越津ネギ 栽培 土寄せ 追肥 定植 時期

越津ネギ 栽培 土寄せ 追肥 定植 時期

越津ネギ 栽培

越津ネギ 栽培の全体像(失敗しない要点)
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時期は「苗→定植→土寄せ」の流れで決める

越津ねぎは青葉と軟白の両方を食べやすい中間種なので、軟白を伸ばす土寄せの回数とタイミングが出来を左右します。

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土寄せは小分け、追肥はセットで考える

一度に多く土寄せすると肥大が落ちやすいので、少しずつ複数回。追肥は前半に比重、最終土寄せは追肥しないのが基本です。

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病害虫は「湿りすぎ」と「混みすぎ」が合図

湿害に弱い性質を前提に、排水・株間・土寄せの高さを調整。葉の斑点や根元の異変は早めに切り分けて対処します。

越津ネギ 栽培 時期 定植 播種の考え方


越津ねぎは、白い部分が多い「太ねぎ」と緑の部分が多い「葉ねぎ」の性質を兼ね備えた中間種として栽培されてきた伝統野菜で、葉と軟白の両方を食用にできるのが大きな特徴です。
この「両方を食べる」前提があるため、栽培の時期決めは“収穫から逆算”だけでなく、「軟白を伸ばす土寄せ工程を何回入れるか」から組み立てると迷いにくくなります。
家庭菜園のカレンダーの例としては、春まき3月→定植7月→収穫11月〜翌年2月、秋まき9月→定植4月→収穫7〜10月といった提示があります。


ただし越津ねぎは旬(10〜3月)として扱われることが多く、冬どりを狙うなら「秋〜初冬に土寄せを複数回できる作型」を意識すると、越津ねぎらしい軟白と柔らかい葉を両立しやすいです。


参考)越津ねぎ

また、地域の紹介では尾張地域特産として、青ねぎと白ねぎの中間で緑部分も柔らかい、鍋料理や薬味など多用途とされています。


参考)越津ネギ|あま市公式ウェブサイト

料理で青葉も使い切る人ほど、定植後の生育前半(草体づくり)を丁寧にしておくと、土寄せで白を伸ばしても上部の葉が細りにくく、結果として歩留まりが良くなります。


越津ネギ 栽培 土寄せ 追肥の回数とコツ

根深ネギ(長ネギ系)の基本として、土寄せは4回に分けることで軟白部分を長くし、1〜3回目の土寄せ時に追肥を施す、という考え方が示されています。
同じく家庭菜園向けの手順では、植えつけ1か月後に第1回の追肥・土寄せ、その後1か月ごとに第2回、第3回を行い、最終の土寄せは収穫の30〜40日前に行い追肥はしない、という“型”が提示されています。
ここで重要なのが「一度に多くやらない」ことです。土寄せは一度に多く行うと肥大が悪くなりやすいので、適期に少しずつ行うべきだとされています。


さらに、土寄せのやり方として「葉の分岐部より上に土をかけない」注意もあり、分岐部に土が入ると傷みや病気の誘因になり得るため、越津ねぎの分けつ性(4〜5本になりやすい)を踏まえるほどこのポイントは効いてきます。


参考)ネギ

追肥は“いつ効かせるか”も大切で、追肥は生育の前期に重点を置いて草体を大きく育て、土寄せは後期に重点を置く、という整理がされています。


実務的には、追肥は「溝の肩(畝肩)に施して土と混ぜ、溝に落としながら土寄せする」ような手順が紹介されているので、肥料を株元に直撃させず根を焼きにくい形にすると安定します。


越津ネギ 栽培 土づくり pH 排水 通気性

ネギは過湿に弱いので、通気の悪い粘土質や水はけの悪い土地では栽培を避けるか、堆肥を施して通気性を良くする、という注意が示されています。
また、好適土壌pHは6.0〜6.5程度で、酸性に弱いので苦土石灰などで調整する、と家庭菜園向けに明記されています。
越津ねぎは分けつ性が高く株が込みやすい性格なので、排水と通気が悪いと「地際が蒸れる→根が弱る→生育が止まる」という流れが起きやすいです。


定植の際に、通気性を良くするために植付け時にわらや腐葉土を入れる、という具体策もあるため、家庭菜園ではまずこの“空気の通り道”づくりがコスパの高い対策になります。

加えて、畝幅は70〜90cm程度が紹介されており、土寄せの作業スペースを確保する意味でも、越津ねぎのように土寄せ回数が効く作型では「畝を広めに取る」ほうが後半の作業が楽になります。

越津ネギ 栽培 病害虫 防除 さび病 アザミウマ

ネギ栽培では、アザミウマ類の吸汁害が見られるときや、5〜6月にさび病斑(橙色の斑点)が発生する場合は、農薬使用基準を守って防除する、という案内があります。
この「いつ・何が出やすいか」が書いてあるだけでも、家庭菜園では“葉の異変に気づく目安”になり、越津ねぎのように葉も食べるタイプでは品質の差に直結します。
また、ネギは湿害に弱いという前提があるため、病害虫対策でも薬剤以前に「排水」と「土寄せの入れ方」が予防として効きやすいです。

特に土寄せを一度に多くやらず、葉の分岐部より上に土をかけないという基本を守ると、傷口や蒸れが減り、結果として二次的なトラブルが起きにくくなります。

病害虫の兆候が出たら、まずは(1)株元が過湿になっていないか、(2)株が込みすぎて風が抜けないか、(3)土寄せで分岐部に土が入っていないか、の順に見直すと原因を切り分けやすいです。


越津ネギ 栽培 分けつ 青葉 料理 使い切り(独自視点)

越津ねぎは分けつ性が高く、分けつが4〜5本になり、葉と軟白とも食用にでき、葉の色はやや淡く柔らかい、と特徴づけられています。
この性格は栽培面では「株が太りやすい」より「株が増えて込みやすい」に働きやすいので、家庭菜園では“1本を極太にする”より“本数を活かして小分けに使う”設計のほうが満足度が上がります。
意外に効くのが、収穫の考え方を「全部掘り上げ」ではなく「必要な分だけ掘り出して収穫」に寄せることです。必要な分だけ収穫する方法が紹介されており、これを越津ねぎに当てはめると、株を残しておく間に土寄せの効果が進み、軟白の長さと青葉の柔らかさを両立しやすくなります。


料理する人向けの使い切りとしては、軟白は火を入れる鍋・煮物、青葉は刻んで薬味や香り出しに回すとロスが減り、越津ねぎが「葉・茎の両部分を食べる独自の食文化を生んだ」という豆知識とも相性が良いです。


さらに、土寄せと追肥を“料理目線”で管理すると、例えば「来月は鍋で白い部分を多めに使いたい→今月は土寄せを優先」「薬味が欲しい→追肥で葉量を確保」のように、畑の作業が献立に直結してブレにくくなります。

【参考リンク(越津ねぎの歴史・特徴・旬・豆知識の確認に有用)】
愛知県「あいちの伝統野菜:越津ねぎ」
【参考リンク(ネギ栽培の手順:追肥・土寄せ回数、最終土寄せ、収穫の目安が具体的)】
JA西春日井 家庭菜園「ネギ」
【参考リンク(pH、土寄せの注意、アザミウマ・さび病の目安など家庭菜園の基本が整理)】
JAあいち尾東 家庭菜園「ネギ 栽培方法」




野菜の種 ネギ 越津ねぎ