

ンスナバーは「サッと茹で」だとえぐみが残りやすく、葉と軸を分けて“ゆで過ぎかな”と感じるくらいしっかり茹でるのがコツだとされています。
具体的には、まず茎(軸)を先に茹で、柔らかさを出してから葉を入れると、同じ鍋でも仕上がりが揃いやすくなります。
茹で上げたら冷水に取り、2~3cm程度に切って水気を絞る工程が、味噌味・和え物・炒め物のどれにも効く「共通の土台」になります。
えぐみ対策で意外に差が出るのが“水気”で、絞りが甘いと味噌やだしが薄まり、逆に絞り過ぎると食感が単調になりがちなので、手のひらで「ギュッ→少し戻す」くらいの加減を意識すると失敗しにくいです。
沖縄の定番「ンスナバーンブシー(ふだん草のみそ煮)」は、下茹でしたンスナバーを豚肉の脂で炒めてから、味噌とだしで5~10分ほど煮て仕上げる流れが紹介されています。
この手順の強みは、豚肉の脂が先に入ることで青菜の香りが丸くなり、味噌の発酵由来のコクがえぐみを包み込む点です。
また、レシピ上でも「葉と茎を別々に茹でる」「茎は指で軽く潰せる程度まで茹でる」と明記されており、茎を主役級に柔らかくしてから煮るのが“沖縄寄りの食感”になります。
家庭での調整案としては、豚バラが重い日は豚こまでも成立しますが、脂が少ない分だけ香りの立ち方が変わるので、にんにくや生姜を少量足すと満足感が保ちやすいです。
豚肉と味噌煮(ンブシー)の手順・煮時間の目安が具体的。
赤マルソウ|ンスナバーンブシー(ふだん草のみそ煮)レシピ
ンスナバー(ふだんそう)は、ビタミンAやB2などのビタミン類、カリウム・カルシウム・鉄といったミネラルが豊富だと紹介されています。
ある食材情報では可食部100gあたりの栄養として、エネルギー19kcal、カルシウム75mg、鉄3.6mg、ビタミンK180μg、食物繊維3.3gなどが掲載されています。
このタイプの葉物は「毎日同じ味」にすると飽きやすいので、味噌煮(ンブシー)・ソテー・白和えのように“味の軸”を変えると、栄養を継続的に取り入れやすくなります。
ただしビタミン類は加熱で変化しやすいものもあるため、煮込み一辺倒にせず、短時間の炒め物や和え物にも回すと献立のバランスが取りやすいです。
ンスナバーは茎と葉で火の通り方が違うため、下茹でから分けて扱うと「葉はとろっと、茎はクタッと」という狙った食感に寄せやすいです。
料理の失敗で多いのは、葉だけを先に加熱して溶け気味になるパターンで、対策は“茎を先に”“茎は柔らかくなるまで”の2点を徹底することです。
また、長く煮込んでも煮減りしにくい(形が残りやすい)という説明もあり、スープや味噌煮で量を増やしたいときに相性が良い野菜です。
独自の工夫としては、下茹で後に茎だけをみじん切りにして味噌に混ぜ、「味噌だれ(具入り)」にすると、えぐみが分散されて食べやすくなり、豆腐・焼き野菜・豚肉のつけだれにも転用できます。
旬の時期として「秋から春先に出回る」とされ、手に入った時にまとめて段取りすると使い回しやすい野菜です。
実用的には、購入当日に「洗う→葉と茎を分ける→下茹で→冷水→絞る」まで済ませておくと、翌日は味噌煮・白和え・炒め物にすぐ移れます。
下処理済みの状態は水分が抜けやすいので、冷蔵では密閉して乾燥を避け、使う直前にほぐしてから調味すると味ムラが減ります。
さらに、茎だけ・葉だけで使い道を分けると献立が単調になりにくく、茎は味噌煮や炒め煮、葉は和え物や白和えに回すと、同じ「ンスナバー」でも印象が変わります。