

ニラは夏にトウ立ちして花茎が伸び、先端に丸い蕾(ねぎ坊主のように見える花序)を付け、白い小花がまとまって咲くのが基本形です(家庭菜園で見かける「ニラの花 画像」の多くがこのタイプです)。
一方で料理に向く「花ニラ」は、基本的に花が開く前の蕾と茎を食べる前提で、咲いた後は花茎が固くなり食用に向きにくいとされています。
画像で見分けるなら、蕾が締まっていて花がまだ出ていない段階=料理向き、白い花が星のように開いている段階=観賞寄り(または薬味・香りの用途に限定)と覚えると迷いが減ります。
食用の花ニラは「花が咲く前の蕾と茎」を食べ、葉ニラより香りが穏やかで、シャキシャキした食感が持ち味です。
市場流通は通年化していますが、旬は春〜夏が最もおいしいとされ、産地としては新潟県が挙げられています(料理記事に入れると説得力が出ます)。
購入時は、花の付け根まで茎がシャキッとして立てたときに首が垂れないもの、蕾が乾燥していないものを選ぶと失敗しにくいです。
花ニラは火を通しすぎると食感や香りが落ちやすいので、炒め物なら強火で手早く、スープなら最後に入れて余熱で仕上げるイメージが向きます。
冷蔵は新聞紙やラップで包んで野菜室に入れ、目安は2日ほどとされるため、買った当日〜翌日で使い切る献立設計が安全です。
冷凍は1〜2週間の保存目安が示されており、凍ったまま調理に入れられるので、刻んで小分け→冷凍→スープや炒めの「追い足し」に回すとロスが減ります。
家庭菜園では、7〜8月頃に花茎が伸びてきたら、花を咲かせると養分が取られて株が消耗しやすいので、基本は早めに摘み取るとされています(「花茎摘み」の作業)。
この摘み取った蕾は「花ニラ」として食べられるため、捨てるのではなく料理に回せるのが実用的なメリットです。
逆に「今年は株を増やしたい」「種を採りたい」場合は咲かせる選択もありますが、収穫量や葉のやわらかさを優先するなら、画像で蕾を見つけた時点で摘むのが無難です。
ニラの花にはナミアゲハやニホンミツバチなど多くの訪花昆虫が来る例が報告されており、畑の端で花を少し残すと「虫が集まる花」として観察価値が出ます(料理ブログなら写真ネタにもなります)。
ただし、株を消耗させたくない場合は全部を咲かせず、「数本だけ残して撮影・観察用にする」「残りは花ニラとして収穫する」という折衷が現実的です。
料理面では、咲いた花は食感が落ちやすい一方、香り付けとして少量散らす・薬味に混ぜるなど“量を食べない設計”にすると、硬さの欠点を目立たせず活かしやすくなります。
観賞用と食用の違い(毒性注意・表記のポイント)
https://delishkitchen.tv/articles/1698
家庭菜園での花茎摘み(株が弱る理由・摘み取り時期)
https://apron-web.jp/garden/saien/10586/