もともとエルコープ千葉として親しまれていた生協は、2007年にパルシステム千葉に名前が変わってます。
「昔使ってたエルコープはどこいったの?」
実は、パルシステム千葉に生まれ変わっていたんですね。
パルシステム千葉は、パルシステム系の中で唯一夕食宅配をおこなっている業者です。
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1970年代、高度経済成長期の社会問題として、公害や食品添加物の問題が深刻化していました。こうした問題への意識が高まる中、1978年に「生活協同組合エルコープ」が設立されました。エルコープは、安全で安心できる食品を供給すること、そして環境問題に取り組むことを目的とした生協でした。
1980年代に入ると、エルコープは事業拡大を進め、全国展開を目指します。しかし、生協は地域ごとに独立した組織であり、全国展開には多くの課題がありました。そこで、エルコープは同じ理念を持つ生協と提携することを検討します。
1983年、エルコープは「生活協同組合パル」と提携します。パルは、1976年に設立された生協で、カタログ販売を中心とした事業展開を行っていました。エルコープとパルは、安全で安心できる食品の供給、環境問題への取り組み、そしてカタログ販売という共通点を持っていました。
柏・市民生協、下総生協、花見川生協が組織合同してエルコープとなった経緯は以下の通りです。
1970年代、高度経済成長期の社会問題として、公害や食品添加物の問題が深刻化していました。こうした問題への意識が高まる中、地域住民の安全と安心を守るために、以下の3つの生協が設立されました。
3生協は、それぞれ独自の事業を展開しながら、地域住民のニーズに応じた活動を行っていました。
1980年代に入ると、生協を取り巻く環境は大きく変化します。人口減少や高齢化社会の進展、消費者のニーズの多様化など、生協は新たな課題に直面していました。
小さい生協ではやってけない、より大きな組織になって生き残るしかないと。
こうした課題に対応するため、3生協は組織合同の可能性を検討し始めます。合同によって、以下のメリットが期待されました。
1992年4月、3生協は組織合同し、生活協同組合エルコープが誕生しました。エルコープは、3生協の事業を統合し、千葉県内全域を事業エリアとする生協となりました。
2002年4月、エルコープとパルは組織合同し、生活協同組合エルコープパルシステムが誕生しました。エルコープパルシステムは、両生協の事業を統合し、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県を事業エリアとする生協となりました。
合併、合併を繰り返し、次第に大きくなっていったんですね。
コープのだは、1947年に野田醤油(現キッコーマン)の従業員によって設立された職域生協です。当時は、食糧不足や物資不足が深刻な時代であり、従業員の生活を守るために設立されました。
コープのだの特徴は以下の通りです。
コープのだは、組合員の生活を支える重要な役割を果たしました。具体的には、以下の活動を行っていました。
安全で安心できる食品の供給: 当時は、食糧不足や物資不足が深刻な時代であり、安全で安心できる食品を手に入れることが困難でした。コープのだは、共同購入によって安全で安心できる食品を組合員に提供しました。
1993年、コープのだは地域生協に転換し、名称を生活協同組合コープのだに変更しました。地域生協に転換することで、野田醤油(現キッコーマン)の従業員以外の地域住民も組合員として加入できるようになりました。
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