保存食取らなくていいもの識別法と調理実務

保存食取らなくていいもの識別法と調理実務

保存食取らなくていいもの

保存食採取不要食材一覧
🌾
穀物・麺類

米・麦・うどん(乾)・スパゲティなど

🧂
調味料類

塩・砂糖・酢・みりん・醤油・味噌など

🥢
乾物・缶詰

わかめ・昆布・削り節・缶詰・レトルトパック

保存食取らなくていいもの調味料分類

保存食対象外となる調味料は常温保存可能な基本調味料が中心です。
参考)https://www.exseal.co.jp/blog/taxonomy-07/7012/

 

塩・砂糖・酢・みりん・しょうゆ・酒・ソース・みそ・こしょう等が該当し、これらは50g採取の必要がありません。
参考)https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/13/1306691_06.pdf

 

調味料の判断基準:

  • 常温保存できるもの → 採取不要
  • 要冷蔵保存するもの → 採取必要
  • 開封後要冷蔵のもの → 採取必要

コチュジャンや練りゴマなど、冷蔵保存が必要な調味料は保存食採取対象です。バターのような乳製品も同様に採取が必要となります。
参考)https://eichie.jp/questions/25388

 

保存食取らなくていいもの乾物範囲

乾物類では常温保存可能な乾燥食品が保存食採取不要の対象です。
対象となる乾物:

  • 海藻類: わかめ・昆布・のり
  • きのこ類: 干ししいたけ・きくらげ
  • 野菜類: 切り干し大根・かんぴょう
  • 豆類: 大豆・凍り豆腐
  • その他: ごま・春雨・削り節・削りかつお

ただし刻み海苔からのノロウイルス感染事例もあるため、リスク管理の観点から乾物でも保存食を採取する施設が増えています。
意外な対象外食材としてはるさめがあります。でんぷん系乾物は常温保存可能なため採取不要です。

保存食取らなくていいもの缶詰区分

缶詰・レトルト食品は気密性・遮光性を有する容器に密封されているため保存食採取が不要です。
採取不要の条件:

  • 🔒 完全密封されている
  • 🌑 遮光性がある容器
  • ♨️ 加圧加熱殺菌済み

具体例:

  • 缶詰類: みかん缶・ツナ缶・コーン缶
  • レトルトパウチ: カレールー・パスタソース
  • アルミパウチ: ツナパウチ・野菜ジュース

テープで巻いただけジッパー付き袋など不完全な密封状態では採取が必要です。

保存食取らなくていいもの穀物類

穀物・麺類では乾燥状態常温保存可能なものが保存食採取不要です。
参考)https://kyushoku-kaden.net/hozon/

 

対象穀物:

  • 🍚 米・麦・雑穀類
  • 🍝 うどん(乾)・そうめん・そば
  • 🍜 スパゲティ・マカロニ
  • 📦 アルファ化米

これらの食材は50g確保が困難食中毒リスクが低いため除外されています。
注意点として生麺茹で麺は要冷蔵のため保存食採取対象です。乾燥状態と加工状態で判断が変わります。

 

保存食取らなくていいもの実用判断法

保存食採取の要否判断には5つの実用基準があります。

 

判断基準:

  1. 保存方法: 常温OK → 不要、冷蔵必須 → 必要
  2. 容器状態: 完全密封 → 不要、開封済み → 必要
  3. 加工度: 高度加工品 → 不要、生鮮品 → 必要
  4. 採取量: 50g困難 → 不要、50g可能 → 必要
  5. リスク度: 低リスク → 不要、高リスク → 必要

グレーゾーン食材の対処法:

  • バター・マーガリン → 冷蔵保存のため採取必要
  • 個包装調味料 → 密封性により判断分かれる
  • 冷凍野菜 → 解凍後の状態で採取必要

自治体によって運用が異なるため、所属機関の衛生管理マニュアルを確認することが重要です。迷った場合は採取する方向で判断すれば安全です。
食材管理の効率化には正しい知識が不可欠ですが、食中毒防止という本来目的を忘れずに実践することが何より大切です。