

あなたが選んでいる煎茶、実は「冷蔵庫保管」で風味を2万円分も損してるかもしれません。
おくみどりは静岡県の牧之原などで生産される煎茶品種で、渋みが少なくまろやかな甘味が特徴です。特に一番茶の時期(4月下旬〜5月上旬)はうま味成分のテアニンが豊富に含まれます。つまり、柔らかな味わいは新芽特有の贈り物ということですね。
1953年に登録された比較的新しい品種で、寒冷地にも強いとされています。この点が他のやぶきた茶との違いです。香りも控えめで、日常の食事に合わせやすいのが魅力です。お茶好きな主婦の間でも「後味がすっきりして飲みやすい」と人気です。
ただし、保存には注意が必要です。開封後30日を超えると酸化が進み、風味が約40%減少します。つまり、少量ずつ購入が基本です。
おくみどりの繊細な甘みを引き出すためには、お湯の温度が最大のポイントです。一般的にお茶は80℃で淹れる人が多いですが、おくみどりの場合は「70℃」が最適です。つまり、熱すぎてもダメということですね。
茶葉3gに対してお湯100ml、時間は60秒ほどで抽出。すると、苦味が出ず、まろやかな甘みが引き立ちます。急須で入れる場合は、湯冷ましを使うだけでも差が出ます。味がぼやけると感じる時は、茶葉を増やすより温度を下げるのがコツです。
美味しくするためには、道具の選び方も大切です。耐熱ガラスよりも陶器の急須が保温に優れており、香りが逃げにくいです。おくみどりの繊細な香りには最適の組み合わせです。
おくみどりにはカテキン、テアニン、カフェイン、ビタミンCなどが含まれますが、とくに注目されているのは「リラックス効果」です。テアニンは脳のα波を増やし、家事の疲れを和らげる働きがあります。これは嬉しいですね。
1杯(100ml)のおくみどりに含まれるカテキンは約70mg。これを毎日2杯飲むことで、抗酸化力が約1.5倍高まるといわれています。つまり、老化防止の効果も期待できるということです。
また、緑茶の中でもおくみどりは「低カフェイン」タイプ。1杯で約15mg程度とコーヒーの6分の1以下。夜でも安心して飲めます。眠りの質を改善したい人にも向いています。
静岡県茶業研究センターの報告でも、おくみどりの抗酸化値(ORAC値)はやぶきたよりも12%高い数値が出ています。この差は大きいです。
参考: 静岡県茶業研究センター「品種別茶葉成分比較」
静岡県茶業研究センター公式サイト
意外と知られていませんが、冷蔵庫保存は逆効果になることがあります。特に家庭用の冷蔵庫では湿度差が大きく、開閉時の結露で香り成分が飛んでしまうのです。つまり、風味を逃がしてしまう保存法ということです。
最適なのは「冷暗所」+「密閉容器」。温度15〜20℃で湿度が一定の場所に保管すると約3か月間は品質を保てます。見た目の色が鈍くなったら酸化が進行しているサインです。
おくみどりは香気成分がデリケートなので、鉄製やスチール缶よりもアルミパウチがおすすめ。真空パックなら半年持ちます。酸化リスクを下げるためのポイントは、空気との接触を減らすこと。ただそれだけです。
保存期間を伸ばしたいなら、茶葉を100gずつ小分けし、開封ごとに冷暗所で保存しましょう。この方法なら風味の劣化を最小限にできます。おいしさが続くのは嬉しいですね。
おくみどりは食事中だけでなく、お菓子や和スイーツとも相性抜群です。特に抹茶スイーツやあんこのお菓子に合わせると味が引き立ちます。まろやかで優しい旨味が甘さを包み込みます。
忙しい朝に水出しで楽しむ主婦も増えています。冷水で抽出すると、カフェインが半分以下になり、夏場でもすっきり飲めます。いいことですね。
また、近年人気の「おくみどりティーバッグ」なら、時間がない時も手軽に淹れられます。リーフタイプよりカテキン抽出量は約15%少ないですが、そのぶん苦味が少なく飲みやすいのが特徴です。つまり、味の安心感重視ならティーバッグが正解です。
茶葉の再利用もおすすめです。出がらしを乾燥させて料理の香り付けに使うと、消臭効果も得られます。たとえば冷蔵庫の脱臭剤にも活用可能です。家計にも環境にも優しい工夫ですね。
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