ボンナと野菜のおひたし浅漬け下処理

ボンナと野菜のおひたし浅漬け下処理

ボンナと野菜料理

ボンナは「山菜だけど野菜」発想で扱う
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下処理は「洗い+選別」が9割

泥・枯れ葉・硬い茎を外し、食感のブレを消すと仕上がりが安定します。

♨️
茹では短く、冷やしすぎない

色と香りを守るには「さっと火入れ」。冷水に長く置かず水気を切るのがコツ。

🧂
おひたし・浅漬けが相性抜群

定番の和え物だけでなく、野菜と一緒に漬けると食べやすさが上がります。

ボンナの下処理と水洗いのコツ

ボンナは流通量が少ないため、買った状態(または採った状態)で付着している枯れ草や泥の量に差が出やすい食材です。だからこそ最初に「食べる部位を揃える」意識で下処理すると、同じレシピでも味のブレが激減します。YouTubeの家庭向け解説でも、まずは扱いやすい量にして“定番のお浸し”や“浅漬け”へつなげる流れが紹介されています。
下処理でやることは大きく3つです。


  • 葉:破れや虫食いが目立つ部分を外す(苦味が強い部位が混ざるのを防ぐ)。
  • 茎:太く硬い部分を短く切り分ける(火の通りムラ対策)。
  • 洗い:ボウルで数回水を替えながら揺らし洗い→最後に流水で仕上げる(砂の残留を防ぐ)。

意外と見落としがちなのが「水に長く浸けっぱなしにしない」点です。葉物としての扱いに寄せると、香りが抜けにくく、後段のおひたし・和え物で“山菜らしさ”が立ちやすくなります。採取後に水洗いして水気を切り、塩少々の湯で下茹でしていく手順が複数の家庭記事でも語られています。


参考)https://ameblo.jp/cogomizawa/entry-12020228714.html

ボンナのおひたしと茹で方の基本

ボンナは「まずおひたし」が最短で正解に近づく入り口です。短時間で香りと食感が確認でき、次に炒め物や和え物へ展開しやすくなります。実際に“初物のボンナはお浸しにした”という動画もあり、初回のテスト調理としておひたしが選ばれやすいことが分かります。
茹で方の基本は、葉物野菜の青茹でに近い考え方で組み立てます。


  • 鍋:湯量は多め(温度低下を防ぐ)。
  • 塩:少量(色を保ちやすくする目的で、家庭記事でも塩を入れる手順が見られます)。​
  • 火入れ:長茹では避け、硬い茎→葉の順で入れる(全体を同じ柔らかさに寄せる)。

茹で上げ後は「冷水で締める」よりも「短時間だけ冷まして素早く水気を絞る」方向が扱いやすいです。冷やしすぎると香りが薄く感じることがあるため、食べるタイミングが近いなら“熱を止める程度”の冷却で十分です(ここは好みで調整)。その上で、だし・醤油・少量のみりん等でおひたしにすると、ボンナの個性が出やすいです。


参考:おひたし・浅漬けの材料例(白だし等)と作り方の流れが分かる動画説明
https://www.youtube.com/watch?v=tHt_mWeRh_k

ボンナと野菜の浅漬けと一夜漬け

ボンナは浅漬けにすると苦味の角が取れ、箸休めとして使いやすくなります。動画のレシピ例では、浅漬けの材料としてボンナに加え「人参」「水」「白だし」などが挙げられており、家庭の常備調味料で完結しやすいのが強みです。
浅漬けを“野菜料理として成立”させるコツは、ボンナ単体にしないことです。食感が近い野菜(きゅうり等)よりも、甘みが出る根菜(人参など)を少量混ぜた方が、ボンナのほろ苦さが「大人の味」に寄ります(上の材料例とも相性が良い方向性です)。


また、秋田の山菜紹介ページでは「ホンナと野菜の一夜漬け」という言及があり、ボンナ系統が“野菜と一緒に漬ける”発想と相性が良いことが示唆されます。一夜漬けにする場合は、漬け時間が長くなるほど塩味が立つので、食べる直前に軽く味見して調整し、必要ならサッと水洗いして水気を切ると食べやすくなります。


参考)山菜採りシリーズ⑨ ホンナ・ヤマブキショウマ

ボンナの和え物とマヨ和えの展開

ボンナは和え物に向きます。実際に「ボンナ(ヨブスマソウ)の和え物」を作った家庭記事があり、さっと湯がいておひたしにするだけでなく、和え物としてのアレンジがされていることが分かります。
定番の方向性としては、以下が作りやすいです。


マヨ和えは“山菜が苦手な家族向け”に効きますが、入れすぎると個性が消えます。目安としては、ボンナの香りが立つ範囲で最小量にし、塩や醤油を少しだけ補助に使うとまとまりやすいです。


参考:春の青菜としての「ぼうな」をマヨ和えで食べる例(分量と手順)
春じんわり☆ぼうなのマヨ和え レシピ・作り方 by YAMA…

ボンナの独自視点:香味野菜ミルポワ発想で「苦味を旨味に変える」

検索上位に多いのは「おひたし」「浅漬け」「和え物」ですが、野菜を料理する人ほど刺さるのが“香味野菜の使い方”に寄せた発想です。フランス料理の用語集では、ミルポワが「玉葱、人参等細かく切った香味野菜」を煮詰めたものとして説明されています。ここからヒントを取り、ボンナを主役にしつつ“香味の層”として使うと、苦味が「香りの奥行き」になりやすいです。
やり方は難しくありません。


  • ボンナを細かめに刻み、玉ねぎ・人参などと一緒に弱火でじっくり炒める(焦がさない)。
  • 途中で塩をひとつまみ入れて水分を引き出し、甘みを先に出す。
  • 仕上げに醤油少量、または味噌少量でまとめ、炒め物のベースにする。

この方法のメリットは、「苦味の尖り」が香味野菜の甘みと一体化しやすいこと、そして翌日のスープや炒飯、野菜炒めの“旨味の素”として再利用できることです。ボンナを“山菜の一品料理”で終わらせず、冷蔵庫の野菜整理の中核に据えられるので、料理頻度が高い人ほど恩恵が大きくなります。