冷凍ほうれん草は、応用範囲が広くて時短が効く人気食材。
↑お弁当のおかずとして、優秀。朝の忙しい時間でも5分でできる上、緑の彩り要員として使えます。
↑冷凍ほうれん草はエグミが少ないため、大人用と子供用に使いまわせます。
↑レンチン+ごま+砂糖と醤油なら、4歳児もできる。さらに、胡麻チューブ+めんつゆなら、さらに簡単。
しごおわ!明日やっと休み!夕食は豚肉とほうれん草だけの常夜鍋🍲日本酒が合う🍶
食べ終わったら録画してる#IPPONグランプリ
見る😁 pic.twitter.com/8JMqWDfR5J— オタ (@dooruotaku) November 30, 2019
昆布と日本酒と豚肉で作り、ぽん酢で食べる鍋です。
毎晩食べても飽きないというところから、「常夜(じょうや)なべ」「常夜(とこよ)なべ」と呼ばれるようになったそうです。個人的には、「とこよなべ」の読み方がおしゃれっぽくて好きですね。
常夜鍋の最大の弱点は、ほうれん草によってはエグミが強く、アクが出たり苦くなるという点。
しかし、あらかじめ8割がた茹でられている冷凍ほうれん草なら、エグミやアクを気にせずに常夜鍋に使えるんですね。
お酒が入るので、アルコールに弱い人や、子供には向いていないと思います。大人向けの鍋。
↑上記のような、本格的なほうれん草ちぎりパン以外にも、手抜き版があります。
ホットケーキミックスに、ほうれん草を加えて、オーブンで焼くんですね。この方法だと、発酵要らずで短時間で作れます。
和食、洋食と相性が良くて、多くの料理にそのまま使えます。
生のほうれん草は、茹でた後水に晒すなどの準備が必要ですが、冷凍ほうれん草は下処理不要。
実は、冷凍前にある程度茹でられているので、「解凍」も不要で、そのままフライパンや鍋に入れて加熱しても大丈夫です。
茹でたほうれん草を絞ると、手が痒くなるという人にも嬉しい。冷凍ほうれん草は、レンジ加熱しても水分が出ないんです。
味がハッキリ分かる薄味の汁物に入れる場合でも、青臭いニオイが少ないため重宝します。
口コミによると、以下の様な使われ方が多いようです。適当に使っても、失敗しにくいのが良いですね。
1997年に、国民生活センターが生鮮ほうれん草と冷凍ほうれん草を比較したテスト結果が公開されてます。
参考)冷凍野菜の比較テスト結果(発表情報)_国民生活センター
グラフの「黒い円」が生鮮のほうれん草です。メーカーによって、栄養価に違いがありますが、「ビタミンAとカルシウムは、生鮮より冷凍ほうれん草の方が多い」という結果が出ています。逆に、鉄、ビタミンB1、ビタミンCは生鮮ほうれん草の方が多いんですね。
それにしても、加ト吉の冷凍ほうれん草のカルシウム量は凄い。何か秘密があるんでしょうか?
官能テスト(人が実際に食べてみたテスト)では、冷凍食品の味は、「生鮮よりは劣るが、何らかの形で冷凍を利用してもいいと思った」という結果でした。
ただし、気になるのが農薬。
このテストでは、4銘柄から3種類の農薬が検出されたとあります。
大手スーパーでは、冷凍の国産ほうれん草は、なかなか取り扱いがないようです。
なぜかというと、すごく高くなるから。
冷凍食品のニチレイが、冷凍の九州産ほうれん草を発売してますが、700gで1,790円です。
業務スーパーの中国産冷凍ほうれん草が、500gで159円ですから、およそ8倍の値段。
ギョギョ!さすがに、これは高すぎて手が出ないですね。スーパーで国産冷凍ほうれん草の扱いがないのも、しょうがないのかも…。
生協(CO-OPブランド)の冷凍ほうれん草は、国産で300g 298円(組合員価格)でした。
▲コープ イシハラフーズの特別栽培宮崎のカットほうれん草
中国産に比べるとまだまだ高いですが、子供用だけ国産ほうれん草にする、というレベルなら許せる値段。
国産の冷凍ほうれん草は、生協で買うのが良さそうです。
生協とかめんどくさそう、という人にはコープデリが良いと思います。
出資金ノルマもないし、ネット加入できるので、チェックしてみてください。
こちら、コープデリを実際に使ってみた体験談です。よろしければ、ご参考にどうぞ。