マカジキとメカジキの違いを解説と食べ方

マカジキとメカジキの違いを解説と食べ方

記事内に広告を含む場合があります。

マカジキとメカジキの違い

マカジキとメカジキの主な違い
🐟
分類

マカジキ:マカジキ科、メカジキ:メカジキ科

🦴
腹びれ

マカジキ:あり、メカジキ:なし

🍖
身の色

マカジキ:オレンジがかったピンク色、メカジキ:白っぽい

マカジキとメカジキの分類と特徴

マカジキとメカジキは、どちらもカジキ類として知られていますが、実は異なる科に属する魚です。マカジキはマカジキ科に、メカジキはメカジキ科に分類されます。

 

マカジキの特徴。

  • 体長:最大で4m程度
  • 体重:平均100〜200kg
  • 体色:背中側が濃い青、腹側が銀白色
  • 腹びれ:あり(ヒモ状に伸びている)
  • 吻(ふん):細長く、槍のような形状

メカジキの特徴。

  • 体長:最大で4.5m程度
  • 体重:平均200〜400kg
  • 体色:背中側が黒褐色、腹側が淡色
  • 腹びれ:なし
  • 吻(ふん):太くて短い、剣のような形状

両者の最も顕著な違いは腹びれの有無です。マカジキには腹びれがありますが、メカジキにはありません。また、吻の形状も異なり、マカジキの方がより細長い槍のような形をしています。

 

マカジキとメカジキの栄養価の違い

マカジキとメカジキは、栄養価にも違いがあります。以下に100gあたりの主要栄養成分を比較します。

 

栄養成分 マカジキ メカジキ
エネルギー 107kcal 139kcal
たんぱく質 23.1g 19.2g
脂質 1.8g 7.6g
炭水化物 0.1g 0.1g
ビタミンB1 0.08mg 0.08mg
ビタミンB2 0.12mg 0.09mg
ナイアシン 9.0mg 8.0mg

メカジキの方が脂質含有量が高く、エネルギー価も高くなっています。一方、マカジキはたんぱく質含有量が多く、赤身魚としての特徴がよく表れています。

 

両者ともビタミンB群が豊富で、特にナイアシンが多く含まれています。ナイアシンは、体内のエネルギー代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。

 

マカジキとメカジキの味わいと食べ方の違い

マカジキとメカジキは、味わいや食感、そして最適な調理法にも違いがあります。

 

マカジキの特徴。

  • 身の色:オレンジがかったピンク色
  • 味わい:淡白でさっぱりとした味
  • 食感:やや硬めでしっかりとした歯ごたえ
  • おすすめの調理法。
    1. 刺身
    2. 寿司ネタ
    3. ステーキ
    4. 照り焼き
    5. カルパッチョ

メカジキの特徴。

  • 身の色:白っぽい
  • 味わい:脂がのっていてコクがある
  • 食感:やわらかくジューシー
  • おすすめの調理法。
    1. ムニエル
    2. 照り焼き
    3. 味噌漬け
    4. バター焼き
    5. フライ

マカジキは赤身魚に近い特性を持ち、刺身や寿司ネタとして高級食材として扱われることが多いです。一方、メカジキは脂がのっているため、加熱調理に向いており、様々な料理に活用できます。

 

マカジキとメカジキの旬と入手方法

マカジキとメカジキは、旬の時期や入手方法にも違いがあります。

 

マカジキの旬。

  • 主な旬:夏から秋(7月〜10月頃)
  • 漁獲地域:主に太平洋側(千葉県や静岡県など)

メカジキの旬。

  • 主な旬:秋から冬(9月〜2月頃)
  • 漁獲地域:全国の沖合(特に三陸沖や伊豆諸島周辺)

マカジキは高級魚として扱われることが多く、一般のスーパーマーケットではあまり見かけません。主に寿司店や高級魚専門店で入手できます。

 

一方、メカジキは比較的入手しやすく、スーパーマーケットでも冷凍品を中心に年中見かけることができます。ただし、旬の時期には鮮魚として販売されることもあります。

 

マカジキとメカジキの持続可能な漁業と選び方

カジキ類は大型魚類であり、乱獲による資源の減少が懸念されています。持続可能な漁業と消費を心がけることが重要です。

 

持続可能な漁業の取り組み。

  1. 国際的な漁獲量管理
  2. 混獲(意図しない魚種の捕獲)の削減
  3. 産卵期や若魚の保護

消費者としての選び方。

  • MSC(海洋管理協議会)認証製品を選ぶ
  • 旬の時期に地元で獲れた魚を優先する
  • 過剰消費を避け、適量を購入する

マカジキとメカジキを選ぶ際のポイント。

  1. 鮮度:目が澄んでいて、えらが鮮やかな赤色であること
  2. 身の色:マカジキはピンク色、メカジキは白っぽい色が鮮やかであること
  3. 臭い:生臭さがなく、海の香りがすること
  4. 触感:弾力があり、指で押すとすぐに戻ること

これらのポイントを押さえて、質の良いカジキを選ぶことで、美味しく、かつ持続可能な消費につながります。

 

水産庁:カジキ類の資源状況と管理の取り組みについて詳しく解説しています。
以上、マカジキとメカジキの違いについて、分類や特徴、栄養価、味わい、調理法、旬や入手方法、さらには持続可能な漁業と選び方まで詳しく解説しました。両者にはそれぞれの特徴があり、用途や好みに応じて使い分けることができます。

 

カジキ料理を楽しむ際は、これらの違いを意識しながら、それぞれの魚の特性を活かした調理法を選んでみてください。また、持続可能な漁業に配慮した消費を心がけることで、将来にわたってカジキの美味しさを楽しむことができるでしょう。

 

最後に、カジキ料理の新しい楽しみ方として、マカジキとメカジキを使った食べ比べを提案します。同じ調理法で両者を用意し、味わいや食感の違いを直接比較してみるのも面白いかもしれません。例えば、刺身やカルパッチョ、あるいはステーキなどで食べ比べをすれば、それぞれの魚の特徴がより鮮明に感じられるはずです。

 

このような食べ比べを通じて、カジキの奥深さや多様性を楽しむことができ、より豊かな食生活につながるでしょう。マカジキとメカジキ、あなたはどちらがお気に入りになるでしょうか。ぜひ、両者の違いを楽しみながら、カジキ料理の新たな魅力を発見してみてください。