カンゾウ 若芽 食べ方 下処理 料理

カンゾウ 若芽 食べ方 下処理 料理

カンゾウ 食べ方 下処理 料理

カンゾウ調理の要点
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下処理は「洗って茹でる」が基本

アクが少なく、短時間の下茹でで食べやすくなります。切り方と加熱で食感が決まります。

🍲
汁物・和え物・炒め物で使い回せる

ネギに似た食感で、味噌汁やおひたし、肉野菜炒めまで応用範囲が広い食材です。

⚠️
「甘草(生薬)」と同名別物に注意

山菜のカンゾウ(ワスレグサ属)と、生薬の甘草(マメ科)は別物。健康情報は混同しないのが安全です。

カンゾウ 若芽 特徴 旬


春に「カンゾウ」として出回る若芽は、主にノカンゾウ(ワスレグサ属)の若芽として紹介されることが多く、近縁のヤブカンゾウ等も含めて「カンゾウ」「ワスレグサ」と呼ばれます。
若芽は細長い葉がV字っぽく立ち上がり、根元が白くてネギのように見えるのが特徴で、香り・苦み・エグミが強くなく扱いやすい素材です。
旬は地域差があるものの、概ね2月下旬~4月頃が中心とされ、フキノトウの時期と近い感覚で考えると見つけやすいです。

カンゾウ 下処理 茹でる ポイント

カンゾウの強みは、面倒なアク抜きを前提にしなくても「洗って茹でる」で料理に入れやすい点です。
下処理の基本は、①ボウルでザブザブ洗う(葉の間のゴミも落とす)→②沸騰湯で下茹で→③冷水で冷ます→④水気を切ってカット、という流れが失敗しにくいです。
茹で時間は流派が分かれますが、短時間で歯ごたえを残すやり方(サッと)も、3~5分しっかり茹でて馴染ませるやり方も紹介されています。ここは「どの料理に使うか」で決めるのが合理的です。
・おひたし/酢味噌和え:短めに茹でてシャキッと感を残すと、ネギ系の歯切れが引き立ちます。
・汁物/鍋:入れてから煮すぎないのがコツで、食感が残るところで火を止めると“春の青さ”が出ます。
・炒め物:下茹でしてから炒めると水分が飛びにくいので、逆に生のまま短時間で炒めて香りを立てる手もあります。

カンゾウ 料理 おひたし 和え物 汁物 炒め物

カンゾウは「ネギっぽい食感」なのに、ネギ特有の辛みが前に出にくいので、やさしい味付けでも成立しやすいです。料理にするときは、味を強くし過ぎず、出汁や発酵調味料で輪郭を作ると相性が良いです。
■定番で強い(迷ったらこれ)
・おひたし:下茹で→水気を切る→食べやすく切る→だし醤油+かつお節。少量の柑橘や生姜を足すと、甘みが締まります。


・酢味噌和え(ぬた):酢味噌の酸で青さが整い、カンゾウの“ほの甘さ”が立ちます。


■汁物で“主役”にする
・味噌汁:出汁が沸いたらカンゾウを入れてひと煮立ちで止め、味噌は最後。煮すぎないだけで食感が段違いになります。


・吸い物:上品に仕上げたい場合は下茹でしてから入れる、という考え方も紹介されています。


■炒め物で“ご飯のおかず”へ寄せる
・肉野菜炒めもやし等の水分が出る具と合わせると、カンゾウの歯ごたえが残りやすいです。にんにく・醤油・鶏ガラなど中華寄せも相性が良く、春の常備菜として成立します。


ここまでの方向性を踏まえると、カンゾウは「和:だし+発酵」「中:にんにく+鶏ガラ」「洋:オイル+塩」のどれにも寄せられます。まずは“おひたし→味噌汁→炒め物”の順で試すと、香りと食感の得意ゾーンが掴めます。


カンゾウ 保存 冷蔵 冷凍

入手したら、理想は到着日~翌日までに食べ切る設計にしつつ、余ったら冷凍で回すとロスが減ります。
冷蔵は乾燥が大敵なので、袋に入れて野菜室で立てて保存する、という考え方が紹介されています。
冷凍は2パターンあります。
・生のまま冷凍:洗って水気を取り、使いやすい幅に切って袋へ。使うときは凍ったまま汁物に入れると簡単です。
・下茹でして冷凍:短時間でさっと固めに茹でてから水気を絞り、袋へ。和え物に回しやすくなります。
冷凍ストックを作るなら、用途で切り幅を分けると便利です。


・汁物用:2~3cm(口に入れやすい)
・炒め物用:4~5cm(歯ごたえが残る)
・和え物用:3cm(味が絡みやすい)

カンゾウ つぼみ 金針菜 独自視点

独自視点として強調したいのは、「若芽だけで終わらせない」ことです。カンゾウは若芽が注目されがちですが、つぼみも食用になり、中国料理で使われる金針菜は(本来はホンカンゾウの)つぼみを蒸して乾燥させたもの、と説明されています。さらに、ノカンゾウやヤブカンゾウのつぼみも食べられる、という整理もあります。
料理の実務に落とすと、次の発想が使えます。


・つぼみは「アスパラ寄りの食感」を狙える:若芽が“ネギ寄り”なら、つぼみは“青菜+アスパラ”方向に寄せると組み立てやすいです。


・生のつぼみ→蒸す/茹でる→サラダ/炒め物:短時間で火を通して歯ごたえを残すと、素材の価値が出ます。


・乾燥(金針菜)を買う/自作するなら“戻し汁”も使う:乾物は香りが凝縮するので、戻し汁をスープに合わせると旨味の層が増えます。


注意点として、同じ「カンゾウ」でも、山菜のカンゾウ(ワスレグサ属)と、生薬の甘草(マメ科・カンゾウ属)は別物です。甘草のほうは、摂り過ぎで偽アルドステロン症などの副作用が起こり得ることが解説されているため、健康情報・摂取目安の話を山菜カンゾウに安易に当てはめないのが安全です。


参考:カンゾウ若芽の特徴・旬・下処理・保存・料理のポイント(おひたし、汁物、炒め物、冷凍の考え方)
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kanzo.html
参考:甘草(カンゾウ:生薬)の基本情報と、摂り過ぎによる偽アルドステロン症など副作用の注意点(山菜のカンゾウと別物である点の確認に有用)
https://www.zenyaku.co.jp/licoris/component/




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