果が高まる可能性があります。

 

朝食に納豆を食べ、その後にヤクルトやピルクルを飲むという組み合わせは、腸内環境を整えるという点で理想的な食事パターンと言えるでしょう。両者の相乗効果により、便秘の改善や免疫力の向上などの健康効果が期待できます。

 

また、納豆に含まれるビタミンKと乳酸菌飲料のカルシウムは、骨の健康維持にも良い影響を与える可能性があります。このように、栄養面でも相補的な関係にあると言えるでしょう。

 

健康的な食生活を送るためには、様々な発酵食品をバランスよく摂取することが重要です。納豆と乳酸菌飲料の組み合わせは、その一例として取り入れてみる価値があります。

 

ヤクルトピルクル トクホと機能性表示食品の違い

ヤクルトとピルクルを選ぶ際に、パッケージに表示されている「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」というマークに気づいた方もいるでしょう。これらの表示は何を意味し、どのような違いがあるのでしょうか。

 

特定保健用食品(トクホ)とは
特定保健用食品(トクホ)は、国(消費者庁)が審査を行い、特定の保健効果があると認められた食品です。厳格な審査を経て、科学的根拠に基づいた健康効果が認められています。

 

トクホ商品のパッケージには、特徴的なマーク(丸い中に「特」の文字が入ったもの)が表示されています。Newヤクルトとピルクルはどちらもトクホの認定を受けており、「お腹の調子を整える」という効果が認められています。

 

機能性表示食品とは
機能性表示食品は、事業者(メーカー)の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示できる食品です。トクホと異なり、消費者庁への届出制となっており、国による個別審査は行われません。

 

ヤクルト1000は機能性表示食品に分類され、「睡眠の質の向上」という機能性を表示しています。同様に、ピルクルミラクルケアも機能性表示食品として「睡眠の質の向上」を謳っています。

 

両者の違いと選び方
トクホと機能性表示食品は、どちらが優れているというわけではなく、認証方法や表示できる内容に違いがあります。トクホは国の厳格な審査を経ているため信頼性が高いとされる一方、機能性表示食品は比較的新しい制度で、より多様な機能性を表示できるという特徴があります。

 

消費者としては、自分の健康目的に合った機能性を持つ商品を選ぶことが大切です。腸内環境の改善を目的とするならトクホ認定のNewヤクルトやピルクル400、睡眠の質向上を目的とするならヤクルト1000やピルクルミラクルケアが適しているでしょう。

 

どちらの制度も、科学的根拠に基づいた健康効果を表示するための仕組みであり、安心して選ぶことができます。ただし、これらはあくまで食品であり、医薬品ではないことを理解しておくことも重要です。

 

ヤクルトピルクル どちらを選ぶべきか

ヤクルトとピルクル、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。ここまでの比較を踏まえて、それぞれの特徴をまとめ、選び方のポイントをご紹介します。

 

ヤクルトを選ぶべき人
ヤクルトは、長年の研究開発によって蓄積された科学的データと信頼性が強みです。以下のような方にはヤクルトがおすすめです。

 

  • 乳酸菌の健康効果に関する科学