リガトーニとペンネの違いとは?特徴と使い分け

リガトーニとペンネの違いとは?特徴と使い分け

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リガトーニとペンネの違いと特徴

リガトーニとペンネの基本情報
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形状の違い

リガトーニは太い筒状、ペンネは斜めカットの筒状

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表面の特徴

リガトーニは必ず溝あり、ペンネは溝ありと滑らかの2種類

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茹で時間の目安

リガトーニは約20分、ペンネは約10分

リガトーニの形状と特徴

リガトーニは、イタリア語で「線を引く」を意味する「rigare」に由来する名前を持つパスタです。その名の通り、表面には縦方向に細かい溝が刻まれています。形状は太い筒状で、直径は約8〜15mmとマカロニよりも太く、長さは約4cm程度です。両端は垂直にカットされており、円筒形の断面が特徴的です。

 

リガトーニの最大の特徴は、その太さと表面の溝にあります。太い筒状の形状により、中にソースや具材が入り込みやすく、一口で様々な味わいを楽しむことができます。また、表面の溝はソースをしっかりと絡めるのに役立ち、濃厚なソースとの相性が抜群です。

 

ペンネの形状と特徴

ペンネは、イタリア語で「ペン先」を意味する名前を持つパスタです。その名の通り、両端が斜めにカットされた筒状の形をしています。リガトーニと比べるとやや細めで、長さは約2.5cmほどです。表面には溝のあるタイプ(ペンネ・リガーテ)と、滑らかなタイプ(ペンネ・リシェ)の2種類があります。

 

ペンネの特徴は、その斜めカットにあります。この形状により、フォークで刺しやすく、ソースとの絡みも良好です。また、筒の中にソースが入り込むため、一口ごとに豊かな味わいを楽しむことができます。溝のあるタイプは特にソースとの相性が良く、クリーミーなソースやオイルベースのソースとも相性抜群です。

 

リガトーニとペンネの茹で時間の違い

リガトーニとペンネは、その形状や厚みの違いから茹で時間に大きな差があります。

 

リガトーニは、その太さと厚みから茹で時間が長めで、約20分程度必要です。これは、パスタの中でも比較的長い部類に入ります。長時間茹でることで、外はしっかりとした歯ごたえを保ちつつ、中はもっちりとした食感になります。イタリアでは「ベンコッティ」と呼ばれる、しっかりと茹でる調理法がリガトーニには適しています。

 

一方、ペンネの茹で時間は約10分程度と、リガトーニの半分ほどです。これは、ペンネがリガトーニよりも薄く、小さいためです。ペンネは「アルデンテ」(歯ごたえのある状態)に仕上げるのが一般的で、中心に少し芯が残る程度に茹でるのがおすすめです。

 

茹で時間の違いは、料理の準備時間にも影響します。急いで料理を作りたい場合は、茹で時間の短いペンネの方が便利かもしれません。一方で、じっくりと味を染み込ませたい料理には、茹で時間の長いリガトーニが適しているでしょう。

 

リガトーニとペンネの使い分け方

リガトーニとペンネは、その形状や特徴から、それぞれに適したソースや料理があります。

 

リガトーニは、その太さと溝から、濃厚なソースや具だくさんの料理に最適です。例えば。

  1. ミートソース(ボロネーゼ)
  2. クリーム系のソース(カルボナーラなど)
  3. トマトベースの濃厚なソース(アラビアータなど)
  4. グラタンやベイクドパスタ

これらの料理では、リガトーニの太い筒と深い溝がソースや具材をしっかりと捉え、豊かな味わいを楽しむことができます。

 

一方、ペンネは以下のような料理に適しています。

  1. オイルベースの軽めのソース
  2. 野菜たっぷりのプリマヴェーラ
  3. コールドパスタサラダ
  4. スープパスタ

ペンネの斜めカットと適度な大きさは、軽めのソースや小さめの具材とよく絡み、バランスの取れた味わいを生み出します。

 

リガトーニとペンネの栄養価の違い

リガトーニとペンネは、同じデュラム小麦のセモリナ粉から作られているため、基本的な栄養価に大きな違いはありません。しかし、その形状や大きさの違いから、同量を食べた際のカロリーや満足感に若干の差が生じる可能性があります。

 

リガトーニは、その太さと大きさから、同じ重量のペンネと比べると見た目の量が少なく感じられます。これは、リガトーニの方が密度が高いためです。そのため、同じ100gを食べた場合、リガトーニの方がやや高カロリーになる傾向があります。

 

一方、ペンネは比較的薄く、軽い印象があります。同じ100gを食べた場合、見た目の量が多く感じられるため、満足感が得られやすいかもしれません。

 

ただし、これらの違いはわずかであり、健康的な食生活において大きな影響を与えるものではありません。むしろ、パスタに合わせるソースや具材の選択の方が、栄養バランスには重要です。

 

両者とも、以下のような栄養素を含んでいます。

  • 炭水化物(エネルギー源として重要)
  • タンパク質(筋肉の維持や修復に必要)
  • ビタミンB群(代謝を助ける)
  • 鉄分(貧血予防に効果的)

健康的な食事を心がける場合は、パスタの種類に関わらず、全粒粉のパスタを選ぶことで、食物繊維やビタミン、ミネラルの摂取量を増やすことができます。

 

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」について、パスタを含む穀類の適切な摂取量や栄養バランスの詳細はこちらを参照
リガトーニとペンネ、それぞれの特徴を活かした料理選びで、より豊かな食生活を楽しむことができるでしょう。パスタの形状や特徴を理解し、適切に使い分けることで、料理の味わいや満足度が大きく変わる可能性があります。

 

次に、これらのパスタを使った具体的なレシピや調理のコツについて見ていきましょう。

 

リガトーニとペンネを使ったおすすめレシピと調理のコツ

リガトーニを使った濃厚ミートソースパスタのレシピ

リガトーニの特徴を活かした、濃厚なミートソースパスタのレシピをご紹介します。

 

材料(4人分)。

  • リガトーニ 400g
  • 合挽き肉 300g
  • 玉ねぎ 1個(みじん切り)
  • にんにく 2片(みじん切り)
  • セロリ 1本(みじん切り)
  • にんじん 1本(みじん切り)
  • トマト缶 1缶(400g)
  • 赤ワイン 100ml
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 塩、黒こしょう 適量
  • パルメザンチーズ 適量

作り方。

  1. 大きめの鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくを炒めます。

     

  2. 玉ねぎ、セロリ、にんじんを加えて、野菜がしんなりするまで炒めます。

     

  3. 合挽き肉を加え、色が変わるまで炒めます。

     

  4. 赤ワインを加え、アルコールを飛ばします。

     

  5. トマト缶を加え、塩、こしょうで味を調整し、弱火で30分ほど煮込みます。

     

  6. 別の鍋でリガトーニを表示時間より1分短く茹でます。

     

  7. 茹でたリガトーニをソースに加え、全体を絡めます。

     

  8. 器に盛り、パルメザンチーズをかけて完成です。

     

このレシピでは、リガトーニの太い筒と深い溝が、濃厚なミートソースをしっかりと捉えます。ソースを煮込む時間を長めにとることで、リガトーニの中までソースが染み込み、より深い味わいを楽しむことができます。

 

ペンネを使った爽やかなサラダパスタのレシピ

ペンネの特徴を活かした、さっぱりとした夏向けのサラダパスタのレシピをご紹介します。

 

材料(4人分)。

  • ペンネ 300g
  • ミニトマト 200g(半分に切る)
  • モッツァレラチーズ 150g(1cm角に切る)
  • ツナ缶 1缶
  • ルッコラ 50g
  • レモン汁 大さじ2
  • エクストラバージンオリーブオイル 大さじ4
  • 塩、黒こしょう 適量
  • バジル(飾り用) 適量

作り方。

  1. ペンネを表示時間通りに茹で、冷水で冷やしてから水気を切ります。

     

  2. ボウルに茹でたペンネ、ミニトマト、モッツァレラチーズ、ツナを入れます。

     

  3. レモン汁、オリーブオイル、塩、こしょうを加えて全体を優しく混ぜます。

     

  4. 最後にルッコラを加えて軽く混ぜ、器に盛ります。

     

  5. バジルを飾って完成です。

     

このレシピでは、ペンネの適度な大きさと斜めカットが、さっぱりとしたドレッシングと具材をバランスよく絡めます。冷たいパスタサラダは、ペンネの食感が長持ちするため、特におすすめです。

 

リガトーニとペンネの調理時の注意点

リガトーニとペンネを美味しく調理するためのコツと注意点をご紹介します。

 

  1. 適切な茹で時間の管理
    • リガトーニ:表示時間より1分短く茹でる。ソースと絡める際に更に火が通るため。

       

    • ペンネ:アルデンテに仕上げるため、表示時間の1-2分前に茹で上がりを確認。

       

  2. 塩加減
    • パスタ1リットルの湯に対して、塩10g(大さじ1強)が目安。

       

    • リガトーニは太いため、ペンネよりも若干多めの塩を入れると良い。